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【名前】大川 陽介(おおかわ ようすけ)
【性別】男
【年齢】26歳
【性格】粗暴で無遠慮。口が悪く喧嘩腰だが、実は情が深く、特に「弱い立場の人間」にだけは妙に優しい。
【容姿】短く刈った黒髪に、煤けたジャケットと鉄製の防寒肩当てを身に着けている。小柄ながら筋肉質な体格で、常に鉄パイプを携行。顔にはいくつかの古傷。口元には未だ治りきらない凍傷痕が残る。

【神禍】
『拒絶する掌(レジスト・マニュアル)』
思想:誰にも奪われたくない。だったら全部、突き返してやる。

近接斥力操作能力。
触れた対象に一瞬だけ強力な反発力を付与し、吹き飛ばすことができる。
また、一定距離内の物体や攻撃を、掌を向けることで「拒絶」するように弾き返す。
強い「拒絶の意思」が能力の起点であるため、感情が揺らぐと精度が落ちる。意図的な防御・攻撃には優れるが、不意打ちや精神動揺に弱い。

【詳細設定】
全球凍結以前の陽介は、ただのどこにでもいる貧乏学生だった。
弁当屋と引っ越しバイトを掛け持ちし、母と弟を養っていた。
だが、冬の訪れとともに世界は変わり、数日の間に母はあっけなく命を落とした。

全球凍結から半年後。
避難先のビルで、弟が食料を巡る争いに巻き込まれ、仲間だと思っていた男に殺された。
その瞬間、陽介は全てを「拒絶したい」と強く願った。
悲しみも、奪う者も、弱さも──全部だ。
誰にも奪わせない、誰にも近づかせない。彼の神禍はその「強すぎる拒絶」によって芽吹いた。

絶望に沈む暇もないまま、生きるために暴力の世界へと堕ちた陽介は、やがて「爆走仁義"赫焔會(かくえんかい)"」という暴走族集団を組織する。
バイクを運転する才能があったようだ。
食料と燃料を奪い、反抗する者は殺す。そんな地獄のような日々の中で彼は、ただひたすら「奪われたくない」という想いだけを胸に戦い続けてきた。

5年に及ぶ暴徒生活の中で、陽介は何度も死線を越え、そのたびに神禍が磨かれていった。
だが、ある時仲間の一人を自らの能力で殺してしまったことが転機となる。
「守るはずの誰か」をまたしても奪ってしまった罪悪感が、陽介の精神にひびを入れた。
赫焔會は解散し、陽介は独り雪の荒野をさまようようになる。

現在は、元族仲間から受け継いだバイクの残骸を改造したソリに乗り、雪に閉ざされた集落を転々としている。共に行動しているのは、かつて助けた3人の子ども。食料を探し、凍死寸前の者を拾い、物資を奪われれば取り返しに行く。時にはまた暴力に手を染めるが、「自分からは絶対に仕掛けない」と固く決めている。ただし、誰かを守る時だけは──一切の遠慮を捨てて拳を振るう。

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最終更新:2025年06月02日 15:12