ヒロインがヤンデレのギャルゲみんなで作ろうぜ!内検索 / 「『泣いた君、泣かせた俺』」で検索した結果

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  • 『泣いた君、泣かせた俺』
    < 【back】 【next】 > 『泣いた君、泣かせた俺』  今日の放課後は図書室でみずきの勉強を見てやることに。 「エチルアルコールはどれか分かるかみずき?」 「…分かんない」 「これな。さっき教えただろ?」 「むー…」  別に責めたわけではないがみずきは頬をふくらませて拗ね出す。  そのしぐさに俺は思わず苦笑いする。  “忘れちゃったんだからしょうがないじゃん”  “ああそうだな”  “あ、バカにしてる!”  “してねえよ”  何も言わないけど、二人の心の中ではこういうやりとりが起こっていたりする。 「ここらへんはこまごましてて点が取りにくいからしっかり覚えておけよ」 「ん」  みずきは俺の言ったことを参考書に丁寧にメモる。  わがままで強引で、自分のやりたいことは何がなんでもやろうとするようなところもあるけど、こういう時は素直だ。 「じゃあ...
  • みずき2
    ;;背景『廊下』 @playse storage="DoorOpenF@11.ogg" @wait time=1000 @bg file="rouka1_mizu_y.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=700  つやめいた光沢を放つ廊下へ出ると、鐘は大きくなった。[lr]  何なのだろうか。[lr]  胸に手を添え、深呼吸。冬夜の冷気が胸の感覚を研ぎ澄ましてゆく。ますます警鐘めいたものが大きく響く。[lr] ;;SE『足音』。ぎしっと床板が軋む感じ。BGM『雨ノ/降ル/街』。 @playse storage="f11_5.ogg" @ws @bgm file="amemati.ogg"  これか!?[lr]  警鐘はこれを告げていたの...
  • ひめSS11
    < 【back】 【next】 >  家にダンボールの小包が届いた。俺宛?  不信に思いながら持ち上げてみる。重い……。どっしりとした重量感。 「こいつはもしや!」  そこでふと懸賞に応募した、松坂牛ハンバーグ4人前セットを思い出す。それぐらいしか思い浮かばない。 「姉さん、当たった! 当たったよ!」  今まで懸賞など当たったことなどなく、俺は思わず舞い上がってしまい喜び勇んで姉さんの前にそれを持っていく。 「な、なによー。急に大声出してびっくりするじゃない。それにお姉ちゃんと呼びなさいと何度いったら……」 「それどころじゃないよ。ほら、これみて! この間、松坂牛ハンバーグの懸賞に応募したのが当たったんだよ!」  ハンバーグという言葉を聞いてピクリと反応する姉さん。ヒュン! 「あれ?」  俺の手元から小包の重さが消える。いつのまにか姉さんの腕に、それが瞬間...
  • ひめSS09
    < 【back】 【next】 > 状況はちび姉シナリオラストの方 姉失踪→捜索→稔一人で発見、って流れ 脳内補完多めで頼む 「――なんで来たの?」  姉さんは呟く。 「なんで…か。さあ、どうしてかな」  ぼくは大袈裟に両手を広げて見せた。姉さんが唇を噛み締めるのが遠目にもわかる。 「あえていうなら、膝を抱えて泣いてるプリンセスを助けに参りました、とでも?」  キザったらしく一礼をして、笑みかけてみる。 「泣いている? 私が? 冗談はやめてよ、気持ち悪い」 「いや、泣いてるね」 「泣いてない」 「いいや、泣いてるさ」 「泣いてないっ」 「いやいや、泣いて――」 「泣いてないっ!!」  そう彼女は激昂し。  手に持った包丁を、手が白くなるほど強く握り締めて。  ぼくを、睨む。  が、次の瞬間にはその表情は嘘であったかのように、...
  • 百合×凜々『調教編』
    < 【back】 【next】 > 百合×凜々『調教編』 「ねぇ、りぃちゃん。そんなに私に許してもらいたい?」  夕陽は沈み、冷たい冬の夜空が明かりのない教室の中へと滑り込んでくる。  オレンジ色で染め上げられていたはずの世界は、膝をついて謝り続ける凛々にとって、痛々しいまでに冷たく昏い色へと変わり果てていた。  冷気をそのまま音にしたような声音で、百合は言った。 「答えて。私、りぃちゃんの答え方次第では、許してあげてもいいんだよ?」  その言葉に、凜々は泣き腫らしていた顔を上げた。 「ほ、ほんとに……?」  親を見失った迷子のような、いつもの気丈な彼女から推し量ることも出来ない不安げな瞳で、凜々は闇の中の百合を見上げた。 「ええ、本当よ」  長い前髪が陰になって、百合がどんな表情をしているかは分からない。だが、声だけは、とても、とても愉しそうだった。 「今ま...
  • ひめSS01
    【next】 > ○ちび姉シナリオでやりたいこと  ・明るい(ライトな)わがままシーン  ・裏の性格が出て、その変化に戸惑う主人公  ・主人公に一服盛って寝てる間に縛る  ・主人公に近づこうとするほかの人物を殺害  ・自分のものにならないんなら、もう要らない→主人公殺害エンド ○どういうルートで病み始めるか  「主人公が欲しい」程度では、駄々をこねるだけ(裏は出ない  主人公にはっきり拒絶されて初めて裏が出る ○病んだらどうなるか  何にも興味がなさそうな態度になり、ため息を頻繁につくようになる。  あきらめたような口調で話す。が、主人公のことをあきらめたわけではない。 ○ちび姉BE候補 【主人公奴隷化計画】  主人公を衰弱させた後、命令を聞かないと食事を与えないようにして、調教。学校にはうまいこと言い訳をする。 ...
