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ファヴニール

【クラス】 バーサーカー
【真名】 ファヴニール
【出典】 楽劇『ニーベルングの指環』
【属性】 混沌・悪
【性別】 男性
【ステータス】 筋力:B+ 耐久:A 敏捷:D 魔力:C 幸運:E 宝具:A
【クラス別スキル】
狂化:EX( - → A)
 ファヴニールは通常の状態では狂化の影響が一切ない。従ってステータスの向上もない。
 このスキルが適用されるのは、後述の宝具を使用したとき。竜の姿に転身したファヴニールは本能が荒ぶるままに破壊を撒き散らす邪竜と化す。
 マスターの命令も受け付けなくなるが、「宝具の使用を終了せよ」と二画の令呪で重ねて命じた場合に限り、沈静化させることは可能。
【保有スキル】
竜の心臓:A
 人の棲まう現世とは異なる位相、世界の裏側に在る幻想種たる竜の心臓。
 竜の心臓は半永久機関であり、呼吸するだけで魔力を生み出す。このスキルにより、通常時はマスターからの魔力供給をほぼ必要としない活動効率を誇る。
 しかし激しく負傷した状態からの回復、あるいは後述の宝具で竜の姿に転身したときは、竜の心臓を以てしても供給が追いつかなくなる。
心眼(偽):B
 いわゆる「第六感」「虫の知らせ」と呼ばれる、天性の才能による危険予知。
 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。
黄金率:B
 人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
 ラインの黄金の所有者は生涯金銭に困ることはないが、その代償として幸運値がダウンしている。


【宝具】
『悪竜の鋼鱗(スケイル・オブ・ファヴニール)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 人でも竜でもなく、その中間……竜人として己を定義する常時発動型の宝具。
 ファヴニールは姿形こそ人間だが、その肌は竜の鱗、その心臓は竜の心臓、その手足は竜の爪。つまりは人間サイズの竜。
 Bランク以下の物理攻撃、魔術、宝具を完全に無効化し、更にAランク以上の攻撃でもその威力を大幅に減少させ、Bランク分の防御数値を差し引いたダメージとして計上する。
 後に自身を討伐したネーデルラントの皇子・ジークフリートが得ることになる『悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)』の原型でもある。
『呪う指環よ、我が罪を述べよ(ドラゴニック・ハウル)』
 ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:5-50 最大補足:500人
 ラインの黄金から作られた、持ち主に不幸を齎す呪いの指輪。竜人から真なる竜に形態変化する宝具。
 手にした者に全知全能の力を与えるとされているが、ファヴニールが使用する場合、その力はかつて己が変じた竜の姿を呼び起こすことになる。
 このときのファヴニールはまさしく邪竜と呼ばれる存在。身の丈は30mに膨れ上がり、空を舞う翼と城壁を打ち砕く尾を得て、体内で生成した毒のブレスを吐く。
 幸運を除く全パラメータに「+」補正を付加。更にAランクの狂化スキルが発動し、マスターの命令も受け付けなくなる。宝具解除には二画の令呪の重ねがけが必要となる。
『ラインの黄金』
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 ファヴニールの死と同時に自動的に発動し、「自分を殺した者」に逃れ得ぬ呪いを押し付ける宝具。
 持ち主に無限の富を与え、同時に死へと至る呪いを与える血塗られた財宝。かつてファヴニール、そして彼を倒したジークフリートに死を招いたもの。
 対象にA+ランクの「黄金率」を付加し、更に幸運値のパラメータを「EX」に改変する。
 この幸運値は云わば反転した幸運、つまりは「不運」である。あらゆる行動に対し「Aランクの効果失敗判定」「他人の意志が介在しない偶然の不利益」を受けるようになる。
 剣を振れば柄は血や汗で滑り、魔術は集中が乱れ狙いが定まらず、風が舞い上げた木の葉は視界を遮り、流れ弾は壁に跳ね返って集中する。
 効果はおよそ六時間持続する。解除するためには時間経過を待つか、A+ランク以上の宝具を以て浄化するしかない。


【weapon】
「竜の爪」
 両手を覆うガントレット状の竜鱗から30cmほどの鋭利な爪を伸ばす。
【人物背景】
 歌劇「ニーベルングの指輪」の登場人物。
 天上の神々は巨人族の兄弟に居城ヴァルハラの建設を依頼し、兄弟はその報酬として女神フライアを要求する。
 主神ヴォータンはその申し出を拒否し、代わりにラインの黄金を提供することにした。
 地下世界ニーベルハイムの王アルベリヒを捕縛したヴォータンは、その自由の代償としてラインの黄金と、黄金で作れられた指輪を奪う。
 指輪は手にした者に万能の力を与える。しかしアルベリヒはこの指輪に死の呪いをかけた。
 財宝を手に入れた巨人たちは呪いのために我を失い、兄弟同士で殺し合う。
 兄であるファーゾルトを手に掛けたファヴニールは指輪の呪いで竜へと変じ、財宝を洞窟の奥に隠しその番人となった。
 やがて、ファヴニールのもとに一人の勇者が現れる。竜殺しの剣を手にしたその勇者は、怖れを知らぬジークフリートと名乗る――
【特徴】
 身長200cm前後。筋肉質だが、太いというよりは縦に長い。
 荒野の砂地のような、やや黒みがかった茶色の肌。
 鎧や装甲といった硬い部分のない、肌にぴったりと張り付くノースリーブの黒い衣服。
 短く刈り込んだ銀色の髪、銀色の瞳。
 耳先はやや尖り、両方のこめかみ辺りから上方へ硬質の尖角(ホーン)が伸びている。
 常時宝具が発動しているため、戦闘時にも大きな外見の変化はない。手首から掌にかけてガントレット状に竜鱗が覆う程度。
【サーヴァントとしての願い】
 正しいと思ったことを為す。正しいと信じられるマスターを守る。


  • 把握用資料
 リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』
 新書館発行 『ジークフリート ニーベルングの指環』 著:リヒャルト・ワーグナー、訳:高橋康也、高橋宣也

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最終更新:2016年10月11日 12:29