【名前】 賀月 京姫(がげつ きょうき)
【性別】女
【年齢】18
【性格】
快活で人の言うことを理解し、頭の回転も速い(理解したからと言って従うかは別)。好きなものの前ではのほほんとする一面も。
人間大好き。害意や敵意にはとても敏感。
外交的かつ活発。好きなものは好き、きっぱりとしている性格。
下述の出来事から「逃亡・気配を消すこと、人の視界の外に紛れること」を得意としており、その素早い動きで凍結が起きる数年もの間、警察から逃げ仰せていた。
【容姿】日本人。159cm。戦闘時は体勢を低く構え、武器を逆手に持つ。肩まで伸びた黒髪に、ところどころ赤いメッシュが入っている。
トレンチコートに学校指定のオレンジ色の制服と黒のスカート。実際に通っている制服ではなく、独自のルートから頂戴したもの。
【神禍】
『皆に宿る、命の水(ヴィータ・サングィス)』
思想:血をください。暖かい、あなたの血を。
血液に愛された少女。
災厄の中に生まれた地獄の花。
あなたも同じだよ。私も同じだよ。
あなたの血も、私と同じものだから。
無尽蔵の血液を持ち、その血液を操作する。
体外・体内問わず血液を操作し、武器のみならず構造を知っているものならば精製可能。お気に入りはナイフと、血液を操ったワイヤーアクション。
全力を出せば文字通り『血の海』を作ることも可能。全ての足場が彼女の掌の上となる。
他者の血液を摂取すれば、「己の血となった」と解釈され他者の血液も操作でき、血液感染なども防ぐことができる。しかし、自己の血液と比べると操作精度は落ちる。
誰にでも流れる赤い血。
彼女は、全てを均等に愛す。
だって、血が流れているから。
それならば、私と同じだから。
───笑顔で他者を害す、愛の女。
【詳細設定】
人類を滅亡に導いた黎明の十二体。
かつての空を取り戻すべく結成された四人の『空の勇者』たち。
───とは全く関係がない、自然に生まれた"異常"。
ごく普通の家庭に生まれた、"災禍"。
世界の命運とは関係がない、"人間"。
生まれた家庭は、普通だった。
父は優しく時に厳しく、母は強く優しかった。
そこで生まれた少女は、ただの普通の少女だった。
齢六歳となり、蝶よ花よと愛でられて育った彼女は傷ひとつなく。その日初めて、走った末に転倒し傷を作った。
膝に出来た傷。垂れる血液。鮮やかなで、不気味なほど美しいそれを、少女は指で撫で取った。
ああ。これは、なんて───綺麗なんだろう。
その時から、彼女は赤色を好むようになった。
ランドセルの赤。クレヨンの赤。赤い靴。彼女は赤に囚われた。
しかしいずれ傷は塞がる。血は固まり黒く変色し、瘡蓋となり皮膚が形成される。
彼女はそれが残念だった。あんなに美しいのに、綺麗なのに、肌の下に隠れてしまう。それが不思議だった。
彼女は、とある日母に聞いた。
『ねえ、なんで赤は綺麗なのに隠れるの?』
───大事なものだからかなあ。大事なものほど、隠しとくものよ。
『なんで大事なの?』
───みんな、同じものが流れているからよ。だから、溢さないように、分け与えられるように大切に隠しているの。
少女は、十二の夏。初めて出来た恋人を、刺殺した。六年の内に溜め込んだ『赤』への羨望が、ついに溢れてしまった。
発見時には、致死量の血がばら撒かれた凄惨な教室が広がっていたという。血染めの彼女と共に。
未成年故に実名報道されなかったその事件。あまりにも猟奇的故に捜査の開始が遅れ、彼女は捜査の手を逃れ街を彷徨っていた。
赤が好きなの。血が綺麗なの。あなたにも血が流れているなら、あなたの綺麗を見せて欲しいの。
ある時は無害な少女を装い。ある時は家出少女を装い。ある時は無害な成人を装い。ある時は同性の友達を装い。
人気のない場所に連れ込んで、血を浴びる。
地表が凍結に包まれると、彼女の行動は更に悪化した。
寒くて、寒くて、寒くて。
少女一人というのは、あまりにも環境に適していた。庇護してくれる。襲ってくれる。理由は何であれ、関わってくれる。
その悉くを、血の雨にした。
首筋から溢れ出る、命の雨。
───あったかいねえ。
笑顔で。彼女は、命の温もりを噛み締める。
最終更新:2025年06月17日 00:37