  • ぼくの理由
    < 【back】 【next】 > 「ぼくの理由」 伊万里:ねえ見て見てみのりん、この写真! 稔  :ああ?なんだこの生意気そうなガキどもは。特に右側のガキ 伊万里:それみのりんだよ 稔  :ああん?……ああ!もしかしてこれ小学校入る前の写真か!? 伊万里:そう!今日机の引き出しを整理してたら見つかったんだ! 稔  :へえ、この二人並んでるのが俺と・・・隣が伊万里か。 伊万里:懐かしいよね! 稔  :ああ。にしてもちっちゃいなー、 伊万里:このころみのりんはボクよりも背が小さかったんだよね 稔  :生意気にもお前デカかったよな 伊万里:人の成長にケチつけないでよ・・・・・・ 稔  :そのくせお前よくいじめられてたよな。 稔  :(……ああ、そのころからいじられてたのか) 伊万里:うん、そんなボクをみのりんがよく助けてくれたんだよね 稔  :…そうだった...
  • 委員長の闇/腐臭のする花
    今日は建国記念の日──少しカッコよく言うと、紀元節の振り替え休日だ。  なので、月曜だけど学校は休み。  おかげでもっと休みが増えないかなー、などと小学生じみたことを考えてしまうけど、それは多分、世の中の人たちも同意見じゃないだろうか。  まあ、休日をしっかり休めるのは学生のうちだけだと言うし、お言葉に甘えてしっかり休日を満喫しておこう。 「というわけでさ。ちょっと暇なんで付き合え、毒男」 「何が、というわけだ。人がイイ気持ちで三度寝してるって時にケータイで叩き起こしやがって! お前、俺になんか恨みでもあるのか!?」  電話の向こうで毒男は朝からエキサイトしていた。  ……遊びに誘ったくらいで、何で怒鳴られなきゃならんのだ。さすがに温厚で通ってる俺も、語気が荒くなってしまう。 「おいおい。確かに寝てるとこ起こしたのは悪かったけどさ。何でそこまで言われるのさ」 「お前が...
  • シナリオ案
    マゾ  ゆらゆらと。  細かく震動を続ける座席で、  俺はただ、流れていく景色を眺めていた。  ああ、またこの夢か。頭の隅、冷静な部分がそう判断する。  正直、何度目になるのだろう。  中学生になる頃には、もうこの夢に飽き飽きしていたような気もする。 夢父「さあ、もうすぐ新しい家に着くぞ」  振り向きもせず運転席に座った俺の親父が言った。  はーい、と生返事をして、また俺は窓に向かう。  別段、面白い景色でもなかった。  今となっては夢でも現実でも見飽きたような景色だ。  当時の小さかった俺でさえ、そんなに珍しいとも思ってなかった気がする。 幼ひ「ねえねえみのくん。新しい家ってどんなとこかな?」  隣でそう言ったのは、姉の藤宮ひめ。  この時は小学校3年生だっただろうか。幼い瞳が俺を覗きこむ。 幼稔「んっとね……広...
  • ひめSS02
    < 【back】 【next】 > 夕方 自宅 ほのぼの  ガチャ 「稔君、おねえちゃんお腹すいたんだけど~・・・ってあれ?お電話中?」 「あっ、ねえちゃん。ごめん、ちょっと待って」 「あぁ、ごめん毒男。あぁ・・・うん。じゃ、それで。じゃあな、毒男」 「稔君、明日お出かけするの?」 「あぁ、久しぶりに毒男と街までね」  っと、充電器、充電器、最近の携帯は減りが早くて嫌になるな。  ん、あった、あった。 「ふぅ~ん・・・・今度はお土産忘れたらやだよ?じゃ、先に下に行ってるよ」  ん?お土産ってなんだ?・・・ってもういないしな。とりあえず下行きますか。  下に着くとわが姉は、テーブルに座って足をパタパタさせていた。  冷蔵庫を開けてみると、買い置きの野菜とともにカレーのルーが残っていた。 「カレーでいい?」 「いいよー」  なんとも能天気な声だこと、すこし...
  • 凜々04
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 「百合…百合は私より…」  稔と百合が仲良く歩いている様子を影から見つめているのは凜々であった。 「百合を盗られた百合を盗られた盗られた盗られた盗られた…」  下を向いて呪文の様に何かつぶやいていたが、突然顔を上げると急ににこやかな顔になり… 「誰かに私を慰めて欲しいなあ…」  何事か思いついたみたいだった。  数日後 「稔君、最近いっちゃんが変なの」  姉さんが言った事は俺も気付いている  伊万里が最近ずっとうわの空で、時々ふと顔を赤らめるといった状態になっていることだ。 「みずきも変なんだよ、女の子を見ては顔を赤らめてるし」  稔の方も何か...
  • 百合の努力/Love×2ラブクラフト弁当
    昼休み。 毒男と教室の席でたむろっていると委員長がやって来た。 「藤宮君、お弁当を作ったんですけど、その、味見をしてほしいんですが……」 その言葉と同時に、毒男はスロットが回るように白目を剥いた。 「なん……だと……」 わなわな震える毒男を視界の外に追いやって、俺は快く「いいよ」と答える。 「料理を習う前に現在の状態を添削してほしいと思いまして。それじゃ屋上で」と委員長。 添削か。 委員長ってZ会とかまじめにやってそうなタイプだよな。 「そ、そう。お弁当か。いやー、藤宮君はうらやましいねえ。委員長のつくったお弁当を食べられて……おいしいおいしいお弁当……」 毒男は汗の垂れているニヤニヤ顔に変わる。 おまえ、pgrしてるのかトラウマを思い出して震えてるのかどっちだよ。 「し、しっかり味見してこいよー……フ、フフ。ちょっとトイレ行ってくる」 毒男は青い顔になって口を押...
