【名前】橋黒味代(はしぐろ みよ)
【性別】女
【年齢】26
【性格】
良妻を絵に描いた人。
温厚で笑顔を絶やさず、人の嫌がるような事を代わりに進んでやる献身もある。
ここまで書くと無害な善人に見えるが、愛した相手を自らの神禍で食べる事を極上の喜びとしており、相手への献身や施しも、全ては食べた時の味を高めるためである。
家事はだいたいできるが特に料理が上手く、食材を活かしどれ程美味しく作れるかを楽しみにしている。
【容姿】
フワフワしたグレーのロングヘア、極寒には似合わず栄養状態のよさそうな血色のいい肌と肉付きのいい身体、いつも穏やかな笑顔を絶やさない。
首から足元まで隠れるブラウンロングコートと厚手のベージュのマフラー、白いイヤーマフ。
一見すると、悪意や憎しみとは無縁のように見える。
【神禍】
『愛の呼ぶ方へ(ラヴァーブル・フィースト)』
思想:愛した人を最期まで味わいたい。共にいたい。自分の全てで相手を感じたい
自分の身体の任意の場所に強い吸引力を持った口を生み出す。
口の大きさは自由自在。
毒、危険物、銃火器などの兵器も食べることができる。(あまりおいしくないらしい)
満腹になることはめったにないらしく、神禍を使う本人はいつも腹を空かせている。
【詳細設定】
元々は日本の集落にある地主の娘だった。
極寒で食料の確保もままならない村の中では最も豊かだった食事を日々食べていたが、幼い頃の彼女は食事では埋まらない『飢え』を常に感じていた。
やがて成長し、見合いの相手が決められていたのを、当時幼馴染だった男と駆け落ちする。
彼が味代の最初に愛した男であり、同時に最初に食べた人間の男だった。男を食べた時、永く感じていた『飢え』がようやく満たされる充足感を感じた。
その後は各地を転々としては様々な男と恋をし、共に暮らし、愛し合った末に彼らを食べた。
そうすることで彼女の空腹は満たされる。空腹になるとまた次の恋人を探し、食べる。
氷で覆われた世界で生きることは大変だが、外面の良さがあり、初めて会った人を信じ込ませ取り入るのが上手い。
最終更新:2025年06月01日 15:21