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【名前】アリウス
【性別】女性
【年齢】50
【性格】冷静沈着かつ極めて合理的。感情の起伏をほとんど表に出さず、常に状況を分析し、最も効率的な手段を選択する。他者に対しては基本的に無関心だが、自らの定めた「規律」や「有用性」に反する者には冷徹な判断を下す。潔癖な一面もあり、自身のテリトリーや道具は常に整頓されている。長年の過酷な経験から、人間不信が根底にあり、容易に他人を信用しない。
【容姿】手入れはされているものの、実用性のみを追求した短めの灰色の髪。鋭く細められた眼差しは、長年凍てついた世界を見続けてきたかのように冷ややかで、観察対象の僅かな動きも見逃さない。顔には風雪に刻まれた深い皺が走り、年齢以上の厳しさを漂わせる。動きやすいようにカスタマイズされた防寒着を常に着用し、腰には自作のメスや止血鉗子などを収めた革製のポーチを提げている。指先は常に清潔に保たれ、その動きは外科医のように精密かつ無駄がない。

【神禍】
『絶対凍域(アブソリュート・ゼロ・エンクロージャー)』
思想:崩壊した世界に必要なのは絶対的な秩序。不純物や無秩序は凍てつかせ、完璧な静寂と統制をもたらすべき。

空気中の水分を急速に凍結させ、対象を物理的に拘束する分厚い氷の牢獄や、内側から破裂させる鋭利な氷柱を生成する。足元に薄い氷膜を張って敵の体勢を崩したり、自身の傷口を一時的に凍結止血することも可能。ただし、この止血は組織へのダメージを伴う。

アリウスの「絶対的な秩序と統制への渇望」が、万物を停止させ、動きを封じる「凍結」という形で発現した。
彼女の目指す完璧な静寂は、生命活動すら許さない氷の世界であり、氷の牢獄は彼女の秩序を乱す者を封じ込めるための具現化。鋭い氷柱は、秩序を破壊する「不純物」を排除するための攻撃的な意志の表れ。

【詳細設定】
アリウスは全球凍結以前、高度な医療技術を持つ大病院の外科部長として、数多くの命と向き合ってきた。
しかし、彼女はそこで人間の非合理性、規律の欠如、そして避けられない「死」という無秩序に常に苛立ちを感じていた。
「完璧な手術、完璧な管理体制があれば、もっと多くの命を"制御"できるはずだ」という歪んだ理想を抱いていた。

全球凍結が世界を襲い、社会システムが崩壊。病院も例外ではなく、略奪と暴力が横行し、彼女が信じていた「秩序」は完全に失われた。目の前で人々が獣のように資源を奪い合い、無益な争いで死んでいく様は、彼女の価値観を決定的に変えた。「やはり人間は愚かで、絶対的な力による統制がなければ救いようがない」と。

この強烈な絶望と使命感が、全球凍結後、彼女の神禍を発現させた。
当初はその力を制御できず、周囲のものを無差別に凍結させてしまうこともあったが、持ち前の分析力と冷静さで徐々にコントロール術を習得。
以来5年間、彼女は生き残るために、そして自らの信じる「秩序」を限定的ながらも実現するために、その神禍と外科医時代の知識・技術を駆使してきた。彼女の行う「外科的処置」は、もはや人命救助のためではなく、生きている人間であれば利用価値を見極めるため、死体であれば「有用な部品」を効率的に回収するため、あるいは情報を引き出すための威嚇や拷問に近いものへと変質している。彼女にとって、人間もまた「管理」し「利用」する対象でしかない。
彼女の行動原理は「生存」と「自らの秩序の維持・拡大」。その秩序にそぐわない者、あるいは彼女の生存を脅かす者は、容赦なく氷の牢獄に閉じ込められ、あるいは氷柱によって「処理」される。

基本的には単独で行動し、廃墟となった医療施設跡などを転々としながら、利用可能な医療器具や薬品を収集している。時折、小規模な集落と一時的な協力関係を結ぶこともあるが、それはあくまで彼女にとって「有用」である期間に限られる。彼女の外科技術や神禍は、時に用心棒として、時に「処理屋」として利用されるが、彼女自身は誰にも心を開かず、常に他者を観察し、利用価値を査定している。

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最終更新:2025年06月03日 15:33