【名前】『ブラックサンタクロース』(通称。本名はイーライ・シンクレア)
【性別】男
【年齢】26
【性格】冷酷非情かつ粘着質。善悪の基準は狂っており、「悪人は罰を受けて当然」という歪んだ正義感に基づいて行動する。他者の後悔や恐怖を嗅ぎつけては、躊躇なく断罪する。
【容姿】常に黒いサンタ服を着用し、赤黒く染まった綿入りの袋を引きずって歩いている。口元には張りついたような笑みと、明らかにフェイクと分かる白い付け髭。体格はがっしりしており、獣のような動きで悪人を襲う。
【神禍】
『贖いの贈物(プレゼント・フォー・ギルティ)』
思想:いま、濯がれなかった罪に罰を届けよう。
「大丈夫だ。大丈夫だからな、ぼうやたち。いま、サンタさんが悪いやつをやっつけてやるから───」
罪を犯した人間に対してのみ効果を持つ、強制的な因果応報能力。
対象が過去に犯した罪(殺人・裏切り・暴力・背徳行為など)をブラックサンタクロースが認識すると、それに相応しい罰として袋から武器が現れる。それを使い、『ブラックサンタクロース』は”プレゼント”を届ける。
武器は本人の罪状に応じた形で現れ(例を挙げると、放火犯と相対した際には火のついた松明が、暴行犯と相対した際にはメリケンサックなど、etc.....)、基本はそれを武器にして戦う。
武器は袋の中に自動で生成される。
余談だが武器を袋から取り出す際、ブラックサンタクロースは“選ぶ”演出を行うことで満足感を得ている。
これはかつて孤児院で毎年”サンタ役”をしていたことが原因。
無実の者には発動しないが、本人が罪を自覚していない場合でも発動する(サンタが悪い子と見なせばそれで十分)。
【詳細設定】
凍りついた都市部の廃墟や地下鉄の残骸を転々としながら、夜な夜な悪人狩りを敢行する狂人。
主に罪を背負った旅人や流民の噂を聞きつけては出没し、“プレゼント”を配っては姿を消す。
空腹も寒さも罪なき者からは奪わず、時に食料や燃料を渡して去ることもあり、悪人には地獄と絶望を、善人には小さな恵みを与える奇怪な殺人鬼として認識されている。
全球凍結の1年前、アメリカ・オハイオ州。
孤児院の職員だった彼は、かつて児童虐待の告発を握り潰され、子供たちが次々と壊れていく現場を目撃しながら何もできなかった。
クリスマスの夜、自分の保護していた少年が、別の職員の暴力に耐えきれず首を吊った。
その現場を前にして、彼は一線を越えた。
職員を監禁、子供たちがされたように暴力を振るい、最終的に“絞首刑”に処した。
以降、『ブラックサンタクロース』を名乗り全米を放浪。
悪人に地獄と絶望を振りまく、殺人鬼の誕生である。
彼自身も家庭での虐待経験があり、暴力を暴力で解決してはいけないという考えが信条だったが、理不尽に誰も救えなかった無力感が、思想を極端に変質させていった。
もう、そんな甘いことは言ってられない。世界が凍り付いた今この時こそ、子供たちが悪人に襲われているかもしれないのだから。
最終更新:2025年06月05日 23:11