【名前】ゴグマゴグ
【性別】男
【年齢】20歳前後(正確な年齢は不明)
【性格】常に無表情で淡々とした口調。感情は存在するが、社会的な共感や倫理観を持たない。「人を傷つけてはいけない」という概念を理解していない。それゆえ、残酷な行為すら子どものような純粋さで実行する。美しいもの、面白いものには目を輝かせるが、それが他者にとっての地獄であっても罪悪感はない。
【容姿】白い肌に銀灰色の髪。左右非対称のオッドアイ(片目は金、片目は黒曜)。無機質な表情が常で、衣服は古びたマジシャン風のローブをまとい、首元には壊れた懐中時計を提げている。
【神禍】『幻滅する手品師(ディスイリュージョニスト)』思想:「現実はつまらない。だから面白くしてみせる」視界内の物体・生物の因果律を“トリック”として改変し、虚構の現象を現実に変える魔術(マジック)。例えば「この鳩は帽子から出てくる」「この人間は真っ二つになっても生きている」など、観客(=対象)が信じれば信じるほど、現実に成立する。ただし、信じられなければ成立しない。また、一度でも“種明かし”されるとそのマジックは二度と使えなくなる。

【詳細設定】元は旅芸人の一座で生まれ育ったが、幼少期に座長を含む大人たち全員が虐殺された事件に遭遇。笑顔のまま動かなくなった死体を見て「人は簡単に消える」と知った。以後、彼は「このつまらない現実」をマジックで塗り替えることに固執するようになる。残酷なイリュージョンの中で人が死んでも、それが面白く美しければそれでいい、という歪な純粋さを持つ。
ゴグマゴグは、荒廃した世界を「退屈で失敗した舞台劇」と捉え、それを自らのマジックで塗り替えることを使命としている。食料も寝床も彼にとっては“舞台装置”でしかなく、生存よりも「演出」としての生死のほうに強く興味を示す。戦闘では相手の理解を逆手に取った“嘘の奇跡”を現実に変えながら愉悦を覚える。

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最終更新:2025年06月01日 15:24