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如月千種&アヴェンジャー

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――がぁん。 がぁん。 がぁん。



斧を振り下ろす音が響きます。

吹き荒れる嵐の中で、そんな音はかき消されて聞こえないはずなのに。

気味が悪いくらいはっきりと、私の耳には聞こえてきます。

ああ、でも、それは当たり前のことなのです。

私にだけは、あの斧を振るう音が聞こえないわけがないのです。

だって、その斧を持つ人が切り落とそうとしているのは。

何度も何度も振り下ろし、刃を叩きつけているのは。

海に体を投げ出されながら、必死で船べりにしがみついている、この私の指なのですから。



――痛いです、お父様。どうして、そんなことをなさるのですか。

――うるさい。お前を連れ戻そうとしたのが間違いだったのだ。

――何故です。一度は私を救い出してくれたではないですか。

――あの悪霊はお前を追ってきたのだ。このままでは舟ごと沈められてしまう。

――痛い、痛い、痛い! ああ、私の指が!

――私の代わりに沈め、我が娘。お前が死ねば奴の起こした嵐は静まるのだ。

――お父様、お父様! 私の指が、みんな海の底に!

――まだしがみつくか。死ね! 死ね! 死ね! この親不孝者めが!



ぶつり、と何かが潰れる感触がして、それから世界が半分になりました。

自分の右目に、お父様が突き出した舟の櫂が突き刺さっているのに気付いたのは、その後でした。

お父様が櫂の先を動かすたびに、私の頭の中で嫌な音が響きました。

どこかで叫び声が聞こえます――いいえ、それは私の喉から漏れ出したものなのです。

痛くて、寒くて、怖くて、苦しくて、悲しくて。

私の目玉がぐちゃぐちゃになるたびに、私の心もぐちゃぐちゃになっていきました。


そして――。

ふっと、私の体が宙に浮いたように感じました。

舟に捕まる最後の力すら失った私は、今度こそ荒れ狂う海に呑み込まれたのでした。

沈みゆく私が、半分になった視界で最後に目にしたもの。

ああ――喜悦に歪んだあれが、生まれてこれまで慕ってきた男の顔か。

なんと醜いのだろう。なんと賤しいのだろう。

浅ましく生を貪るお前を、けしてそのままになどしておくものか。

伝え聞くところによれば、海の底には死者の国があるという。

ならば死んでも死にきれぬ私は、地上の全てを呪いながら沈んでいく私は。

この暗い海の底より永劫に、地上にしがみつく者どもを、残された片目で睨み続けていきましょう――




                    ▼  ▼  ▼



跳ね上がるようにベッドの上で半身を起こしてから、私は現実感を確かめるように額の汗を拭った。

ぞっとするほど生々しい夢だった――思い出しただけで全身が総毛立つ。
体の芯まで染み入る北極の海の冷たさ、一本また指を切り落とされていく痛み、片目を潰された時の絶望。
すべてが自分自身の体験であるかのようにリアルで、そちらに思考を傾けるだけで蘇ってきそうだ。

寝間着がじっとりと濡れているのを感じ、その気持ち悪さに身震いして、私は改めて起き上がった。
独りで悪夢の影に怯えるには、このダブルベッドはあまりにも広すぎるから。

洗面台に立って、顔を洗う。
真冬の蛇口から流れる水は冷たく、それでも夢の中のあの海に比べれば遥かにましに思える。
まるで夢のほうが現実のようだと思い、それこそ馬鹿げた夢想だと自嘲する。
タオルで拭った顔を起こすと、鏡が真正面から私の視線を反射した。


やつれた顔でぼんやりとこちらを眺めているのは、人生に疲れ切ったつまらない女の顔。
如月 千種(きさらぎ・ちぐさ)という女の、化粧の代わりに諦めを塗りたくった顔が、そこにあった。

あの悪夢のほうが現実らしいなどと一瞬でも思ったなんて、本当に笑ってしまう。
まだ幼かった息子を交通事故で無くして以来、死んだように生きてきた自分が、死ぬ夢で生を感じるなんて。

あの日から、夫(あのひと)とは顔を合わせるたびに罵り合った。
お互いにあの子の死を受け入れ切れずに、その罪を相手になすりつければ少しでも救われるとすら思っていた。
歌で家中を明るくしてくれていた娘は、弟を失ってから思い詰めた顔で歌うようになった。
まるで歌うことが、死んだ弟への贖罪であるかのように。

私達家族は、もうどうしようもなくばらばらで……きっととっくのとうに、家族と呼べるものではなくなっていたのだろう。


「……あまり、よい目覚めではなかったようですね……マスター」

肩越しに掛けられた声に、私はゆっくりと振り返り、ひとまず「おはよう」とだけ返事をした。
声の主は少しだけ首を傾げ、感情の見えない顔のまま「おはようございます」と答えた。
たったそれだけのやりとりすら私のこれまでの日常から途方も無く離れているのに、既に私は疑問を感じなくなっている。

