【名前】桐谷 隼人(きりたに はやと)
【性別】男
【年齢】19
【性格】口数は少ないが面倒見が良く、責任感が強い。感情を表に出すのが苦手で、すももとの距離感に悩んでいる。
【容姿】黒髪を無造作に伸ばした痩身の青年。擦り切れた茶色のコートを羽織り、常に警戒するような鋭い目つきをしている。
【神禍】「雉も鳴かずば撃たれまい(サイレント・ガーディアン)」
思想: 花園すももを守る
花園すももによって付与された神禍。
自身の存在感を希薄化し、敵に発見されにくくする隠密能力。
気配を完全に消し、視覚的にも認識されにくくなる。
しかし能力使用中は発声や積極的な行動が制限され、緊急時のコミュニケーションが困難になる。
隼人は本来、神禍を有していない無能力者だった。
そのため隼人が扱う神禍と彼の思想には因果関係が存在しない。
【詳細設定】
元は都内の工業高校に通う平凡な学生だったが、全球凍結の際に家族を失い、生き延びるために盗みに手を染めるようになった青年。
ある日、廃墟で一人缶詰を食べていた幼いすももに出会い、彼女の無防備さに危機感を覚えて保護することを決めた。
当初は一時的なつもりだったが、すももから能力を付与されたことで二人の関係は固定化されることとなる。
文明崩壊後の終末世界とはいえ、隼人は自分が犯罪に手を染めたという負い目を抱えている。
すももに対しても「守ってやっている」という意識と「利用している」という罪悪感の間で揺れ動いている。
能力使用中は発言できないため、すももとの意思疎通が困難になることを密かに苦痛に感じているが、彼女の安全のためには必要だと割り切っている。
表面上は淡々とした関係を維持しているものの、すももが本当に自分を必要としているのか、それとも単に便利だから一緒にいるのか、答えの出ない問いを抱え続けている。
最終更新:2025年06月17日 00:41