【名前】
安田 錦(やすだ きん)
【性別】
女
【年齢】
107歳
【性格】
穏やかで慈悲深い老婆。家族や周囲の人間を愛し、周囲からも愛された女性
性格が現れた穏やかで心優しい言葉使いをする
【容姿】
153cm・60kg 車椅子に乗っている小太りの白髪の老婆。分厚い木綿のどてらを着ている
【神禍】
救いを運ぶ神禍の車輪(ジャガーノート)
思想、信念
皆んなを苦しみから救いたい
自身の身体を『殺戮の為に特化した姿』に変える神禍
車椅子を取り込んで変身して、下半身が車椅子、上半身は巨大な人型という鋼の異形の姿に変貌する。
車椅子の下半身は、時速四百キロで未舗装の地面を走り抜け、障害物を走破し、壁や天井すら走行する。
鋼の身体は対物ライフルすら弾き、腕の一振りで鋼板に穴を開ける。
十指の先は銃口となっていて、禍者の体ですら簡単に貫く弾丸を乱れ撃ってくる。
【詳細設定】
三世代家族で、孫を溺愛しながら穏やかな老後を送っていた老婆。
孫の成長を見守る事を何よりも幸福としていた日々は、全球凍結により呆気なく終焉を迎える。
寒波と治安の悪化により、金は娘夫婦を喪い、孫と二人だけで困窮する事となる。
救いの無い絶望の中で、絶望した金は、孫をこれ以上苦しめない為に、己の手に掛けてしまう。
心身共にはりさける慟哭と悲痛の最中、金の神禍が発現する。
殺戮の神禍を発現させ、異形の姿へと変貌した事を、金は己に対する罪と捉え、寒さと飢えに苦しむ人たちに死という救いを齎す事こそが、己に課さられた贖罪と思い込む。
かくして金は、異形の姿で日本各地を巡り、出逢ったもの全てを殺し尽くす、殺戮の遍路へと出発した。
バトルロワイアルに於けるスタンスは、世界が元通りになり、死者が蘇るのならば、おのれが殺した人達も、娘夫婦も、孫も蘇って、穏やかな世界では過ごせると肯定的。
但し、罪深い己は救いを受ける資格は無いと考えている。
救いを託すに足る人物が居れば、その人物の為に死ぬ事も厭わない。
最終更新:2025年06月17日 00:38