【名前】山摩 蛇太郎(しま・ちかげ)
【性別】男
【年齢】50歳
【性格】
淡々としていて、何事にも取り乱さない冷徹な観察者。
だが、内心では「世界が壊れる様」を誰より楽しんでいる皮肉屋。
理屈と合理性を重んじ、感情論を極端に嫌う。自他ともにドライ。
【容姿】
黒髪混じりのグレイヘア。眼鏡をかけた痩身の長身。
スーツのようでいて僧衣にも見える独特の和洋折衷の服装。
右手には常に「万年筆型のナイフ」を携帯。目は細く、決して笑わない。
【神禍】《壊理の観測者(かいりのかんそくしゃ)》
思想・信念:「世界は既に壊れている。ならばそれを記述することで救済せよ」
能力:
■「現象」を観測・記述することで、それを物理・因果・概念として保存・再現・改変できる。
■戦闘中に見た相手の行動・能力・感情などを筆記具で記すと、それを“凍結”できる(=一時的に使わせない)。
■逆に「壊れた」ものを書き直すことで**再構成(リペア)**も可能。
■ただし、自分の記述が“真実とズレている”と判定されると、観測者としての資格を一時喪失し、能力が封じられる。
【詳細設定】
かつては災害記録官・戦地観測者として、あらゆる地獄を文章に残してきた男。
目の前の死よりも「記録を誤ること」の方が重大だと思っており、殺人も戦争も客観的に“現象”と見なしている。
彼が残した記録は“聖典”として扱われる一方、彼自身は“何も救えなかった記述者”として恐れられている。
最終更新:2025年06月13日 03:18