リントヴルム朝ヤード帝国(中世)

国名 リントヴルム朝ヤード帝国(東ヤード帝国・中世ヤード帝国)
年代 4512年~5934年
国旗
公用語 ヤード語
首都 聖都リントヴルムポリス
最大の都市 同上
領域 26,32,33
通貨 ヤードルーブル
宗教(初期) 古代円十字教
宗教(後期) 正統教会(円十字教会)
前代 ヤード帝国 次代 東ヤード帝国

概要

中世ヤード帝国とは、4512年から5934年にかけてシンファナ大陸に存在した帝政国家で、東西に分割された古代ヤード帝国の東側を継承した国家である。
本土といえる聖庁領と、皇帝に中世を誓う地方王国との主従契約による封建領土により成り立っていた。
中世期に大国として君臨していたが、長く続いた円十字軍の出費と被害から次第に力が衰え、皇帝のクーデターにより聖庁の支配体制が崩壊し近世ヤード帝国へ移行した。

目次

政治

皇帝の力は弱く、円十字教会のリントヴルム聖庁が実権を握る宗教国家だった。
最も有力だった12修道会が教皇を選定し、聖庁の公会議が皇帝を指名する制度がとられていた。
聖庁の権力は絶大で、近隣小国はみな帝国との主従契約を結んでいた。

皇帝

帝国の統治者であると同時に、「全文明の統治者」「地上における神の代理人」「楽園へ至る扉の守護者」と呼ばれる。
かつては強大な権力を有していたが、教皇の操り人形になっている。
暗黒時代に帝国の崩壊を防ぐ事ができず、民心を失い没落したためである。

公会議

12修道会が一堂に会し行われる会議。教義や法の制定、次代皇帝の選定を行っていた。

元老院

かつて帝国の実権を握っていた組織。公会議で決められた方針に従い、より細かい法の策定を行ったり、地方領主との利害調整機能を有していた。

経済

領主が農奴と土地を保有する封建制度が定着していた。教会から許可の下りた巡回礼拝者や行商人以外は土地を離れる事がゆるされておらず、
基本的に地産地消で経済が成り立っていた。

種族

大部分がヤード人とリンディス人だった。

言語

公用語としてヤード語が指定されていた。

宗教

円十字教が唯一無二の教義と定められていた。
異教や異端は異端審問官により排除され、拷問・火あぶりの刑に処されていた。

軍事

修道会と聖庁が有する宗教騎士団と、地方領主が有する領兵で編成されていた。
領兵の大部分は傭兵で、地方領主が必要な時に雇う形で編成された。
宗教騎士団は異端審問官のエキスパートで、高い戦闘能力だけでなく、拷問や処刑なども担当していた。

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最終更新:2019年12月18日 00:52