【名前】エイリネ・ソムナ
【性別】女
【年齢】44
【性格】物静かで、常に笑顔を浮かべている。自らのことを率先して語ることは少なく、他人の話を聞いて共感する側にまわることが多い。
【容姿】防寒用の貫頭衣を着込んだ、茶髪で細身の薄幸そうな女性。
涙の跡が顔にはっきりと残り、拭いても拭いても決して消えない。
【神禍】『いつか聞いた子守唄(グレイス・ララバイ)』
思想:終わった世界で苦しみながら生き続けるより、安らぎのまま死を迎えるべき
彼女の声を聞くと徐々に心が安らぎ、闘争心が収まってくる。
母親の子守唄を彷彿とさせるその響きは、やがて眠気を呼び寄せる。
そして眠りについたものが命を落とした時、夢の景色がエイリネの脳裏に記憶される。
今は極寒の世界。備えもないままに深き眠りに落ちた人間がどのような運命をたどるのかは、推して知るべし。
彼女の神禍によって眠りに落ちた者は、善き夢に包まれ、安らいだ表情のまま凍り付いて終焉を迎えるのだ。
【詳細設定】
辺境の田舎村にも、地球寒冷化現象と神禍による災いは押し寄せた。
家族ぐるみの付き合いをしていた村で、いつしか村人同士での諍いが絶えなくなった。
夫も息子も別人のように荒れ果てて、毎日のように誰かと争い、身体を傷付けていた。
エイリネのまわりでも、苦悶の表情を浮かべて命を落とした人は少なくなかった。
希望のない世界に絶望した彼女は、せめて来世は幸福を掴めるようにと、最愛の息子と夫を永遠に覚めない夢へと送った。
父、母、親友、隣人。生きることに疲れた人々を、彼女は来世へ旅立たせていった。
村人たちは安らいだ笑顔を浮かべて永遠の眠りにつき、彼らの最期の表情に応えるように、エイリネもまた涙を流しながら笑顔を浮かべた。
いつしか、この地獄のような世界で苦しむ人々を、笑顔で眠りに付かせることこそが、自らの使命なのだと思うようになった。
知己はみな死に絶えたが、彼女は独り人々を決して覚めない夢へと導いている。
最終更新:2025年06月02日 15:10