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盲目と千里眼

心を見透かす少女の苦痛を知っているか
自らの傍にいるものの心から
目をそらしたくてもそらせない
どれだけ目をつぶってみても
自らを化け物とののしる心が見えてしまう
どれだけ目をそらしても
自らを嫌う心が見えてしまう

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この冬木という街には様々な都市伝説がある。

例えば、口裂け女…

例えば、赤マントの怪人…

例えば、てけてけ…

そんな何でもないような、直ぐに忘れ去られていくような噂があふれていた。

しかし、そんな中いまだに語り継がれていた都市伝説があった。

それは…

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ここはあるマンションの一室。

そこには手の甲に入れ墨のような模様を持った男が部屋の隅で震えていた。

(なぜだ、なぜ私がこんな目に…)

その男はアサシンのマスターとして聖杯戦争に参加していた男だった。

彼は自分のサーヴァントを有効に使ってほかのマスター候補たちを順当に脱落させていた。

順風満帆であった。

しかしある日、彼のもとにある電話がかかってきた。それが悲劇の始まりだった。

『私メリーさん、今ゴミ捨て場にいるの』

最初はただのいたずら電話かと思っていた。しかしそれが間違いだった。

『私メリーさん、今交差点にいるの』

次の日にも電話がかかってきた。そしてその日、彼のマンションのすぐ近くの交差点で、令呪を持った男の死体が見つかった。

『私メリーさん、今マンションの前にいるの』

その次の日にも電話がかかってきた。その日は、自分の協力者である魔術師が切り刻まれた状態で発見された。

『私メリーさん、今あなたの住んでいる階にいるの』

今日も電話がかかってきた。そして辺りを警備させていたアサシンが何者かに倒された。

彼はもう限界だった。もう次は自分が殺されると本能で感じ取っていたからだ。

そして保護のために教会へと行こうとしたその時、自分の背中から少女の声がした。

『私メリーさん、今あなたの後ろにいるの』

『み ぃ つ け た』

その言葉を聴いたときには、もう彼の首は床に転がり、彼の身体は悪趣味な噴水と成り果てていた。

そしてそのそばには2人の男女が立っていた。

「おにーさん、周りには気を付けないとだめだよ?こういう風に悪い妖怪に襲われちゃうからね?」

一人は灰色がかった緑色の髪に、左胸に閉じた目のような飾りを付けた少女だった。

「■■■■■■」

そしてもう一人は、全身に目玉があるような出で立ちをした大男だった。

「百々目鬼のおじさん、これが聖杯戦争なの?なんだか拍子抜け」

少女、古明地こいしは退屈そうにしていた。

自分の知る遊び、弾幕遊びと違って派手さに欠け、まるで終わらないかくれんぼをしているような気分になったからである。

「■■■■■■、■■■■■■!」

そしてそんな彼女に対して、百々目鬼と呼ばれた男は何かを訴えるかのように話しかけていた。

「おじさん、励ましてくれるの?じゃあ、もう少し頑張ってみる!」

そうしてこいしは今日も、驚かしを続けていく…。

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百の目を持つ巨人の苦痛を知っているか
自らが手折った哀れな花から
目をそらしたくてもそらせない
どれだけ目をつぶってみても
どれか一つは開いてしまう
どれだけ目をそらしても
どれか一つは見てしまう

【クラス】バーサーカー

【真名】アルゴス

【出典】ギリシャ神話

【性別】男

【ステータス】筋力A+ 魔力B 耐久B 幸運E 敏捷C 宝具A+

【属性】
混沌・悪(本来は中立・善)


【クラススキル】
狂化:C
 耐久と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
 言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。


【保有スキル】

怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

気配察知:B(A)
 百眼による監視能力。
 このランクならば数十メートルの範囲を霊視によって索敵できる。
 気配遮断で存在を隠匿していても判定次第で見破る事が出来る。

 バーサーカーとして召喚されたため、ランクが下がってしまっている。

異形:A
 全身に目玉を持つ異形の姿。
 狂化している影響のためか、アルゴスは常時この姿となっている。


【宝具】
『百眼を持ちし苦痛(アゴニー・アルゴス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 巨人アルゴスの象徴である百の眼。
 全身に複数の目を持つがゆえに、その眼は如何なるものも逃すことはない。
 そのためバーサーカーは対人戦に対する優位性を持つ。
 またその百目は必ず一つは開くため決して眠ることはなく、夜間の戦闘に対しても高い優位性を持つ。

【weapon】
『無銘』
目玉のレリーフが彫られた両刃の斧。

生前の得物というわけではなく、現界した際に持っていただけの斧である。


【人物背景】
百の目を持つ巨人。
 眠っていても常にいずれかの目が起きて周囲を見張っていたことから
 ヘリオスと並んでパノプテス(総覧者)と呼ばれる。

しかし彼はその百の目により見たくないものまで見てしまうという苦痛にさいなまれており、
また彼自身それに対して気にしないようにできるほどの強靭な精神ではなかったため、日々神経をすり減らしていた。

そのためあの日、ヘラの命令により牝牛を見張っていた際にゼウス及びヘルメスによって殺害されたことには、
それが身勝手な理由であったとしても感謝している。


【特徴】
八つの目玉が描かれた仮面と、無数の目玉のレリーフが付いた鎧で全身を覆った、身長2メートル半ほどの大男。
またクジャクの尾羽で作られたマントを羽織っている。


【聖杯にかける願い】
百の目を持つ巨人(アルゴス)としてではなく、普通の人間として生まれたい。


【マスター名】古明地こいし
【出典作品】東方Project
【性別】女

【weapon】
なし。


【能力・技能】

無意識を操ることにより、他者に自らの存在を察知できなくしてしまう。

相手の無意識の記憶を呼び覚ますといった、精神攻撃も出来る。

心を固く閉じているため、心を読まれることがない。

【ロール】
"メリーさん"という都市伝説として語られている少女。


【人物背景】

幻想郷の地下に広がる、旧地獄の巨大な屋敷、地霊殿の主である覚(さとり)妖怪である、古明地さとりの妹。

かつては相手の心を読む能力を持っていたが、その能力のせいで周りから嫌われることを知り、
読心を司る第三の目を閉じて能力を封印し、同時に自身の心も閉ざしてしまう。
そして第三の眼を閉じたことによって心を読む能力に代わり、「無意識を操る程度の能力」を手に入れた。

この能力により、無意識で行動できるようになったこいしはあちこちをフラフラと放浪するだけの妖怪となる。

基本的には外見相応に幼く無邪気な面もあるが、礼儀正しく言葉使いも丁寧である。

しかし妖怪なだけあり、「恋い焦がれるような殺戮」など物騒なことを平然と言うなど、凶器をはらんでいるようにも見える。


【聖杯にかける願い】

考えてない。取ってからどうするか考えてみる。

【補足】

基本的にその能力により彼女の存在を察知することは困難を極めているが、アルゴスは常時彼女の存在を察知しているため、こいし自身彼のことは気に入っている。

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最終更新:2016年09月22日 19:30