シャンデラ わざ構成論
ほのおポケモンの弱さはなによりタイプの弱さと言っても過言ではないのですが、その分、能力値で優遇されていたりもしますので、使い方によってはかなりの実力を発揮してくれるはず。
特にこのシャンデラは、とくこう種族値145と、伝説系を除けば圧倒的最高値を誇ります(次点は135のフーディン、ウルガモス、ポリゴンZ)。
この高い種族値を活かして何かできないか考えてみます。
特にこのシャンデラは、とくこう種族値145と、伝説系を除けば圧倒的最高値を誇ります(次点は135のフーディン、ウルガモス、ポリゴンZ)。
この高い種族値を活かして何かできないか考えてみます。
基本わざの検討
シャンデラが覚えられる特殊わざのタイプは、
の4種類。
(【はかいこうせん】を計算に入れるなら「ノーマル」も)
(【はかいこうせん】を計算に入れるなら「ノーマル」も)
それぞれ、属性は以下のようになります。
ノ | 闘 | 飛 | 毒 | 地 | 岩 | 虫 | ゴ | 鋼 | 炎 | 水 | 草 | 電 | エ | 氷 | 竜 | 悪 | |
ほのお | ▲ | ○ | ○ | ▲ | ▲ | ○ | ○ | ▲ | |||||||||
ゴースト | × | ○ | ▲ | ○ | ▲ | ||||||||||||
エスパー | ○ | ○ | ▲ | ▲ | × | ||||||||||||
くさ | ▲ | ▲ | ○ | ○ | ▲ | ▲ | ▲ | ○ | ▲ | ▲ |
仮にフルアタでこれらを全て搭載したとしても、攻撃がほとんど通らない「あく」「ドラゴン」に加え、同族の「ほのお」に対しても厳しい戦いを強いられそうです。
補助わざの検討
そこで、補助的なわざを入れるか否かを検討することになります。
シャンデラの強みは、そのとくこうもさることながら、意外にバカにできない守備の堅さにあります。
なので、一発は相手の攻撃を耐える事を前提にしてわざを組むのも面白いのではないでしょうか。
シャンデラの強みは、そのとくこうもさることながら、意外にバカにできない守備の堅さにあります。
なので、一発は相手の攻撃を耐える事を前提にしてわざを組むのも面白いのではないでしょうか。
とくに、相手の攻撃を止めるための【あやしいひかり】や【ちいさくなる】はおもしろい選択です。
あるいは、サーナイトなどと同じように、【めいそう】を積むことも考えられますが、同じ積むなら【とける】でぼうぎょを硬くした方が、昨今の戦線を生き残れるのではないでしょうか。
あるいは、ぼうぎょを硬くすることと攻撃面での補助を一手に担う【おにび】戦略もアリかとは思いますが、シャンデラにはもったいないかもしれません。
あるいは、サーナイトなどと同じように、【めいそう】を積むことも考えられますが、同じ積むなら【とける】でぼうぎょを硬くした方が、昨今の戦線を生き残れるのではないでしょうか。
あるいは、ぼうぎょを硬くすることと攻撃面での補助を一手に担う【おにび】戦略もアリかとは思いますが、シャンデラにはもったいないかもしれません。
めざめるパワーの検討
仮にシャンデラに【めざめるパワー】を覚えさせるならば、どういうわざ構成でどういうタイプにすべきか。
できればタイプ一致の【かえんほうしゃ】【シャドーボール】は残したい。
さらに、自身の苦手タイプのうち、「じめん」「いわ」「みず」に対処できる【エナジーボール】も捨てがたい……その上で、対処できないポケモンは何か。
やはり「あく」を意識したいところです。
それならば、候補は「かくとう」「むし」のどちらか。
「むし」がなくて困る場面よりも、「かくとう」がなくて困る場面の方が多そうなので「かくとう」が第一候補。ドラゴンポケモンと組み合わせて、こおり対策の意味で使っている場合にも効果を発揮します。
あるいは、ドラゴン意識の「こおり」も無くはない。
さらに、自身の苦手タイプのうち、「じめん」「いわ」「みず」に対処できる【エナジーボール】も捨てがたい……その上で、対処できないポケモンは何か。
やはり「あく」を意識したいところです。
それならば、候補は「かくとう」「むし」のどちらか。
「むし」がなくて困る場面よりも、「かくとう」がなくて困る場面の方が多そうなので「かくとう」が第一候補。ドラゴンポケモンと組み合わせて、こおり対策の意味で使っている場合にも効果を発揮します。
あるいは、ドラゴン意識の「こおり」も無くはない。
わざ構成・最終回答1(フルアタ)
わざ名 | タイプ・分類 | いりょく | 命中 | PP | 効果 |
かえんほうしゃ | ほのお・特殊 | 95(142) | 100 | 10 | 10%でやけど |
シャドーボール | ゴースト・特殊 | 80(120) | 100 | 10 | 20%でとくぼう↓ |
エナジーボール | くさ・特殊 | 80 | 100 | 10 | 10%でとくぼう↓ |
めざめるパワー | かくとう・特殊 | 70 | 100 | 15 | - |
下の3つは確定で構わないと思いますが、「しろいハーブ」を持たせるのならば、【かえんほうしゃ】を【オーバーヒート】に。
