創始歴9088年、アドリエルによって開かれた宗教。
具体的な教義は不明であるが、アドリエルの住んでいた土地にもともと存在していた教えをまとめたものである。

ごく一部のヒトのみがエーテル能力を行使できたこの時代において、類稀な能力を見せたアドリエルを神の使いとして崇める者が集まり、信者の数が増えていった。そのため、教母は世襲制ではなく、エーテル能力が高い女性が指名された。

クセル・ラオディキアがニムロドの国王になると、国家の統一目的からニサン教を国教に定め、政治、経済面の援助を与えた。
その後クセルが、ラオディキア王朝の支持者を教母にするため、教母の叙任権を求めると、ニサン教側はこれに反発。当時最も有力者であったペヌエルを筆頭会士とし、彼に教母叙任の権限を一任することで国家の介入を防いだ。
しかしクセルがペヌエル一派の暗殺を画策。ペヌエル修道院襲撃事件へと発展する。

この事件の後、教会内部の対立も表面化し、ソフィアを擁立するペヌエル派とニサン公教会に分裂した。

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最終更新:2017年06月11日 13:01