【名前】No.6『姫』 / 沈芙黎(Shen Fuli)
【性別】女性
【年齢】17
【性格】
淑やかな天真爛漫。本性を知らなければ誰もに好印象を抱かれるだろう花のような娘。
よく笑う。いつも笑っている。絶対に他人を否定せず、分かり合えないとしても儚く笑ってそれを肯定する。
人間は誰もが自由に生きる権利があると説き、迷う者には優しく行動を促す。他者のすべてを赦し、背中を押す。責任は一切取らない。
【容姿】
身長145cm、体重35kg。色素の薄い金髪を膝まで伸ばした、物語のお姫さまのように儚げな風貌と雰囲気の少女。
淡黄色のチーパオを着用し、髪には大きな向日葵の花飾りを付けている。左の眼球にⅥの刻印。
【神禍】
『第六崩壊・衰弱庭園(ホワジー・ウェンユエン)』
思想:人間は、もっと自由に生きるべきだ。
第六の災禍。
神が地へ降ろした花園の姫。
姫は肯定する。すべてを赦す、楽しく行こうと背中を押す。
たとえその先が地獄に続く崖だとしてもお構いなしに。
自分が肯定したもののリミッターを解放する、強制限定解除能力。
誰でも本来以上の力が出せるようになるが、無茶をしているのだから当然身体は壊れていく。
よしんば好きにやって成功できたとしても先に待っているのは衰弱による自滅。
花はいつか枯れるもの。姫に愛された花は美しく咲くが、時が過ぎれば枯れてしまう。
唯一の例外は芙黎自身。自分を肯定できない人間が人を許せるわけはないので、姫は当然自分自身のことも全肯定している。
常にあらゆるリミッターが外れた状態でありながら、彼女だけは衰弱の影響を一切受けない。
善も悪も全肯定する姫の教義は、言うまでもなく自分に牙を剥くことも容認している。
なのに沈芙黎が他の十二崩壊のように滅ぼされていない理由はひとつ。
――――姫は、生物として圧倒的に強い。
【詳細設定】
過重神禍・十二崩壊。
人類を滅亡に導いた黎明の十二体が一にして、数少ない生き残りのひとり。
沈芙黎(シェン・フーリー)。
中国にて発生した六番目の災禍。史上最も間接的な手段で人類を滅ぼした"姫"として記録されている。
欲望の全肯定。人はもっと自由に生きていいのだと説く、史上最悪の大悪女。
人生は一度きり。なら我慢なんてしなくていい、善いことも悪いことも、なんだってやってみたらいい。
所詮この世は姫(わたし)の花園。姫が許す、姫が認める。楽しく生きて楽しく死にましょう。
全球凍結による混乱に揺れる中国で、彼女は堕落を教義とする宗教団体を興した。
教団の名は〈紅罪楽府〉。寒さと死の恐怖に喘ぐ民衆にとって、いかなる行いも否定しないというその教義は甘露の如く魅力的だった。
記録上で見ても異常な速度で楽府の信徒は大増殖し、一年足らずで広大な国土は姫の庭園に変わった。
殺人、略奪、姦淫、あらゆる悪を赦しながら。
それを許せないと憤って誅殺する善も決して罰さない。
誰も彼もが好き放題。もちろん死人は山ほど出ているが、恐らく現在、姫の庭ほど幸福度の高い地域は地球上に存在しない。
なお楽府の信徒は世界中に流出している。文明の崩壊後に生まれたカルト宗教のルーツを辿ると、かなりの割合で紅罪楽府に辿り着くらしい。
最終更新:2025年06月07日 00:28