創始歴9488年、ニムロド帝国の傭兵によりペヌエル修道院が襲撃され、枢機卿をはじめ、多数の
ニサン関係者が殺害された事件。
約500年前、統治目的で
ニサン教を公教としたニムロド帝国の
クセル・ラオディキア大帝は、
ニサンに援助を行うことを引き換えに、各司教区の司教の叙任を執り行う権限を得ていた。やがてクセルが、教母の叙任権をも求めるようになると、ニサン教側はこれに反発。筆頭会士をたて、枢機会の体制を改革することで、ニムロドからの干渉を防いだ。
筆頭会士には当時最も有力であったペヌエルが選ばれたが、クセルはペヌエル及び、
ソフィアの暗殺を計画。ニムロドの傭兵の中でも勇猛であった
カレルレンを実行部隊に送り込んだ。
ペヌエル修道院を襲撃したカレルレンは、計画通りペヌエルを殺害。ソフィアの殺害も試みる。しかし、自分が争いの原因となっていると感じていたソフィアは、カレルレンに対し「ありがとう」といい微笑んだ。その無垢な笑顔に魅せられたカレルレンは、ソフィアを連れて逃亡した。
最終更新:2017年06月11日 13:24