  • タイムカプセルSS
    < 【back】 【next】 > タイムカプセル 「みのるー」  廊下から聞こえる元気な声に、俺はまたかと思った。  何でかわからないがこんなにタイミングのいいやつも珍しい。  『お、また来たぞ』や『モテるねー』などという冷やかしを受け流しながら、俺はみずきを迎えた。  いつの間にか後ろに伊万里もいたが、…ほっとこう。  俺がふいっと顔を戻すと後ろから『あーなんで無視するのさー。みのりんでもあんまりだよー』という声が聞こえてきた。 「で、何だみずき?スバゲッティならこの前食っただろ。」  俺が伊万里を無視しながら聞いた。 「お、みずきちってば意外と食いしん坊なんだね。」  伊万里にもからかわれたみずきは頬をぷぅと膨らませた。 「違うもん。昨日掃除してたらこんなの見つけたから来たんだよ。」  と言って俺に紙切れを渡すみずき。  これは… 「タイムカプセル...
  • 同級生の噂
    mizu0202|同級生の噂 @bg file="rouka1.jpg" time=700 [cm] [eval exp="f.mizu0202 = true"] ;↑mizu0206のシナリオ分岐 @bgm file="ahumati.ogg" @texton  学食に行く前に一年生の階を通ることにしたのは、やはり不安だったからだ。[lr]  みずきは面倒見が良い。たとえば体調の悪そうなヤツがいれば、進んで代わりに学食へ買いに走ってやる。[lr] ――だからこそ。[lr]  不安だった。誰かが具合の悪いフリをしてみずきに『引き受けさせている』との風の噂を小耳に挟んだ。真偽を確かめる必要がある。[lr] ;;背景『教室の扉』に変更。  やがてみずきの教室へとたどり着くと、俺はいつもするように教室の扉から顔だ...
  • 百合SS01
    通常イベント 「クラスの仕事お手伝いイベント」 時期的に文化祭とか合唱コンクールの時期だしね。 他ヒロインに巻き込まれて帰宅が遅くなった主人公が教室に戻ると 夕焼けに染められた教室で黙々と作業する委員長 ここは絵が欲しい。 委員長の性格がもっとも出る場面だろうし 「いっしょに帰宅イベント」 ↑の「クラスの仕事お手伝いイベント」のあとなら 普通にこういう流れになるんじゃないかな? 他にも妄想希望。 自分も考えてはいるが鼻水と一緒に脳が溶けていってしまったから……。 ルート限定イベント 「コンタクト買い替えイベント」 コンタクトの度が合わなくなったから付き添いをたのむ委員長。 この時に眼鏡姿を披露できるんじゃないかな? コンタクトを買うときって眼鏡で来て欲しいって眼鏡屋言ってたし もしくは過去を振り返るとかでも良いかも。 そっちのほうが眼鏡...
  • 早紀19
    < 【back】 【next】 >  ……このところ蓬山先輩の様子がおかしい。  とにかく元気がないのだ。  常にぼーっとした様子で、あまり人と交わろうとしない。  俺や周囲の人間が声をかけたときは「なんでもないよ」と笑顔になるのだが、どうみてもごまかしです。  本当にありがとうございました。  別に元気がないだけなら、まだそっとしておくというのもいいのかもしれない  そう考えて実際に放っておいたりもした。  だがそうした結果、先輩はさらにおかしくなってしまったのだ。  ろくに眠っていないようで、目の下にくまを作って虚ろな表情で  俺が見る限りはいつでも危なっかしくふらふらとしている。  白い粉の注射でもやってんじゃないか? と思ってしまうほどだ。  何か深刻な悩みでも抱えているのかもしれない。  心当たりは……ある。  それ...
  • ひめSS05
    < 【back】 【next】 > 監禁稔 ニート姫 奮闘毒男 「起きてー、起きなさいよ稔くん」 いつもの何気ない日常で俺が姉さんを起こすときのように、姉さんが俺の意識を覚醒させようとする。 「う、ううっ……」  もう何度“これが夢であってほしい”と願っただろう。  でもやはり今日も違う、これは現実なのだ。 「もう。ダメだよ、三百六十五日休日だからっていつまでも寝てちゃダメなんだからね」  俺の閉じたまぶたの上から、通常のライトの何倍もの眩しい光が染み込んでくる。  目が焼けてしまいそうだ。 「ほら、起きて稔くん、もう朝だよ」 「うああっ……!」  光から逃れようと、目を閉じたまま顔をそむけると、 「あ、起きた?」  そう言ってから姉さんはハイビームを消した。  それでも俺の...
  • 早紀SS01
    【next】 > ・先輩と主人公はどうやって知り合ったのか  複数案上げると、  Ⅰ- 家が近く、幼少の頃からの付き合い  Ⅱ- 部活関係  Ⅲ- 主人公の友人の姉である とりあえず武器は紐・針などでいいかどうか ツンヤンの搭載について  情けない話ですが、正直SSが全く浮かびません  ヤンデレ属性(頃されたい系)との相性が最悪です…・・・  頃されたいなんて無理な頼みごとをするのにツンが邪魔してしまいますな 部活について(3年生なので、入っていた部活。設定は必須ではない)  武器から考えて、家庭科部かなんかでしょうか  性格を考慮すると部長みたいな任を背負っていたと考えられます 「また頼まれごとですか?」 「ふふっ、人から頼まれたら断れない性質なの」  先輩は恥ずかしいところを見つかった子供...
