【名前】No.10『探偵』/ 奇怪 推理(きかい すいり)
【性別】男
【年齢】39
【性格】冷静沈着かつ論理至上主義の完璧主義者。誰かを救うために動くことはなく、真実のためなら何人たりとも犠牲にすることに一切のためらいがない。人間離れした交渉力を持ち、自身の要求を難なく通すことができる。
【容姿】一見するとどこにでもいる中年男性。黒縁眼鏡にヨレたスーツ、古びたトレンチコート。見る者に印象を残さない容姿だが、目だけは異様に鋭く、妙な威圧感がある。
【神禍】
『第十崩壊・真相究明(インビジブル・ロジック)』
思想:真実は、暴かれるべきだ。どんなものだとしても。
第十の災禍。
神が地へ降らせた天啓。
探偵は探る。すべてを暴き、破滅を散らして突き進む。
たとえその先が地獄に続く崖だとしてもお構いなしに。
推理が”暴くべき”と思った出来事や現象、事件に対し、真実に至るための推理進捗を視覚化する能力。
本人が事件と認識した対象について、事件に対応するパーセンテージが彼の視界にのみが浮かび、調査・行動に応じて数値が上昇していく。
100%に至った瞬間、対象の真実そのものを知覚できる。
ただし、真実のない事象には進捗が停滞またはループする。
この推理進捗は、平行して無制限にストックが可能である。
この神禍は人を殺すものではない。
ただ、真実を何があっても暴くことを至上とする推理がこの神禍を使うことで、それは大惨事を招くことになる。
かつて、彼はある真実を暴くため、自身の神禍で暴いた秘密や後ろ暗い情報を意図的にリークし、小国間の緊張を高めた。結果、武力衝突を起こし、大勢の死者を出し。果てには────。
【詳細設定】
過重神禍・十二崩壊。
人類を滅亡に導いた黎明の十二体が一にして、数少ない生き残りのひとり。
当初は認知されていなかったものの、かつての大戦において使われた多くの核兵器たちについて、それに纏わる記録を漁れば”ある人物”の名が浮かび上がったことから認定に至る。
発生地点すら、その姿かたちすら尻尾を掴ませなかった陰。生死すら知られぬ第十の災禍。
現在は『グリゴリ』という私設探偵組織の首魁として活動している。
温度の保たれた巨大な地下鉄跡を改造し、飢えや暴力からグリゴリへ逃げ込んだ人々に持っている有益な情報や戦力、能力を担保に物質や居住区画を与えている。
世界が崩壊したのちに、地下都市ニューヨークを拠点に情報収集を開始。
各国語を操り、卓越した交渉力、圧倒的な情報の優位を用いたスカウトを行い同業者で居ある探偵をはじめ、危険人物や殺人鬼、傭兵に元諜報員やジャーナリスト、ハッカーらを抱えるグリゴリは、今や終末後の世界において一大勢力を築くに至る。
彼自身は情報を買うためならギャングやならず者たち、危険因子と目される相手とも手を組むこともある。
しかし、彼こそは災害。
ある疑念に思い至り、”試しに”あることを実行した。
それとはすなわち。
第二次世界大戦以降、様々な国に対して交渉を行い、あるいは重要な情報をリークし。どのような手段にせよ彼の手引きによって、1つや2つどころではない数の核兵器を”使わせている”。
問題は────そういった大量虐殺によって、彼の神禍のパーセンテージは上がったのだ。
”全球凍結がなぜ起こったのか”、”なぜ神禍が発現したのか”という謎の進捗状況が、上がったのだ。
つまり、人を殺せば、真相に近づく。
グリゴリとは。彼の言う”私設探偵組織”とは。探偵、諜報員、ジャーナリスト、ハッカーらを使って得た生存者の情報を用いて襲撃、殺害を行う組織であるのだ。
推理は、これすらも真相究明のために必要な、探偵業務だと割り切っている。ゆえに、本気で、グリゴリという殺人のために作られた組織を”私設探偵組織”と呼称している。
元は法医学医。政府非公認の諜報支援を”副業の探偵仕事”として請け負っていた。
温厚な研究者でありながら、裏の顔はどんな嘘も許さない冷酷な推理魔。
当時から真実を知るためなら法律も倫理も超えると公言しており、たびたび当局と衝突していた。
彼が真実を暴く理由は、彼自身も自覚していない。ただ、生まれ持った”暴くべき”という衝動、サガに従って行動をしている。
この終末における、彼の目的はただ一つ。
この世界がなぜ滅んだのかを解き明かすこと。
全球凍結は、なぜ起こった?神禍は、なぜ発現した?何の意図がある?どうやって?なんのために?
その答えを追い求めている。
衝動のままに、例えその真実を明かす過程で、第四次世界大戦を勃発させたとしても、たとえ神に矛を向けるとしても、彼の衝動は止まらない。
────彼は、確信している。殺し合いに招かれた彼は。彼が起こしたすべての破壊、彼が起こしたあらゆる暗躍、彼が抱いた大いなる疑念。
────その答えの道筋が、この”バトルロワイアル”に結実している。今までの彼の行動は、凍り付いた世界、神の呪いの真実は、間違いなくここにある。
────殺し合いに招かれたことで、進捗状況は急激な上昇を見せている。
あるいは。
彼がそこにたどり着くことすら、神(はんにん)の筋書きなのだろうか。
真実にたどり着くことすらも。
最終更新:2025年06月07日 22:30