【クラス】アサシン
【真名】貂蝉
【出展】三国志演義
【性別】女
【属性】混沌・中庸
【パラメーター】
筋力C 耐久EX(通常はDに相当) 敏捷C 魔力A 幸運A 宝具B
【クラススキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を絶つ。
王允による教育と、取り込んだ英霊の肝、間近で見てきた裏切りの将の影響により多少は暗殺者としての適性を持つ。
後述の宝具発動中のみ効果を発揮する。
【保有スキル】
自己改造:EX
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
稀代の名医にして魔術師、華佗の手によって身体能力の向上や整形を施され、さらに西施の美貌と荊軻の肝……中華の歴史上でも指折りの美女と侠客の亡骸の一部を移植された。一説には美女二人の一部を移植したのだとも伝わる。
それによって彼女の起源や属性は歪み、同時に史上稀にみる胆力と容姿を兼ね備えた女傑となった。
通常このスキルのランクが上がればあがる程に正純の英雄から遠ざかっていくのだが、彼女の英雄としての在り方にはこのスキルが欠かせないものであるため霊格の低下には繋がらない。
彼女にとってこのスキルはむしろ黄金律(体)や天性の肉体に近いそれかもしれない。
諜報:A++
このスキルは気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。
A++ともなれば味方陣営からの告発がない限り、敵対していることに気付くのは不可能である。
ただし直接的な攻撃に出た瞬間、このスキルは効果を失う。
フェロモン:A++
フェロモンとは動物の体内から分泌・放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称のこと。
貂蝉のそれは正に傾国の美女という他ない、理性で抗いがたい本能的な欲望を掻き立てる。同性だろうが性差を超える。
ここまでいくと誘惑ではなく魔術、呪いの類である。
対魔力で抵抗可能だが判定次第。
オンオフは利かないが、強弱のコントロールは可能であり、平時は周囲への影響を抑えている。
二人の反英雄を魅了するためだけに生み出された、三角関係からの破滅を狙う傾国。
二人の英雄の力をその身に取り込んだ、三人で一つの英雄。
偶然にも生まれた三位一体の美は「 」にも届き得る魔性と化した。
傾国の智慧:A+
王允や華佗に学んだ、美女連環をなすための知識。
閨での技能はもちろんのこと、時に呂布につき従うための魔術知識も持つ。
星を読み未来や過去を占う、琴や笛を奏でることで敵の攻撃の命中率を下げる、詩を謡うことにより味方の傷を癒す、舞踊によって幻覚を見せるなどを可能とする。
最も得意とするのは星読みである。
なお楽器の演奏、詩吟、舞踊、叡知の全てが貂蝉の美しさを引き立てるものであり、ただ披露するだけでもスキル:フェロモンに大幅なプラス補正を発生させる。
ちなみに彼女が最初に学んだ技能は暗殺術であった。
董卓と呂布、そのいずれが残っても世は乱れると予期した王允は残ったいずれかを貂蝉に暗殺させる手筈だったのだが、彼女は手にした匕首を呂布ではなく自らの胸に突き立てた。
【宝具】
『姦計・美女連環(そのび、あらがいがたし)』
ランク:D 種別:対国宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:上限なし
董卓と呂布に対して仕掛けた計略・逸話の再現。陽の眼を持つ女の対となるような閉月美人。
詩吟、舞踊、弦楽、会話や邂逅……何らかのきっかけで彼女のとりこになった者の思考を操る。
意志の弱い者、対魔力を持たないマスターや一般人は完全に操ることもできる。
強い意志を持つものは自在に操り人形とすることはできないが、その思想に反逆の意思を植え付け、判定によってはスキル:狂化や反骨の相を獲得させ、敵味方も主従も入り乱れた戦乱へと導く。