  • 委員長の名前
    < 【back】 【next】 > 委員長の名前  あー、明日から三学期か……。  だるいなあ……。  冬休み最後の日。  空は真っ青に晴れてるけど、俺の心はまさに曇り空だ。  たぶん全国の学生が同じ気分なんじゃなかろうか。  一昨日から慌てて取り組んだ宿題は、終わりそうな気配ではあったが、さすがにそろそろ精神力の限界だ。  少しくらい散歩してもばちはあたらないだろう。  ああ……冬の空って何か綺麗だよなあ……。 「ん……?」  公園の脇を通りかかる。  見知った人影があった。 「委員長……?」  うん、間違いない。  委員長だ。  俺のクラスの委員長が、ブランコに座って、ぶらぶらと揺られていた。 「委員長!」 「……あら」 「俺だよ、オレオレ!」 「そんな繰り返さなくても知ってるよ。藤宮稔君」 「ご、ご...
  • みずきSS 02
    < 【back】 【next】 > 「やっと……やっと追い詰めたよ……月曜日クン」  みずきは廊下の端で壁を背にした俺に向かい、一歩一歩ゆっくりと歩を進める。  彼女の両手にはテレビで見る物よりやや小型のチェーンソーが握られている。 「や…やめ……助けてくれよ……」 「うん、これから助けてあげるんだよ。稔クンを月曜日から解放してあげるね」  そう言った直後、みずきの持つチェーンソーの刃が急速に回転を始める。  深夜の校内に満ちた俺とみずきの息づかいが、無機質な音によってかき消される。 「ち、ちがうんだっ! 頼む、俺の話を聞いてくれ!  げ、月曜日は避けるものじゃないんだよ!」  俺が言うと、みずきの動きがぴたっ、と停止した。 「避ける? 避けるものじゃないだって!?」  みずきの瞳に、憎悪の炎に...
  • 共演02
    < 【back】 【next】 > みずき「伊万里とのデートに遅刻、あろうことか途中で帰った」 稔「…」 みずき「伊万里、泣いてた。……やっと付き合ったのに、これで」 稔「…」 みずき「何か言ったら?ううん、言いなさいよ!!」 稔「……文句を言われても仕方ないと思ってる」 みずき「アンタ………っ!!」 稔「俺が悪いのは分かってるよ。でも、そーゆーの、アイツが直接言ってくんなきゃ分かんないよ」 パシッッ! 稔「!!み、みず……き?」 みずき「死ね、アンタがそういうヤツだって思わなかった」 稔「な、なんだよ!」 みずき「永久にさよなら」 稔「オイ、みずきっ!」 ひめ「稔くんどうしたの?頬、腫れてるよ」 稔「…なんでもない」 ひめ「それ、なんでもなくないよね?もしかして…」 稔「いいから。姉さんには関係ないよ...
  • みずきSS03
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 告白inタイムカプセル 「あっ…」  俺のスコップが掘り出したタイムカプセルを開けて中を見ていたみずきが声を上げた。 「ん?どうした?」  ちなみに俺はまだ中を見ていない。  今開けたばっかりなのだ。 「う、ううん…なんでもないの…」  何やら顔を真っ赤にしてうつむいているみずき。  タイムカプセルを覗き込んでみると(ry  なにやらみずきは手紙を読んでいたみたいだった。  読み終わったのか、それとも耐えられなくなったのか、手紙をずいっと突き出してくるみずき。  どうやら読めと無言で言っているみたいだ。 「?」  疑問符を頭に浮かべながらも受け取...
  • ひめ15
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません ひめ×みの ちょいエロ 夜 「ふぁ・・・・」  ん~、なんか眠いな、昼間体育やらで無茶しすぎたかな。もう年かな、まだぴちぴちの十代だと思っていたのだがなぁ。 「稔君、眠そうだね?どうしたの?」 「あぁ、姉さん、なんかね~、昼間無茶しすぎたかな、もう若くないな、俺も」  眠気を堪えつつ苦笑しながら答えると 「・・・・・・てりゃ!」 「うぉ!何をするだァーーーーッ」  なんて奴だ、人のことをいきなりクッションで殴るとは・・・ 「何のこと?悪霊かスタンドでもいるんじゃない?」  なんて言い訳だ、この女は・・・・だめだ、もう限界だッ、倒れそう・・・。 「ごめん、姉...
  • →藤宮ひめ
    原文 →藤宮ひめ (黒背景) いや、実の姉は…まあいいか。 稔「俺、姉さんが…ひめの事が好きだ!姉弟とか、家族とかそういう好きじゃないんだ。分かって…くれるかな?」 ひめ「分かってるよ。稔くんのことはおねえちゃんが一番分かってるんだから。おねえちゃんも稔くんの事、大好きだよ!」 ――数ヵ月後 足元から風が吹き抜ける音がする。どうやら高い所に俺達はいるらしい。 ひめ「綺麗な夜景だね、稔くん」 稔「え?う、うん」 俺には真っ暗闇しか見えていないが、姉さんには何かが見えているのだろう。ここは合わせておいてあげよう。 ひめ「ふぅん。何が見える?ねぇ、何?どう綺麗なの?」 稔「え、ええと…その…」 ひめ「嘘はいけないなぁ稔くん。おねえちゃんに嘘つく稔くんはこうしちゃうんだから」 ドン 小柄で華奢な姉とは思えない力で僕の体は深い闇へと放り出さ...
  • 電波先生裏切りのオフ会ss
    < 【back】  電波先生裏切りのオフ会ss  待ち合わせ場所は、駅改札そばのモニュメントだった。  鍋と包丁が前衛的に模された夜見市の象徴を前に、人々は砂時計の砂の如く、細く仕切られた改札を我先にと流れていく。 平日の夕方、帰宅ラッシュの人足は未だ途絶える様子を見せない。  グレーのスーツ、黒の制服、赤いマフラー――色々の砂粒が視界を横切っていく中に、一際目立つ純白の砂。 「はぁい稔君。待たせちゃったかしら」 白衣のポケットに両手を突っ込んで、悠々とこちらへ歩いてくる。 あまりに普段通りのスタイル。 校外の雑踏の中、彼女は明らかに周囲から浮いていた。 「……いや、俺も来て間もないんで。  ていうか先生、今日は早めに抜けて直行するとは聞いてましたけど。  あの。その、格好のままで?」 「うん? ままも何も、これが普通よ。  外を出歩...
