【名前】マハティール・ナジュムラフ
【性別】男
【年齢】60
【性格】美味を愛し、女を愛し、金を愛し、殺戮を愛し、そして不滅を崇拝する男。楽しみのために生きていると豪語し、実際にこの世の楽は何でも食らう。地獄のマハティールの辞書に禁欲の文字はない。
【容姿】背は高く、2メートルに迫る巨漢。筋肉は乾いた鋼のように硬質で、肌の色は砂鉄のように黒い。軍章が炭のように焦げ付いたかつての軍服を着込み、歩く度に火薬の臭いを放つ。
【神禍】
『不滅なりし地獄の王(マリク・ジャハンナム)』
思想:この世に不滅の生物が存在するのなら、そいつこそが神である
あらゆる無機物を自分の肉体に融合させて取り込む能力。取り込んだ物体が毒性を持っていたとしても、この神禍はそれを無効化し、マハティールの肉体へ適合させる。命ない全てを魔王の名の下に平伏させ、支配する力と言い換えても過言ではない。
これまで取り込んできた兵器、武装、金属etc――あらゆる無機物は魔王の牙となり、彼の前に立った禍者へ無慈悲に襲い掛かる。五年に渡って貪り続けた無機物の総量は非常に膨大で、弾切れとはほぼ無縁。マハティールに持久戦を挑もうとするのは自殺行為に等しい。
兵器の放出だけでなく、普段は細胞サイズまで圧縮して融合させている物質を元のサイズに戻すことも可能で、これを応用して擬似的な巨大化まで可能とする。重さとは即ち力であり、全動作が破滅的な脅威となることは言うまでもない。ただし過度な体肥大をすると身体に尋常でない負担が掛かるため、マハティールとしてもなるべくなら使いたくない手だという。
融合という仕組み上、マハティールは肉体の損傷や欠損を手持ちの物質を使って修復することが出来る。これはいつでも新しい細胞、臓器、血液を自由に用意できるようなもので、マハティール・ナジュムラフは既に老化さえ克服している。
手足をもがれようが心臓を吹き飛ばされようが再生できる脅威の不滅性だが、それでも限界は存在し、脳の広範囲に渡る破壊に対してだけは再生を使えない。修復の過程で脳による思考が必要なため、此処を破壊されると処理の伝達が不可能になってしまうため。マハティールはこの弱点を克服したいと常に考えていて、真の不滅者になるべく日夜実験と研究を繰り返してきた。
【詳細設定】
元軍人。第三次大戦では規格外の神禍に物を言わせてどんな状況でも突撃のみを取り続け、虐殺の限りを尽くした『魔王』。その働きは彼の祖国を大いに利したが、最終的には軍部を丸ごと抱えてクーデターを起こし、敵味方関係ない大殺戮を敢行する。
大戦の顛末は皆も知るところ。地球上から国家は消滅し、彼の祖国と部下達もその例外ではなかったが、マハティールだけは神禍によって生き延びる。
マハティールは神を信じていない。何故なら目に見える形で存在していないからだ。どんな尤もらしい理屈を並べたところで、見えないものの実在を証明することなど誰にも出来ず、ならば信じるに値しないと彼は考えている。
もし神なるモノが本当に存在するのなら、そいつはちゃんと肉体を持って現世に存在し、それでいて滅びることなく永遠に生き続ける不滅の生物であろう、というのがマハティールの持論であり信仰。無神論者の詭弁であることは彼自身も理解していたが、神禍によって実質の不死身を実現できた事実は、マハティールに大きな自信と確証を抱かせた。
神の条件とは不滅であること。そして恐らく、今最もそこに近い存在は誰あらぬこの俺だ。
魔王の目的は真の不滅に至り、人類が滅んでも唯一人永劫生き続ける自分基準の『神』になること。神禍の進化を求めて禍者を集め、研究し、時に殺してあらゆる形で探究を続けてきた。彼の組織は『ジャハンナム』を名乗り、中東に於ける恐怖と支配の象徴として知られている。
最終更新:2025年06月04日 15:39