まさしく傾国の美女、聖杯を巡っての戦争を貂蝉という一人の女を奪い合う闘争にまで貶めるのだ。
スキル:諜報とフェロモンの究極、知性と情欲あるものには抗うことのできない衝動を引き起こす『この世、全ての欲』にいずれ辿り着きかねない魔性の宝具。
『再臨・不還匕首(ただ、あやめるのみ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
古代中国の名刀、姉妹剣の片割れ干将の矛先三寸を元に造られた匕首である。
かつて荊軻が始皇帝暗殺の場において用いたものであり、そして貂蝉が自害に用いたもの。
真名解放により貂蝉は自分を殺す……ただ目的のために動く戦闘機械となる。
発動中はCランク相当の気配遮断スキルを獲得し、敏捷が1ランク向上、さらに精神干渉の一切を無効化する。
取り込んだ荊軻の肝の影響と、呂布の戦場での活躍を見て学んだ知識があり、その戦闘能力はアサシンとしては一流の域に達する。
【weapon】
•魔眼殺し
視線一つで男を惑わす貂蝉は魔眼殺しの眼鏡を身に着けることで無差別の魅了を避けた。
ターゲットである董卓と呂布以外の男が関わるのを少しでも避けようとした苦肉の策。
装備中はスキル:フェロモンのランクが1ランク低下する。
しかしそれでもなお貂蝉の美貌は兵士、宦官を問わず多くの男を惑わし、むしろ眼鏡をつけている方がいいという男もいたとか……?
なお通常の眼鏡としての機能もあり、低下した視力を補っている。
【人物背景】
後漢時代末期の政治家王允の養女であり、飛将軍と謳われた猛将呂布の妻。
その正体は董卓、呂布の二人の仲を裂くために産み出された存在…ある種のキョンシーやホムンクルスに近い人造人間である。
王允の侍女の一人が名乗りを上げ、華佗が術式を振るい、西施と荊軻の亡骸を利用して産み出した。
シルクロードを渡ってきた欧州系の少女がベースとなったために中華ではまず見ない褐色の肌に銀色の頭髪の妖しい美貌を持つ。
董卓に取り入るために女としての教養も厳しく教え込まれ、美女連環の計は実行された。
しかし当然無理な改造の対価は大きかった。
視力は低下し、感情の機微は薄れ、寿命は大きく縮み。
呂布が董卓の暗殺に成功したその夜に彼女の機能は限界が近づいていた。
残された主人からの命は一つ、世を乱すであろう呂布の命を隙をついて奪うこと。僅かな時でもそれをなすには十分な猶予だった。
呂布は貂蝉には心を許している。
近くで呂布の戦いを見て学び、一流の暗殺者となった。
重ねられた改造により感情の薄れた貂蝉ならば恐れも戸惑いもないはず。
……戦場から帰還した呂布が寝室を訪れると、自らの胸に匕首を突き立てた貂蝉の亡骸があった。
育ての親への恩義と、芽生え始めた淡い恋心。
胸に宿ったその二つのどちらをとることもできず、諸共に殺めることを彼女は選んだ。
その最期は、逆臣呂布の愛妾にして彼と並び立つであろう暗殺者を仕留めた忠義の士であり、同時に夫の暗殺を企てた不埒者を命を懸けて排除した良妻の姿であった。
【特徴】
褐色色の肌に銀色の頭髪、魔眼殺しの眼鏡をした眼鏡っ娘。
重ねた改造によりアサシンにしては比較的高めのステータスだが、見た目はたおやかな乙女そのものである。
ラニ=Ⅷが成長して殺生院キアラばりの色気を醸すイメージ。
ちないに耐久のEXというのは閨でのみの判定で、猛将呂布の全力も受け止め、さらに乗りこなすほどの女であるということ。
華やかな装いの漢服が基本だが、男に気に入られることが最大の武器であるためその場と人のニーズに合った現代風の服を着ることもする。
露出だって厭わないし、必要ならぱんつ 履かせ ない。
なお荊軻にあやかってか動きやすさを重視してかミニだったりスリットが入っていたりと脚を出した服装を好む。
【サーヴァントの願い】
呂布と再会し、戦乱とも陰謀とも無縁な平和で幸せな家庭を末永く築く。
最終更新:2016年10月11日 10:54