基本情報 |
運用者 |
Amtrak , VIA rail canada , NJ TRANJIT |
製造所 |
General Electric |
型名 |
P42DC |
製造年 |
1991~2001 |
製造数 |
|
運用開始 |
1991- |
性能諸元 |
軸配置 |
B0-B0 |
軌間 |
1,435m |
長さ |
21.03m |
幅 |
3.05m |
高さ |
4.37m |
機関車重量 |
121.672t |
台車 |
Krupp-Mak high-speed Bolster less |
車輪径 |
1.01m |
燃料搭載量 |
8300L |
動力伝達方式 |
電気式ディーゼル |
機関 |
GE 7FDL 16 |
機関出力 |
4,250hp |
発電機 |
GMG 195 |
主電動機 |
GE 752AH |
歯車比 |
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制動装置 |
電磁直通空気ブレーキ,ダイナミックブレーキ |
最高速度 |
177km/h |
最大出力 |
4,250hp |
備考全幅 |

GEが
アムトラック向けに製造する旅客用
ディーゼル機関車GEジェネシスシリーズの量産型である。P42DCのほかに先行投入されたP40DC(AMD-103)、第三軌条区間でも走行できるサードレールコレクターシューを備えたP32AC-DMが存在する。F40PHの後継機で、現在のアムトラックで一番の数を誇る万能ディーゼル機関車であり、活躍範囲も非常に広域でアメリカ全土で客車列車をけん引する姿を見ることができる。まさに"アムトラックの顔"である。
これらジェネシスシリーズは、ディーゼル機関車では珍しく単一のモノコック構造を採用しており、保守と修繕に手間がかかるもの優れた空力と軽量構造によりこれまでの既存の機関車にくらべて燃費が大幅に向上した。いままで主流であったEMDのF40PHは2ストロークエンジンを搭載していたが、ジェネシスシリーズは4ストロークエンジンを搭載しており、モノコック構造も相まってF40PHに比べ燃費は22%もよく、馬力は25%も向上している。機関車の制御にはすべて新しいコンピューター制御が取り入れられ、オンボードの機能はすべて自動で制御されるようになった。例えば機関車がオーバーヒートしたり、油圧低下や水圧低下などの異常を検知するとコンピューターは自動で出力を落とすようなシステムである。台車にはドイツのクルップヴァキハーステック社製ボルスタレス台車を採用している。北米標準の
HEPも搭載。HEP用のディーゼルエンジンは持たず、走行用のディーゼルエンジンより供給を受ける。
P42DCをはじめとするこれらGEジェネシスシリーズは、ほかの機関車に比べ高さが低い。これにより、ノースイーストコリドーのロープロファイルトンネルや架線の下も走行することができる。つまり、P42DCはアムトラックのすべての路線を走行することができる唯一のディーゼル機関車なのである。
アムトラックではP40DCが800番台、P42DCが0番台(数が多いので200番台まで突破している。)、P32AC-DMが700番台のナンバリングを受けている。
模型について
P42DCはKATO USAより、P40DCはAMD-103の名でオーバーランドモデルスよりブラス製が製品化されている。
メーカ名 |
品番 |
製品名 |
軌間 |
縮尺 |
購入場所・サイト |
状態 |
金額 |
KATO |
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9mm |
1/160 |
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関連項目
最終更新:2017年02月19日 23:08