アットウィキロゴ
【名前】山口 遥斗(やまぐち はると)
【性別】男
【年齢】21
【性格】快活で人懐っこいが、どこか醒めている。状況に応じて立ち回る「現実主義者」であり、情に厚い一方で、感情に流されすぎることはない。未来を信じる気持ちは捨てていないが、目の前の現実を無視することもない。表面上は軽口を叩くが、本音はあまり語らない。
【容姿】凍傷で指先を数本失っている。かつてのアスリート体型を保っており、細身ながら筋肉質。髪は耳下まで伸びた黒髪、ゴーグルを首にかけ、スノーボード用のジャケットとスキーウェアを改造したような防寒着を着ている。

【神禍】
『逸脱の視力(ディフレクティヴ・ビジョン)』
思想:届かない夢を、それでも見たい。

極限まで遠くを視認できる視力を持つ。
数キロ先の人物の顔、遠方の地形、気流の動きまで把握できる。
また、物体の軌道や動きを予測する能力へ進化しており、視認対象の“到達点”を直感的に捉えることができる。
ただし、肉眼で捉えられるものに限る。夜間や遮蔽物越しには無力。

【詳細設定】
山口遥斗は、元・高校生スキー選手だった。
全球凍結の発生前、遥斗は全国大会出場を目前に控え、スキー漬けの日々を過ごしていた。家族も応援してくれていたし、世界がどんなに理不尽でも、自分の足で「未来に滑っていける」と信じていた。
全日本ジュニア強化選手に選ばれる直前、全球凍結が発生。
大会は中止、家族は雪崩と寒波に巻き込まれ全滅した。遺体すら見つからなかった。
凍結が起こり、家族を失い、夢も砕けた。だがそれでも、目を閉じると滑走の感覚が蘇った。

絶望の中、夢を見たい気持ちが消えていない自分に気づいた時、彼の心に「届かない夢でも見たい」という諦めきれない視線が生まれ、それが神禍の源となる思想である。
凍土と化した世界で、遥斗は滑走技術を活かして雪山を移動し、物資を届ける運び屋となった。次第に、武装集団からの護衛を頼まれるようになり、「動ける用心棒」として知られるようになる。移動力と先読み能力、そして視力が何よりの武器だった。

神禍が発現したのは凍結後半年、ある吹雪の夜。遭難した少女を捜索中に、何キロも離れた白い点が「助けを求める手」だと直感的に理解できた。それは神禍だった。
彼の神禍は、失われた夢をもう一度“見る”ための力だった。滑走という生の感覚、未来を切り裂くあの疾走感。もう届かないそれを、それでも「見たい」と願った。視力はその願いの形だった。
今、彼は氷原を旅する運び屋になっている。必要とあらば傭兵としても戦う。
仲間も定住地もなく、あくまで「移動する人間」として生きている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年06月03日 15:31