  • 振り替え休日
    mizu0212|振り替え休日 @bg file="genkan.jpg" time=700 [cm] @texton ;;BGM あえて無音?  ←稔の心境考えて、このep明るめな曲はなし 英字ー数字の曲は素材表リンク先からお借りしました ;;背景『自宅玄関』  月曜日。それは魔物の曜日。休日という夢から平日という現実へ引きずりだす悪魔。[lr]  ご多分に漏れず、誰もがそうであるように俺も月曜日の朝は遅い。慌てて朝食をつくると、姉さんの分も用意して鞄片手に玄関を飛び出した。[r] 海外出張で親がいないと、こういうとき大変だ。[lr]  家を出た時点で既に遅刻気味。まさに脱兎の如くダッシュした。[pcm] ;;BGM  k-04『雪景色』フリーの方です ;;背景『教室扉』 @bgm file="k04.ogg" ...
  • 委員長と白百合 2
    < 【back】 【next】 > 委員長と白百合2  三時間目は技術の時間だった。  少し早めに終わって教室に戻ってきたのだが、どうもクラスの男子全体の様子がおかしい。  やたらとそわそわしている。 「何だって言うんだ……?」 「そりゃあれだよ。女子の手作りクッキーを待ちわびてるんだよ」 「うお! 長岡!」  本当にコイツはどこから湧いてくるんだろう。 「手作りクッキーって何だよ?」 「男子が技術の時間だったら女子は家庭の時間だろ? 今日の授業はクッキーを作るって話だった」 「そうなのか……」 「それで、クラスの男子は、気になる女の子のクッキーゲットを目指してるのだよ」  なるほど、それでこの浮ついた雰囲気か。  普段何でもない顔で過ごしてても、やっぱりみんなそれぞれ気になる子はいるようだ。 「稔は誰のクッキーを食べたいと思...
  • みずき4
    ;;SE『チャイム音』。BGM『ある日のこと』。背景『教室』 @bg file="kyousitu.jpg" rule="縦ブラインド(左から右へ)" time=1500 @bgm file="aruhiA.ogg" @playse storage="se3.ogg" @wait time=1500 @fadeoutse time=1500 @wf 「休みは黒川、と……黒川?」[lr] ;;検索エンジン(動揺)  滅多に聞かないググレの動揺した声。寝耳に水とはこのことだ。眦をこすってから、背筋を伸ばして体を起こした。[lr] ;;ググレ(困惑)  意識を回想から引き戻す。目の前でググレが珍しく戸惑っていた。普段は超然かつ傲慢、それが今はいい気味だ。とはいえ、理由が分からなければ、旨み...
  • 藤宮ミノルの憂鬱
    < 【back】 【next】 > 「藤宮ミノルの憂鬱」 ―次の日― 夏の朝方に、エンジンがかかるなんて珍しいことじゃない。 新聞配達のバイクのエンジンがかかる頃なんだろうけどそっちじゃなく、俺の体のエンジンがって意味ね。 稔   「…それぐらいアッチが元気なんじゃなくて、単純に寝苦しいんだよ」 とにかく暑い。 いつだったかこの暑さで目覚めてしまい、数時間悶え、寝ぼけ眼で窓を開けたままクーラーをつけてしまった。 省エネが叫ばれる昨今でね。 朝、それに気付いた姉に寝起きでどやされてから、ちょっとしたトラウマ。 それ以来、クーラーは封印し夜に窓は開けっ放し。 稔   「…」 稔   「伊万里まだ起きてんのな」 隣の家から光が漏れてる。 まだ起きてるか電気つけっぱなしで寝てるか。 たぶん…前者。 稔   「…明日があるっていうのにまーだ遊んでのかねあい...
  • みぞれ
    < 【back】  55 :愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票:2008/12/08(月) 00 15 36.52 ID AfzEmOTW0   冬、雪がそこそこに降るこの夜見市でも雪が降らずに雨が降ることもある。今日はそんな日。   天気予報が外れて今日は雪でも雨でもなく「みぞれ」の天気で、傘を持ってきていない人物には非常に過酷な日となった。   みぞれがやむことを信じて待つもの、同じ方向の友達の傘に入れてもらい一緒に帰るもの、   寒さに耐えてずぶ濡れになりながら帰るもの…。大体がこのうちどれかだった。   若干名の悪友が「濡れ透けサイコー!!!」とか「ずぶ濡れおっぱい!おっぱい!」とか叫び、   人波(に自然と出来たスペース)をすり抜けて行った様な気がしたが気のせいだろう…。   さてどうしようか… >>58 5...
  • 委員長の学校で位置
    yuri0202|委員長の学校での位置 @bg file="kyousitu.jpg" time=700 [cm] @playse storage="se3" @bgm file="n07.ogg" @texton  昼休みの始まりを告げるチャイム。[lr]  学食や購買に向かう生徒たちが、慌しく廊下を駆けてゆく。[lr]  彼らとは対照的に、弁当を持ってきている生徒たちはのんびりとして、互いの席をくっつけて談笑を始めたりしていた。[lr]  俺もいつもなら長岡と購買に行くか、毒男あたりと学食で食べるのだが、今日は違った。[lr]  日向先生に、昼休みになったらすぐに職員室に来るようにと言われていたからだ。[lr] 「今日は一体何なんだろう……?」[lr] ;↑ ?追加  思わずため息が出る。[lr] ...