私がこの冬木で目覚めて以来、彼女はずっと私のそばにいた。
聖杯戦争だとか、サーヴァントだとか。ドラマチックな事柄に無縁過ぎた私の人生には、そんな非日常はどうにも馴染みにくくて。
結局私は、彼女は自分に取り憑いた悪霊のようなものだと思うようにしている。
悪霊も十分非常識ではあるけれど……生きることに疲れ果てた私には、なんだかお似合いのような気がしたのだ。
それとも、死神だろうか。彼女自身が語るように、本当に死者の国の女王なのかもしれない。

――セドナ。

それが彼女の名だという。
曰く、北極のエスキモー神話に語られる、海と冥界の女神だと。
父親に見捨てられて海に沈み、地上全てを呪うに至った、愚かな女だと。
彼女自身は「セドナさん」と呼ぶと「二人きりの時以外は『アヴェンジャー』と呼んでください」と言うのだけれど。

改めて、彼女の姿を視界に収める。

女性の私の目から見ても、彼女はあまりに美しかった。
纏うローブと流れる長髪はしたたる水で常に濡れていて、それが豊かな体の線を浮かび上がらせて艶めかしい。
その非現実的な美貌には、なるほど女神と言われても納得してしまいそうな説得力があった。
けれど、彼女の右目を隠すように巻きつけられた布と、決して外さない毛皮の手袋が、その美しさに陰りを与えていた。

あの夢を見た今なら、なんとなく分かる。
サーヴァント――彼女は自分達をそう呼ぶ――は主人と見えない線で繋がっているのだという。
これまでは半信半疑だったが、あの夢はきっと、彼女の過去が私の中に流れ込んできたものなのだろう。

父親に指を切り落とされたのも、片目を潰されたのも、冷たい海に放り出されたのも。
全て、彼女にとっての真実(ほんとう)なのだ。

「……私の夢を見たのですね……?」
「セドナさん。その、サーヴァント?というのは……人の心も覗けるものなの?」
「……アヴェンジャー、と呼ぶようにと。半分は推量でしたが……当たり、でしたか」

抑揚の少ない声で返されて、言葉に詰まる。
そんなにも私の考えは、読みやすいものなのだろうか。
いいえ、と自分で否定する。夫にも、娘にも、私の心は一度だってまともに伝わりはしなかった。

「……それでは、私の本質を知ったマスターに問います……。戦う覚悟は、定まりましたか」

そんな内心を、知ってか知らずか。彼女は、何度目かになる問い掛けをしてきた。

「……戦うって、何と?」
「……運命と」

馬鹿馬鹿しい、と思う。そこまでが、今まで幾度となく繰り返された一揃えだった。

聖杯だか何だか知らないけれど。それでどんな願いでも叶えられるとして。
それを使ったとしても、自分が幸せになれるイメージは、まったく浮かばなかった。
それくらい私は――如月千種は、人生に疲れきっていた。

生きることは、あまりにもままならなくて。ほんの些細なすれ違いが、二度と戻せない歪みとなってしまって。

どうにもならない。どうしようもない。

私はきっと、これからも幸せにはなれないだろう。


「何度も言ったでしょう。私に、叶えたい願いなんて、ないのよ」

なのに。

「……本当に、そうでしょうか……?」

彼女の手袋に包まれた指先には、その美貌にはあまりに似つかわしくない、下世話な週刊誌が握られていて。

「――――っ!?」

反射的に奪い取ろうと手を伸ばし、そのまま大きく重心を崩して、私はフローリングの床でしたたかに体を打った。
呻きながら、彼女の体から滴り落ちる海水で足を滑らせたのだと今更ながらに気付く。
ちかちかと星のまたたく視界の隅に、週刊誌の下品な見出しが嫌でも飛び込んできた。



『 歌姫の凄惨過ぎる過去 』


『 事故死・両親離婚・家庭崩壊 』


『 765プロのアイドル如月千早、弟を見殺し 』



アイドルとして活動していた娘、如月千早のスキャンダルを暴き立てる記事。
この冬木に迷い込んだ時に、荷物に紛れ込んでいたもの。
もう二度と見たくないからとっくに捨てたはずなのに、どうして彼女が。
いいえ、それよりも、それを彼女が持っているということは、私達のことを、知られてしまったということで。

「……本当は、叶えたい願いがあるのではないですか……?
「――――めて」
「……こうであればよかったと。こうであればどんなにいいかと」
「――やめて」
「……あの日。あの時。あんなことが起こらなかったら、今頃どうなっていただろうと――」
「やめてっっっ!!!」