【めざパ】を拘らないのであれば【サイコキネシス】か【はかいこうせん】となるが、サイコキネシスが必要となる場面はそう多くないと思われる。ただ、はかいこうせんの命中率90が意外にネック、となればやはりサイコキネシスに軍配があがるだろう。
しかしながら、対処できない相手が多いため、基本的にフルアタには向かないような気もします。
【めざパ】を拘らないのであれば【サイコキネシス】か【はかいこうせん】となるが、サイコキネシスが必要となる場面はそう多くないと思われる。ただ、はかいこうせんの命中率90が意外にネック、となればやはりサイコキネシスに軍配があがるだろう。
しかしながら、対処できない相手が多いため、基本的にフルアタには向かないような気もします。
わざ構成・最終回答2(補助型)
わざ名 | タイプ・分類 | いりょく | 命中 | PP | 効果 |
かえんほうしゃ | ほのお・特殊 | 95(142) | 100 | 10 | 10%でやけど |
シャドーボール | ゴースト・特殊 | 80(120) | 100 | 10 | 20%でとくぼう↓ |
エナジーボール | くさ・特殊 | 80 | 100 | 10 | 10%でとくぼう↓ |
ちいさくなる | ノーマル・特殊 | - | 100 | 20 | 回避率↑↑ |
【ちいさくなる】をひとつ積むと、命中率は60%になります。ふたつ積めば43%ですが、ひとつで充分でしょう。
ただし確率は怖いモノで、当たる時は当たるので注意は必要。
【ちいさくなる】を外して【あやしいひかり】(混乱状態は50%で自身を攻撃)を入れる手もあります。
ちなみに【エナジーボール】を外して【あやしいひかり】を入れるとそうとう相手にとっては迷惑ですが(キマれば命中率は最大でも30%)、シャンデラのとくこうでそこまで環境を整えるのはちょっと勿体無いですし、【エナジーボール】を外してしまうデメリットの方が大きいと思います。
なお、【ちいさくなる】と【あやしいひかり】では、確実性の面から【ちいさくなる】を選択していますが、お好みで。
ただし確率は怖いモノで、当たる時は当たるので注意は必要。
【ちいさくなる】を外して【あやしいひかり】(混乱状態は50%で自身を攻撃)を入れる手もあります。
ちなみに【エナジーボール】を外して【あやしいひかり】を入れるとそうとう相手にとっては迷惑ですが(キマれば命中率は最大でも30%)、シャンデラのとくこうでそこまで環境を整えるのはちょっと勿体無いですし、【エナジーボール】を外してしまうデメリットの方が大きいと思います。
なお、【ちいさくなる】と【あやしいひかり】では、確実性の面から【ちいさくなる】を選択していますが、お好みで。
わざ構成・最終回答3(瞑想型)
わざ名 | タイプ・分類 | いりょく | 命中 | PP | 効果 |
かえんほうしゃ | ほのお・特殊 | 95(142) | 100 | 10 | 10%でやけど |
シャドーボール | ゴースト・特殊 | 80(120) | 100 | 10 | 20%でとくぼう↓ |
エナジーボール | くさ・特殊 | 80 | 100 | 10 | 10%でとくぼう↓ |
めいそう | エスパー・特殊 | - | 100 | 20 | とくこう↑とくぼう↑ |
おおむねサーナイトと似た使い方になろうかと思いますが、サーナイトと違って物理防御力に優れている(サーナイト65、シャンデラ90)ため、むしろ安定した運用ができると考えられます。
1回積む事ができればそれぞれのわざの威力の格差が広がるので、あえて【エナジーボール】を外し、【あやしいひかり】などで牽制することも考えられますが、基本的にそこまで環境を整えてやる必要のないポケモンだと思います
(2ターンもあれば、まず「こうかばつぐん」のわざを浴びているようなポケモンです)
1回積む事ができればそれぞれのわざの威力の格差が広がるので、あえて【エナジーボール】を外し、【あやしいひかり】などで牽制することも考えられますが、基本的にそこまで環境を整えてやる必要のないポケモンだと思います
(2ターンもあれば、まず「こうかばつぐん」のわざを浴びているようなポケモンです)
能力論
フルアタを選択するにしても、耐久力がありますから、それほど先手に拘る必要はないのかもしれません。適度なスピードを保ちつつ、まずはとくこうを優先し、あとは最大耐久力となるようHP、とくぼう、ぼうぎょに振れば良いのではないか。
(HP=ぼうぎょとなる時が最大耐久力となると言われています。)
瞑想型で運用するのであれば、物理防御力を気にしつつ、とくこうにもある程度振っておく、といった運用が求められます(全振りである必要性についてはどうでしょうか。)
(HP=ぼうぎょとなる時が最大耐久力となると言われています。)
瞑想型で運用するのであれば、物理防御力を気にしつつ、とくこうにもある程度振っておく、といった運用が求められます(全振りである必要性についてはどうでしょうか。)
持ち物
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