作品
高瀬カービィ
発売元 角川つばさ文庫
KADOKAWA
分類 小説作品
作者 高瀬美恵(文)
苅野タウ&ぽと(絵)
原作再現度 5
キャラ解像度 7
読後ダメージ 7

『星のカービィ』シリーズのノベライズ作品群の俗称。

元ネタ

2013年8月12日発売の『星のカービィ あぶないグルメ屋敷!?の巻』より続く、高瀬美恵による児童小説シリーズ。
2022年9月24日の『星のカービィ ディスカバリー 絶島の夢をうちくだけ!編』時点での既刊は24+1刊*1。ゲーム『星のカービィ』シリーズのキャラクターたちが活躍する様々なストーリーが繰り広げられる。

作品は大きく分けて完全オリジナルのストーリーと、特定のゲームをベースにしたストーリーの2つに分かれる。ゲーム原作のストーリーでは、小説という媒体の特色を活かし、ゲーム中では描写しきれなかった設定を補完したりキャラクターをより深く描写したりしており、ゲームを既にクリアしていても楽しめるようになっている。オリジナルのストーリーでは、ゲームにはいなかったオリジナルの敵キャラクターが登場し、そのキャラクターを巡ってカービィたちが活躍する。

作品の特徴として、カービィやデデデ大王などメインキャラクターにもセリフがあることにより、彼らの心境もより深く描写される。また、戦闘狂な面が強調されるメタナイト、デデデ大王との関係がより強調されるワドルディなど、原作から誇張・改変された設定も少なくない。また、オリジナルのストーリーに登場するキャラクターは、原作と比べても悪辣で狡猾なキャラクターが多く、『64』『ロボボプラネット』を超えるレベルで陰鬱なストーリーが繰り広げられることもある。一方で原作では僅かにしか触れられていない設定を深掘りしたり、独自の解釈で原作とは異なるエンディングを用意していることも多く、良い意味でも悪い意味でも読後には多大なダメージを負うことになる。

関連記事

高瀬カービィが由来となる用語

高瀬カービィに関連する用語

タグ一覧

+ タグ編集
  • タグ:
  • 一覧
  • 書籍
  • 高瀬カービィ
最終更新:2022年12月07日 14:16

*1 『星のカービィ 天駆ける船と虚言の魔術師』はシリーズに含まれない外伝扱い。