往来
往来(くーりえ,Courier)、時として往来者(おうらい-もの)とは
非空間間を身一つで
文字通り「往来」し、
仔細資料を中心としたあらゆる
無形情報子を扱う個人輸送業者
の事である。
族商よりも特殊な独自の
遡時歴を駆使し、長い者では何百年にも亘っ
て往来を続けている。
彼等は本質的な意味で何者にも規定されない存在である。幾度にも亘る
束間渡航は
往来の感覚を造り替え、彼等はまるでその「世界の部外者」たる位置が宿命付けら
れていたかの様にその役割へと浸透していく。
世襲と養子、供寝
往来の職は世襲制であり、遡時歴を譲り渡すことで代を重ねていく。度重なる
束間
渡航の影響から血縁関係の薄い彼等はその生涯の旅路で同姓の
漂民孤児を養
子として迎え入れる。縁組にあたっては
龝の呪術が用いられる。その絆こそが往
来と世界とを繋ぎとめる貴重な楔の一となるのである。彼等往来にとって養子を取
る事は衰えと死期の到来を指し示す徴(サイン)であり、子を連れて旅をする者はそ
の年恰好に関せず老熟の域にあるとして尊重される。
往来が養子に施す唯一の教育は、供寝と呼ばれる手法、習慣を通じて行われる。
彼等はその息子や娘達を毎晩抱き寄せて
人鞘の中で眠る。焚きしめられた香は
天然の
導入剤であり、
人鞘の中の人々、この場合は往来とその養子の意識を同
調させる【編集中】
熟練旅行者としての往来
個人携行式の
人鞘は往来の生活必需品だ。
球体に短期滞在しながら依頼を集めて
回るサイクルを繰り返す度、彼の届けるべき言葉は彼の背中に積み重なっていく。
また彼等は常人ではあれば忌避する様な
澱束、
酔神接合の跡を悠々と渡っていく。
料金体系
最終更新:2012年04月09日 09:22