【名前】シンシア・ハイドレンジア
【性別】女
【年齢】29
【性格】他人から見た印象は、善良さがあり、冷静で話の通じそうに思える、自分の神禍に悩む女性。
実際の内面は、自分の悪行を神禍のせいにして責任から逃れており、反省も本気ですることはなく現状を追認している。
【容姿】"指示書"の影響で常に喪服のように黒一色の服を着ている。黒縁の眼鏡をかけた知的そうな印象を持つ、アイルランド系の黒髪の女性。
達成するべき"指示書"を保管し確認するための名刺入れを常に身につけている。
【神禍】
『誰かの指示書(ブランクディレクティブ)』
思想:他責思考
被害者でいたい。誰かのせいにしたい。指示されたからやったという理由が欲しい。

不定期にどこからともなく出現する紙片"指示書"に書かれた指示を実行する時、自分の身体能力を強化する。
シンシアが指示を達成できたと認識すると、"指示書"は消失する。

"指示書"の内容は平易なもの(特定の食べ物を食べる、特定の動作をするなど)から、解釈を必要とするもの(例えば、朝と昼の区切りを探す、木星とカエルの共通点を30個見つけるなど)、倫理に反するもの(例えば次に出会った髪の長い人物を殺害する、など)、自傷的なもの(例えば左腕に7本針を刺す、など)まで、全くランダムで法則性のないような指示として来る。

彼女が黒い服を着ているのは、"指示書"「黒一色で身を飾る」を達成するため。
目の色が黒よりはブラウンに近いため達成できていないと判断しているので、黒いカラーコンタクトを探している。
目を潰しても達成できそうだと認識しているが、それは最後の手段にしようと思っている。

本来"指示書"の指示を無視してもペナルティはないが、シンシアは口では不満を言いつつも必ず忠実に実行する。
指示を解釈することはあるが、意図的な曲解はしない。
この指示に従ったから、5年間生き続けているのだから。

【詳細設定】
シンシアは全球凍結前、核戦争を想定した大型シェルターを販売していた企業の従業員だった。
カリスマ経営者に憧れ入社したシンシアは、繁忙の中でも良く働き優秀さを認められていた。

シンシアが全球凍結の初期を生き延びることが出来たのは、会社がモデルケースとして作成していた大規模シェルターに入ることが出来たからだった。
しかし、氷河期の到来など想定していないシェルターは、神禍の発言と共に不安定さを増していく。

強力な神禍を発現した経営者はシェルターの安定のために圧政を敷き、シンシアは忠臣として振る舞った。
──"指示書"がそう命じた。

やがて経営者はシェルターの安定を乱す人物を追放、或いは殺すようになる。シンシアもそれを手伝った。
──"指示書"だってそう命じた。

破綻しゆくシェルターの中で、シンシアは経営者を殺し、残された物資を奪ってシェルターから逃げた。
──"指示書"がそう命じたんだ。

凍った世界で、シンシアはある時は他の生存者と協力し、ある時は殺し、ある時は略奪し、ある時は裏切り生き延びる。
──"指示書"がそのように命じたからだ。
──"指示書"が、こんな惨劇を命じたからだ。
──だから、一番悪いのは私じゃない。


なお、"指示書"の指示は一見完全なランダムに見えるようなものだが、実際には決定的な場面では必ず深層心理で"純粋に利己的に考えれば得な決断"と判断した内容を命じる。
シンシア自身も、それに気づいてはいない。

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最終更新:2025年06月01日 15:21