  • 伊万里13
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません  小さな先端を摘み転がしながら、藤宮は少女へ侵入する。白雪の如き肌は、桜を咲かせていた。  その心地は夢幻か、藤宮は女のように喘ぐばかり。  その快楽の酔いっぷりと来たら苦痛に身を捩じらせる少女など構いなく、 (ああ、これはたまらん)  なのであった。 「どうか抜きなさって。抜きなさって」  木の葉のような足で押し返そうとするも、藤宮、巨岩の如く動かず。 「蹴るでない。そうも動かれては我慢ならぬ」  小さき娘が動くたび、胎が擦れいちもつはどんどんと熱くなる。  粟粒のような理性が無惨に腰を動かすことを躊躇わせていた。  しかし言葉を聞かず蹴るば...
  • Cルート
    imari2| [cm] ;;選択肢C『伊万里を愛している』  伊万里とは違う。俺は幼いままだ。だから引きちぎることができる。うさぎの耳を。ごっそり引き抜くことができる。繊細な毛並みを。薄く笑みを浮かべたまま。[lr] 「……みずき」[lr] @mizu pos=c wear=u pose=4 b=5 e=6 y=b m=9 t=1  護符のように携帯を掲げると、氷結した言葉を放った。[lr] 「愛してる。だから――」[lr]  淀みなく番号を入力した。一一○。後は発信ボタンさえ押せば、すべてが終わる。[lr] 「自首するんだ、みずき。……外でも、愛してるから」[lr] ;;みずき(制服 私服? 02,5B,09,00,00,00,M 片手胸に) @mizu pos=c wear=u pose=3 b=5 e=9 y=b m=11 t=1  呆けたように、携帯と俺の...
  • 早紀SS04
    < 【back】 【next】 > 早紀先輩と秘密の部屋 外には抜けるような、澄んだ青空が広がっている。 こんなに気持ちのいい晴れの日に屋上で昼飯を食べるというのも、いいものじゃないだろうか? 「……なんて考えていた時期が俺にもありました」 俺は全力で後悔していた。 頬を撫でる冷たい風が俺の全身を縮こまらせる。 ……寒い。 メロンパンをもそもそと噛りながら、歯に詰まるクッキー地の皮をぬるくなったカフェオレで流し込む。 あまりの天気の良さに、今が二月だということを忘れていたのが敗因だ。 こんなことなら、ドクオたちと一緒に学食に行ってくればよかった。 「あー、くそ。世間の冷たさに負けた……っ!」 嘆いてみるけど、それで暖かくなるわけもない。 「……中、入るか」 身体ばかりか心まで寒くなってきた。俺はカフェオレを飲み干して校内に戻った。 ■■■ ...
  • みずき17
    < 【back】 【next】 > 追記、修正をかけた本編組み込みver.ではありません タイムカプセルep  原文  車輪は回る。くるくる回る。みずきの押すマウンテンバイクの車輪だ。  俺たちは商店街を抜け、住宅地に入っていた。ここを抜ければすぐにでもみずきの家だ。  だが、その先頭を行く少女はこちらを振り向かない。  みずきは、俺たちの数歩前を無言で行く。あの活発なみずきがさっきから黙ったままだった。  俺は隣を歩く伊万里にそっと聞いてみた。 「なぁ、伊万里……みずきのやつ、いったいどうしたんだ? お前、なんか心当たりないか?」 「あ、あるわけないよ! ……ボクだってあんなみずきちを見たのはじめてだよ……」  こそこそと小声で話す俺たち。伊万里もみずきのあまりの消沈っぷりにどう接していいのかわからないらしい。 「みのりんこそ、なんか言っちゃいけないこ...
  • エロSS02
    注意 ここから下はかなり強烈かもしれないエロが含まれております そのため耐性がない方が見るのはお勧めしませんが 文章なので18禁ではありません 苦手な方はスルー推奨 伊万里 エロktkr! でも……あれ?  小さな先端を摘み転がしながら、藤宮は少女へ侵入する。白雪の如き肌は、桜を咲かせていた。  その心地は夢幻か、藤宮は女のように喘ぐばかり。その快楽の酔いっぷりと来たら苦痛に身を捩じらせる少女など構いなく、 (ああ、これはたまらん)  なのであった。 「どうか抜きなさって。抜きなさって」  木の葉のような足で押し返そうとするも、藤宮、巨岩の如く動かず。 「蹴るでない。そうも動かれては我慢ならぬ」  小さき娘が動くたび、胎が擦れいちもつはどんどんと熱くなる。粟粒のような理性が無惨に腰を動かすことを躊躇わせていた。  しかし言葉を聞かず蹴るばかりに藤宮は我...
  • レポート事件
    mizu0201_1|レポート事件 @bg file="rouka1.jpg" time=700 [cm] @bgm file="gakkou1.ogg" @texton  廊下に出ると、目の前をうさぎ頭が走り抜けていった。[lr] 「どぅわっ!?」[lr]  とっさに飛びのく俺。重心を大きく傾ける人影。うさぎの耳のようなツインテールが慣性に引かれて舞い上がる。彼女が廊下に身を投げ出すことで、辛うじて衝突を免れた。[lr] @ld pos=c name="mizu" wear=u pose=2 b=3 e=2a m=5 「イタタタタ……」[lr] 「すみません、だいじょうぶですか? ……ってみずき!?」[lr] [ld pos=c name="mizu" wear=u pose=1 b=5...
  • 早紀2/8支援
    < 【back】 【next】 > 早紀2/8支援SS  小さなノイズ。  とても、微弱な音だけど、俺の耳はそれを逃がさない。 「よし、今日はここまで。分からないところはググレカス」  そういってググレカスこと数学教師九暮和也は、既にまとめてあった用具を持参してドアを出て行った。  ちょうどよく、チャイムの鐘がこれでもかと学校中に響き渡る。  やっと終わった。  今日の授業はこれで終わりだ。まだHRが残っているが、自分のクラスのHRはあってないようなもの。  なんせ担任があのググレカスだ。連絡が無ければ10秒もかからずに終わるだろう。  人によっては、連絡に私情を挟みこんでどうたらこうたら話を引き伸ばす先生を担任として受け入れてしまい、  先にHRを終えた生徒達ぞろぞろと廊下を通っても、一番目の前の席にいる生徒があからさまに嫌そうな顔をしても...
