[名前]ジヴーニャ・ロレッツオ
[出典]されど罪人は竜と踊る Dances with the Dragons
[性別]女性
[年齢]22歳
[立場]ガユスの元恋人・普通のOL
[一人称]私
[二人称]あなた、ガユス、ウォルロット、アナピヤ(それとクラナス)は呼び捨て、ジャベイラのことは先輩、他の相手は名前にさん付け
1巻から登場するガユスの恋人だったが、8巻で破局した。ガユス曰く「俺にはもったいない程のいい女」。製薬会社に勤めているOLさん。親族とガユス、ウォルロットからは「ジヴ」と呼ばれる。
ちなみに名前は「ジヴーニャ・ロレッツォ」という説もある。原作でもページによって最後のオが大文字だったり小文字だったりでハッキリしていない。
基本的にはガユス達攻性咒式士達が戦う血みどろの戦闘パートに対する日常パートの象徴的な人物だが、序盤から敵の計画に巻き込まれガユスの奮起を促すなどの展開が現れ始めていた。
ガガガ文庫版で新たに書き下ろされた長編、古き巨人編ではキーパーソンであるウォルロットから、事件の秘密を握る友の遺言を聞いた人物として拉致される。だが誘拐犯と人質の交流は元勇者でありながら虐殺者、麻薬中毒者に堕ちた彼を全うな攻性咒式士の道に戻す役割の一旦を担い、想いを寄せられることとなる。
しかし、最終的に祖国崩壊の危機を救うためにツェベルン龍皇国とラペトデス七都市同盟の間で戦争を起こそうとするウォルロットと、エリダナをその戦場にさせまいとするガユスが対立。彼の愛する自分がエリダナに住んでいることを説得の材料にしようとしたジヴーニャだったが、結局ガユスを選んだ彼女はウォルロットの愛の要求に応えられず、ウォルロットがガユス達と戦闘に突入してしまう。敗北したガユスが殺されると恐怖したジヴーニャは、拳銃でウォルロットを射殺し恋人を救うことに成功したが、その心に深い傷を負うこととなった。
七巻、八巻で展開されたアナピヤ編では、アナピヤの影響を受けてガユスと別れる。その後、ガユスの前の恋人であるクエロからそれがアナピヤの能力のせいであると伝えられたが、同時にガユスがひた隠しにして来た過去を知らされる。事件が収束した後、結局アナピヤはいつか破綻する二人の関係に対してたまたまトドメを刺しただけだとして、ジヴーニャはガユスとの決別を宣言した。それでもガユスに対する情が完全に捨てられたわけではないらしい。
原作ではその後ザッハドの使徒編が展開中だが、クロスロワにはこの時点で連れて来られたので割愛とする。
[身体的特徴]
白金色の髪の色白の美女で、尻の大きさを気にしているとはいえ女性らしい体つきのようだ。
アルリアン(一般で言うエルフ)の血を引いているためエルフ耳。
[性格]
基本的に正義感が強く、お人好しで騙され易い。そのためガユスによくからかわれるが、それが一定レベルを超えた場合、もの凄く黒く邪悪な一面が表に出てくることがある。その時の状態は「黒ジヴ」「黒き魔女皇」「邪悪な闇の女皇」と恐れられ、ガユス、ギギナを始めとする数多くの高位咒式士をも廃人寸前に追い込むほどの恐怖を与える存在となる(ガユスやギギナ以上の毒舌、ガユス曰く「幼少時に精神的外傷を受けていないとありえないような」罰ゲームを考え、更にそれを笑いながら執行する等)。その恐ろしさはギギナの許婚以上らしい。
子供時代は半アルリアンであることでいじめを受けたこともあったらしいが、それに負けることはなかったと言う。
[能力]
咒式を使う事は出来ないが、ガユスに教わった護身格闘術を使いこなすなど身体能力は高い。料理はガユスがついていないと下手。むしろ長距離から耳の穴を的確に打ち抜く射撃の腕前の方が凄い。事実として射撃の一級免許を持つらしい。
他にもツェベルン共通語、イージェス語、バッハルバ語、アルリアン語、アルリアン古語を日常的に使え、大型車輌免許を持ち、複式簿記もできる22歳とは思えないスーパーOLさん。
以下、クロス・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む
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開示する |
ジヴーニャ・ロレッツオのクロスロワにおける動向
初登場話 |
002:邪龍胎動 |
登場話数 |
1 |
スタンス |
対主催 |
死亡話 |
002:邪龍胎動 |
キャラとの関係
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最終更新:2013年02月26日 20:59