基本情報 |
運用会社 |
Amtrak
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製造期間 |
2012年~現在 |
性能諸元 |
全長 |
20.32m |
アムトラックが東海岸の架線電化区間で活躍するAEM-7とHHP-8の置き換え用としてシーメンスのユーロスプリンターをベースにして製造した電気機関車。ボストン~ニューヨーク~ワシントンD.C.のノースイーストコリドーと、フィラデルフィア30thストリート~ハリスバーグの
キーストンコリドーで活躍している。営業最高速度は201km/h。ACSはAmtrak Cities Sprinterの略。
カリフォルニア州サクラメントにある工場で製造され、営業列車に連結されて東海岸まで輸送された。
デザイン
ユーロスプリンターとベクトロンのプラットフォームをベースにしているが、クラッシャブルゾーンやアンチクライマーの追加、キャブ構造の強化、また白頭鷲を思わせる精悍な顔つきなどアメリカの仕様にあわせた大幅な設計変更がなされている。
25000V60Hz,12500V60Hz,12500V25Hzの3電源に対応しており、出力は6400Kw、18両のアムフリート客車を牽引しながら125mphの最高速度で走行できる設計となっている。またプッシュプル動作時にジャックナイフを防ぐための専用の連結器を装備する。
IGBTインバーター/コンバーターは3台装備しており2台がモーター稼動用、1台が
HEPおよび補助電源用に稼動する。故障の多かったHHP-8の反省からHEPと補助電源装置は二系統となっており、一系統が故障してももう一系統で動作することができるため、輸送障害における列車運休の頻度を下げることができる。
ブレーキは車輪に内蔵されたピンホイールローターのディスクブレーキ、回生ブレーキは基本的に100%架線に返すことができるが、架線電圧が高いときはHEP/補助電源用に回生電力を使うこともできよりエネルギー効率が上昇している。
安全装置として車内信号式ATC、速度制限節制装置であるACSES、EB装置が採用されている。
模型について
KATOより製品化されている。最新のドライブ機構、LEDヘッドライト、そしてシースルー運転台構造で非常に信頼性の高く安定した走行をする。DCCフレンドリー。アムフリートIとのセット販売とナンバー違いの単品3種が発売されている。。
メーカ名 |
品番 |
製品名 |
軌間 |
縮尺 |
購入場所・サイト |
状態 |
金額 |
KATO |
10710-2 |
アムトラック ACS-64 アムフリートI 5両セット |
9mm |
1/160 |
TAM TAM |
新品 |
約20,000円 |
最終更新:2018年12月30日 13:27