叫んでから、はっとした。こんなに大きな声を出したのは、どれくらいぶりだろうか。
なのに彼女はそんなことなどお構いなしに、起き上がれないままの私の上に伸し掛かってきた。
したたる水が私の寝間着にまで染み込んでいく。
鼻先が触れ合うほどに彼女の美しい顔が近付き、片方だけの瞳がじっと私を覗き込む。

「……聖杯は、万能の願望器。過去を変えることもまた、容易いこと……」

水が布地に染み込むように、彼女の言葉が、私の心の亀裂に染みこんでいく。

「……聖杯に願えば、息子さんの死は、無かったことになるでしょう。
 娘さんは、歌声と、かつての輝くような笑顔を取り戻すでしょう。
 そして、貴女が何よりも望んで、二度と手に入らないと諦めていた、暖かい家庭が――」

戻ってくるでしょう、と、囁くような声で言ってから。
最後に彼女は、こう続けたのだ。

「……私はかつて、お父様に見捨てられました。マスターはそれを我が事として体験なさったでしょう。
 あの悲嘆を、苦痛を、絶望を味わった貴女が――よもや我が子を見捨てたりはなさいませんね、マスター?」


ああ――その言葉は、呪いだ。

そんなことを言われてしまっては……私は、願うしかなくなってしまうもの。

死んでしまった息子、優が、元気に育つ現在を。

疎遠になってしまった娘、千早が、輝くように歌う明日を。

もう私にとっての幸せは、過去のものでしかないというのに。


「……聖杯に願えば、優は帰ってくるの……?」

「ええ」

「……千早は、また微笑んでくれるの……?」

「ええ」

「……またあの頃みたいに、あの子達ふたりで一緒に――」

「ええ、マスター……全能こそが聖杯ゆえに」


彼女の体からしたたる水が私の顔を濡らしているのかと思ったが、違った。

その温かい水は、私の両目から溢れ出していた。


ああ、私はもう、どうなっても構わない。

私の幸せなんていらない。もう一生、やつれ果てた女のままで構わない。

いっそ全てが終わった後でなら、彼女が治める深海の死者の国に連れて行かれたっていい。

それでも。

それでも、ひとつだけ。

ひとつだけ、全てを諦めて生きてきたこんな私でも、願い事をしてもいいでしょうか。


「……お願い、アヴェンジャー。私、聖杯が欲しい」


――私の大好きな子供たちが、どうか笑顔で暮らせる世界がありますように、と。



【クラス】アヴェンジャー

【真名】セドナ

【出典】北極圏/エスキモー神話

【マスター】如月千種

【性別】女性

【身長・体重】162cm・51kg

【属性】混沌・中庸

【ステータス】筋力D 耐久B 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具A 
        (※敏捷のステータスは水中に限りランクアップする)


【クラス別スキル】
復讐者:A+
 己を人ならざるものへと昇華するまでに至った嘆きと怨念。
 彼女が直接復讐したのは父親に対してだが、怨恨は地上の全てに及び、海属性を持たない敵からの被ダメージにより魔力が増加する。

忘却補正:A
 海がそこにある限り、死は常に海と共にある。人は死を恐れ、死もまた人を忘れることはない。
 陸地に生きる全ての者に対して“効果的な打撃”のダメージを加算する。

自己回復(魔力): B+
 怨恨の情念が尽きない限り、自ら復讐のための魔力を生み出し続ける。
 これにより、魔力に乏しいマスターでも現界を維持できる。


【保有スキル】
神性:B++
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 セドナは巨人族の血を引くのみで神霊との血縁はない――しかし、彼女自身が神霊に『なりかけている』。

魔力放出(海):A+
 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 全身から溢れ出た魔力がそのまま荒れ狂う海となって彼女の周囲で渦を巻く。
 セドナはこの魔力の海を手足のように操り、また空間を海水で満たすことでその中を泳いで移動する事ができる。

海獣の母:EX
 セドナの切り落とされた十指が姿を変え、クジラ、シャチ、セイウチ、アザラシ……北極海に棲まう海獣たちが生まれたという逸話。
 彼女は自分の指を切り離し、それを望む種類の海獣に変えて使役することができる。
 海獣は分離していても彼女の霊基の一部であるためサーヴァントと同様の性質を持ち、彼女の魔力が生み出した海を自在に泳ぐ。


【宝具】
『冥海浸域(アドリヴン)』
 ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~100 最大補足:100人
 ――深い深い海の底には、死者の国がある。
 海神たる彼女が司る海底の冥界を地上に再現する、固有結界とは似て非なる大魔術。
 セドナが結界の領域と定めた範囲内の全てを魔力によって生成した海水で一瞬にして満たし、水没させる。
 海水は結界から外に流れ出ることはなく、魔力を最大まで注ぎ込めば「水深」は数百メートル以上にまで達する。
 また水中であると同時に冥界であるという性質により、海底に近いほど死の濃度が増し、生者の世界から遠ざかる。
 その莫大な質量の「海」――それがもたらす水圧、冷気、暗闇、窒息――はそれだけで脅威だが、しかしこの宝具の全てではない。
 海は彼女にとって己の領域であると同時に体の一部も同然であり、彼女はその全てを自在に使役することが出来るのだから。
 過去にいかなる伝説を打ち立てようと、『海そのもの』と戦って勝てる英雄など、果たして存在するのだろうか?