  • みずきSS byカズサ
    < 【back】 【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません  大好きな幼馴染みの写真にキスをする。それが、あたし──如月みずきの毎晩の日課だった。 「おやすみ、みのる」  ちゅ。  振り向いたところを撮った一枚なので、唇よりも頬に当たる面積が大きい。  ちゅ。  実際には背丈に差がありすぎて、キスをするのも一苦労。無理にでも屈ませるか、押し倒しでもしない限り何度もキスするなんて無理だ。 「……みのるは鈍いよ」  あたしはこんなにキスしたがっているのに、どうして気付いてくれないのだろう。  今朝だって、ネクタイを直す傍ら、お気に入りのリップを塗った唇を上向きにしていたのに、あいつは何もしなかった。ほんの少し顔を下げれば...
  • ひめファイヤー
    hime0208_1|ひめファイアー @bg file="gakusyoku.jpg" time=700 [cm] @bgm file="aruhiA.ogg" @texton  午前の授業を終え、いつもどおり昼食を摂るために食堂にやってくると、まだ昼休みが始まった直後だというのに、上級生の集まりがそこにいた。[lr] [ld pos=rc name="hime" wear=u pose=1 b=1 e=1a m=1]  そしてその集まりの中心には、見慣れた人物。我が姉が座っていた。[lr] 「…………随分早いなぁ」[lr]  今日はうちのクラスの授業がいくらか早く終わったから、サボり組を除いて自分が食堂一番乗りだと思っていた分、びっくりした。[lr]  が、しかし。よくよく考えてもみれば、必死に国立の一般入試...
  • ひめSS04
    < 【back】 【next】 > END?? 『ひめの愛 ひめの鞭』 暗い…… 真っ暗だ…… 目を閉じているわけじゃない。 地下室は、一つも明かりが点けられていなかった。 「いま、な……んじ……だ……?」 つぶやいた声が、狭い部屋の中で反響する。 「ぅ……」 記憶がぼやけている。舌が痺れて、肺が苦しい。意識が定まらない。 姉さんに飲まされたクスリの影響だろうか。 手錠の鉄臭さを感じ取れるくらい神経は鋭敏なのに、それが何であるかを理解する脳の反応が落ちているようだった。 「いま、な……んじ……だ……?」 同じ言葉を繰り返す。 駄目だ。考えがまとまらない。 窓も明かりも時計も無いこの部屋で、後ろ手に手錠をはめられ、椅子に縛り付けられた状態では時間の経過なんて分かるわけがない。 姉さんに閉じ込められてから、一体どれくらいの時間が経ったのだろうか…… ...
  • お見舞い
    mizu0209|お見舞い @bg file="kyousitu.jpg" time=700 [cm] @bgm file="aruhiA.ogg" @texton ;;背景『教室』。BGM『ある日のこと(前半)』。 ;;ググレ(デフォルト) 「では、本日はこれまで。愚民ども、解散してよいぞ。質問は受けつけない。さらば」[lr] ;;ググレ消し  帰宅前のSHRを済ませ、ググレが足早に去ってゆく。当然ながら、誰も追いかけることのない影は孤独な感じだった。ざまーみろ![lr]  ようやく一日のノルマが終わったのだが、俺は立ち上がるのさえ億劫だった。それでも、もそもそと帰宅の準備を整える。[lr] 「なんだ、鉄人藤宮が今日は元気ないな」[lr] ;;毒男(デフォルト) 「やっぱりそう見えるよな」[lr]  我ながら今の俺は精彩...
  • みずき
    mizu0214|みずき @bg file="white.jpg" time=700 [cm] @bgm file="theH.ogg" @texton ;;背景『雪景色プラス夜明けが理想。無理ならホワイトアウトか何かで』 ;;BGM『Theヒロインズ』 「おお、雪だ雪だ! 雪祭りだよ、姉さん!」[lr]  廊下へ向かって叫ぶも、もちろん朝に弱い姉さんからの返答はない。いつものことだから俺も気にせず、もう一度眼下の光景を見下ろした。[lr]  白雪が推定五センチメートルは降り積もっている。雪だるま……OK。雪合戦……OK。[lr]  ここまでの雪は久しぶりだった。こたつで丸くなってる姉さんを無理やり外へ連れ出して、雪だるま作りや雪合戦に参加させたのも遠い昔。五年ぶりかもしれない。[lr]  午後は雪合戦決定。わくわくしながら見下...
  • みずき まとめ
    6/25日現在みずきまとめ 面倒見過剰気味で、困っている人を見ると放っておけない性格。 一方で自分の正義を人にも押しつけるところがある。本人は良かれと思って言っているが余計なお世話であることもままある。 その為、慕ってくれる友人も多いがうとましく思っている人間も多い。 教師陣などには受けが良いが、一方で高校留年という立場のみずきの扱いに困っている部分もある。本人は留年については全く気にしていない。 国語、数学、英語、物理が得意。社会系全般、物理以外の理科系全般が苦手。 特に稔に対しては常に注意を払っており、稔も最初こそみずきを小うるさく思っていたが中学に入る頃にはみずきの指摘がいちいち的確であることに気づき、はいはいと言うことを聞いてしまう。 みずきも惚れた弱みであまり強くは言わない為上手くバランスが取れている。 かなりの負けず嫌いで特にひめなどに言い負かされると捨てゼリフをはいて逃...
