【クラス】 キャスター
【真名】マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス(ヘリオガバルス)
【出典】史実(3世紀ローマ)
【マスター】
南城優子
【性別】男性
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
「神殿」の形成が可能。
【保有スキル】
紅顔の美少年:A
この少年皇帝は美貌に恵まれていた。
人を惹き付ける美少年としての性質。
男女を問わず魅了の魔術的効果として働くが、抵抗の意思があれば軽減出来る。
皇帝特権:D
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
悪名高い、退廃しきった統治を行っていたためランクは低め。
太陽神の加護:B
本人がシリアの太陽神エル・ガバルを奉じる神官であった為、獲得したスキル。
彼の統治時における宗教改革でこれを「デウス・ソール・インウィクトクス」と尊称させ、ローマの最高神へとおいた。
両性具有の神による、彼の印象における両性性の確立。
【宝具】
『唄え悦楽、我が真紅の瀑布の中に(ローゼス・オブ・デウス・ソール・インウィクトクス)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:30人
ローレンス・アルマ=タデマの絵画「ヘリオガバルスの薔薇」のモチーフともされた、
『ローマ皇帝群像』のなかにある「客人に薔薇の山を落として窒息死させるのを楽しんだ」とする逸話による宝具。
対象の上空から大量の薔薇の花弁が降り注ぐ。
相手の敏捷さを妨げるのが主な効果だが、一般人なら致死させることも可能。その場合、対象は太陽神への生贄として捧げられる(消える)。
『捧げよ快楽、常勝の太陽神殿(ヘリオガバリウム)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
生前建設させた神殿の具現化、再現。
太陽神エル・ガバルを象徴化した黒石を核に据え展開される。
ヘリオガバリウムの最高神官であるキャスターの全ステータスランクが2上昇する。
また、 「トロイのパラディウム像」や「マルスの盾」、「ウェスタの聖火」 などといった帝国中の神具や神器が集められており、
大神官権限としてそれらを使用することもできる。(ただし、本来の使い手ではないため、各道具のランクは下がる)
【weapon】
短剣
【人物背景】
ローマ史上最悪の君主とも呼ばれる、14歳で即位し18歳で暗殺された美貌の少年皇帝。
彼の統治における悪行は
「神々に身を捧げる」 ために処女を貫く掟のあるウェスタの巫女を辱め妻に迎え入れるという、ローマにおける宗教的慣例を踏みにじる暴挙、
自らが司祭を務めるシリアの太陽神エル・ガバルを 「デウス・ソール・インウィクトクス」と尊称させ、天空神ユピテルすら従える古代ローマの最高神へとする宗教改革、
などが挙げられるが、何よりも倒錯的かつ退廃した性生活の逸話が有名である。
正式な結婚生活すら4回の離婚と5回の「結婚」を繰り返しているのに加え、 あやしげな女たちをベッドルームに連れ込んで彼女たちの痴態を観察したりだとか、女装し、男を誘うような真似をしたりだとか、神殿内で飼育している猛獣に切り落とした男性器をエサとして与えたというものまで伝わっている。
男娼の真似事を行う一方で、皇帝は金髪の奴隷ヒエロクレスに対しては「妻」として従っていたという。
「ふしだらな女」と噂されるのを好み、それを知ったヒエロクレスに殴られ、なじられ、罵倒されて、喜んだという。
また、性転換手術を行える医師を高報酬で募集していたともいわれており、彼の性癖は同性愛や両性愛というより、トランスジェンダーの一種と考えられることもある。
【特徴】
外見年齢十代後半の美青年。女装した場合の違和感はない(ただし身長は少しばかり高めだが)
現代風の衣服を着ることに興味を持っており、現在はマスターの南城優子の制服を借りている。
現界時の衣装は地面に届きそうな紫色の司祭服に豪奢な装身具、頭には宝石を散りばめた帝冠(そして女装)。
女装時は金髪セミロングの鬘を着用。
【サーヴァントとしての願い】
女性になる。また世界の悦楽快楽をその意のままにすること。
最終更新:2016年10月11日 14:48