【weapon】
 無し。
 固有スキルによって作り出す「海」による攻撃と、切り離した指が変化する海獣の使役によって戦う。


【解説】
 北極海沿岸地域の先住民族エスキモー(特にカナダ・イヌイット)の伝承における海と冥界の女神。
 元々は巨人族の血を引く美しい娘であり、親が選んだ婚姻を拒んだ罰として犬と結婚させられ、多くの子を産んだとされる。
 (余談ではあるがこの子供たちが現在のエスキモーの祖先であるため、セドナは祖神でもあることになる)

 そんなある日セドナの前に若い男が現れ、毛皮などの贈り物で気を引いて彼女を連れ去る。
 しかし男の正体は海鳥であり、セドナは彼女を連れ戻しに来た父親と共に小舟で脱出する。
 だが男が起こした嵐が小舟を沈めそうになると、父親は自分だけ助かるために娘を見捨ててしまう。
 両手を石で潰され、全ての指を斧で切り落とされ、櫂を片目に突き立てられて。
 哀れな娘は、見るも無残な姿で沈んでいき――しかし怨念のあまり死にきれず、海底で神へと変じたという。
 なお一人生き延びた父親は、のちに怒れるセドナの起こした波に引きずり込まれ、今も海底に幽閉されているとされる。

 なお、女神としてのセドナは醜く縮こまった隻眼の老婆の姿で表される。
 しかしその姿の彼女はほぼ完全に神霊と化しており、サーヴァントとして召喚することは不可能。
 よって必然的に、聖杯戦争においては「神霊へと変化しつつある状態」の若く美しい女性の姿で現界することになる。


【特徴】
 儚げで厭世的な雰囲気と成熟した肢体を持つ、妙齢の女性。
 深海のような色のローブの上から毛皮のフード付きコートを羽織り、同じく毛皮の手袋を着けている。
 手袋の下の指は魔力で一時的に繋げているだけで、生前通り切断されたまま。海獣召喚時は手袋を外す。
 ローブの下は一糸纏わぬ姿だが、生前に父親に潰された右目は布を眼帯のように斜めに巻いて隠している。
 なお、全身から魔力が海水として漏れ出し続けているため、ローブは常に濡れて体に張り付いた状態である。


【サーヴァントとしての願い】
 アヴェンジャーとして召喚されたため精神が死の直前で固定されており、聖杯に興味を示していない。
 今の彼女は、ただひたすらに地上世界への怨恨を晴らすために存在している。



【マスター】
 如月千種@THE IDOLM@STER (アニメ)

【能力・技能】
 特殊な能力と呼べるものは一切なし。
 彼女はどこにでもいる、ままならない人生に疲れ果てたただの一人の女性である。

【人物背景】
 アイドルマスターのメインキャラクターの一人、如月千早の母親。
 容姿は千早とよく似ているが、心労からかやつれた顔つきで、後ろで纏めた髪もぼさぼさになっている。
 設定ではゲーム版以前から存在していたが、具体的な容姿や名前が登場したのはアニメが初。

 彼女の家庭はかつては仲の良い家族だったようだが、息子(千早の弟)である優が交通事故死したのをきっかけに崩壊。
 夫とも口論が絶えず(アニメとは細部の設定が違うものの、夫に優の死は千種の責任だと責められていたようである)、本編の数カ月前に離婚。
 残った娘である千早とも、本人曰く「顔を合わせれば喧嘩しかしない」ほど上手くいっておらず、コミュニケーションを諦めている節がある。
 それでも娘への情は無くしておらず、彼女が持っていた優のお絵描き帳は千早の再起に大きな役割を果たすことになる。

 今回の聖杯戦争では、娘の千早が「弟の事故死を週刊誌に暴かれ活動休止中の時期に冬木へと迷い込む。
 優のお絵描き帳も、千早へと託されることなく未だ彼女の手元にある。

【マスターとしての願い】
 優の死をなかったことにして、家族をあるべき形に戻したい。
 自分の人生については既に諦観しており、子供たちが救われるのなら自分はどうなってもいいと思っている。

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最終更新:2016年09月06日 13:02