  • 委員長と…
    < 【back】 【next】 > 委員長と… 「やっぱ、この『以蔵』がお奨めだな。店内の雰囲気も彼女連れて行けるくらいお洒落だ」 「いや、お前も彼女居ないだろ」  学校の昼休み、毒男と地元グルメ雑誌を見ながら、何処のラーメン屋が美味かったかを話していた。 「『彦斎』『半次郎』『新兵衛』も捨てがたいんだが…」  毒男が口に出した三店舗は、いずれも行列が出来るほどの名店ではあるが  昔ながらの殺風景な店内と、無愛想な店主のせいで客層はサラリーマンや近所のおっさんに限られる。 「あのっ」  不意に隣の席から声がかかった。  委員長は仲間になりたそうにこちらを見ている。 「藤宮君達は『鍬次郎』へ行った事が御ありですか?」 「「『鍬次郎』?」」 (おい、稔。んな店の名を聞いたことがあるか?) (知らん。グルメ雑誌にも載ってないから隠れた名店なのかも知れんが) ...
  • プロット案
    各ヒロインのプロット案 黒川百合プロット案 如月みずきプロット案 蓬山早紀プロット案 藤宮ひめプロット案 各種プロット案 フラッシュバックみたいにして 春の出会い(個人的イメージです) 姉 朝起こす 幼馴染 通学路で出会い一緒に学校へ行く 後輩 主人公が困ってるところに出くわして手を貸す→主人公がお礼を言う 先輩 職員室で偶然出会って意気投合 先生 階段でつまづいて先生の胸にダイブ 委員長 教材運びを手伝う みたいなのをカットイン、カットアウトでやる 夏の家族旅行(+幼馴染)→イベントCG 水着妄想をカバー 秋の通学路→イベントCG ヒロイン全員どこかにいる 冬クリスマス→イベントCG クリスマスイルミネーションを見ているヒロインたちの顔 みたいに、季節の流れをフェードインフェードアウトで流す そし...
  • 日常04
    < 【back】 【next】 > 「「終わったー!!」」 伊万里「やっと!冬休みの宿題終わったね。みのりん!」 稔「ああ、これも勉強教えてくれた姉さんのお陰だな」 ひめ「ん~、おめでと~…」 稔「寝るなら自分の部屋で寝なよ」 ひ「ん~、みのるくん、ベッドまで連れて行って~」ぐしぐし 稔「はいはい、じゃ失礼しますよ。お姫様」スッ 伊(お姫様だっこ! ボクだってまだなのに!! 稔「悪ぃ、伊万里ちょっと待っててな」 伊 ! ……( ̄ー ̄)ニヤリ 稔「あれ? 寝ちまったか? おい、伊万里起きろー」 伊「みのりん、ボクもう眠いよ~」 稔「そうか、じゃ帰れよ」 伊「ひど!? じゃなくて、眠さ限界だからここで寝かせて~」 稔「いや、お前がどうしようもないヴァカでも、流石に風...
  • 『ひとりでできるもん』
    < 【back】 【next】 > 『ひとりでできるもん』 「さて、掃除当番だな」  誰もいなくなった教室を見渡す。 「…俺一人で」  放課後に机を運んでるときから徐々に徐々に人がぞろぞろといなくなった。  モップを片手にしたときはすでに教室には誰も残っていなかった。  これは何の罰ゲーム?  俺はいじめられてる?  いやいや。今日は教室の掃除当番だが班の人間が数人風邪をこじらせたり、  サボるクソヤローが出てきたりして結局俺1人になってしまっただけのこと。  あーあ、俺もサボりてえなあ。と思いながら机を運んでいるとポケットが震えた。  電話がかかってきたんだ。 「…はい」 『あ、稔?』 「ああ、みずきか」  携帯電話のディスプレイを確認しなかったが、  その幼さの残る声を確認するとみるみるうちに声の主の顔が頭に浮かび上がってくる。 『あのさ今日ヒ...
  • 早紀SS13
    < 【back】 【next】 > ジャリッ、ジャリッ―― 段を一つ登る事に、乾いた砂やゴミの、擦れてぶつかり合う音が、埃っぽく薄暗い空間に響きわたる。汚く、いかにも長年もの間ほったらかしにされてたと言わんばかりの階段。顔を少し挙げてみれば、四角い隙間から微かに漏れる淡い光に照らされた無数の埃がこれまたとなくこの空間の不潔さを主張する。そして、そのメッセージを受けとるかのごとく、咳をしたい欲求に駆られながらも、なるべく埃をたてまいと慎重に足を置いていく。 ゴオオオオオ―― 四角い隙間から、光と共に風も入り込んでくる。それらは埃を巻き上げ、まるで侵入者を排除する番人のごとく壁となってぶつかっていく。そして、自らの体に真っ二つに裂かれた番人は、負けたのが悲しいのか、獣のような叫び声と共に下の方へと渦巻いてく。 そのほうこう(なぜか変換ry)に悲しんだのか、侵入者は、口元を手で押...
  • エロSS01
    注意 ここから下はかなり強烈かもしれないエロが含まれております そのため耐性がない方が見るのはお勧めしませんが 文章なので18禁ではありません 苦手な方はスルー推奨 反転で読めるようになっています ヒロイン勢ぞろい 黒川百合と藤宮稔が仲良くなりしばらく経ったとある放課後 辺りは夕闇に染まりはじめ稔は校門前で百合を待っていた… しばらくすると百合が校舎から出てくる 百合は稔に気付き あたりをキョロキョロと見ると稔に笑顔を見せ駆け寄ってきた 「稔くん!」百合は稔に抱きつき胸板に顔を沈める 稔は顔を少し赤くしてあたりを見回した後百合の頭を優しく撫でた 『ガッ!』突然何者かが稔の頭を鈍器で殴りつけ稔はその場に倒れた 「実くっ… うぅ…」何が起こったかわからない百合も何者かに 腹部を打たれ意識を失った 二人を気絶させたものは手招き...
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