生活レベルは、電子機器はある程度発達しているものの、魔法で代替していたり、所持している層が分かれているため現代程十全に機能はしていない。

通信機器は基本的に据え置きのもの。個人間の通信は魔法で行うことがほとんど。ただし加護の無い地域においては魔力の消費が激しいため、個人用の通信機器を用いる。

機械の類はマナ(≒加護)を重視している者達にとってあまり好ましいものではない。そのため機械は“存在はしているが場所は分けられてる”事が多い。

→乗り物について

飼い慣らした魔物を乗騎(騎獣)として駆るのが庶民の間では一般的ではあるものの、乗用車も存在している。

 **騎獣**は良くも悪くも生き物であるため世話をするための労力と費用、そして厩舎が必要になる。また、運動不足にならないようにするための広場や、調教の施設と言った広いスペースが必要になるため、その土地を確保するのが難しい都市部の交通においては乗用車が一般的である。

 また、現実同様、道楽としての単車や乗用車の所持はそれほど珍しいものではないが、化石燃料で駆動するものは維持費も騎獣と比べても割高であるため金持ちの道楽であり、ほとんどが魔力駆動のものである。

 騎獣は長距離の移動に有用である反面、生き物である以上コスパが悪い(前述より)。車両は魔力の量にもよるが、長距離の移動を行うと燃料(マナ)切れで動けなくなってしまうが、休憩が(運転手はともかく)必要なく余計な荷物も増えないと言うメリットがある。

 騎獣と比べれば車両の積載量はあまり多く出来ないため輸送能力は騎獣の方が上、一般的な騎獣と比べれば速度は車両の方が速いなど長短があるため、どちらを使用するかはケースバイケース。機械を好まない層が一定数いるのと、さほど訓練が要らないことから世界樹の国では騎獣が利用されることが多い傾向がある。

航空機**に関しては上空では気流だけでなく魔力の流れが非常に複雑(魔力濃度の差である種の斥力場や、エア・スポットが突如発生する)であり、魔力を感じ取れる騎獣の方が圧倒的にローリスク・ローコストであるためほぼ存在していない(参考はFF14か)。


 ごく少数のみ高速演算用の外付けハードウェアを搭載した機工種がオペレーターとなって空を駆る航空機が軍事的研究で試験運用されている。しかし、現状ハイリスク・ローリターンなものとされており、一般化するにはとてつもないブレイクスルーが必要である。(特に一般家庭など一生縁が無いものと言われている。)

船舶**については大型のものは機械が多くを占めている。騎獣は小型・個人騎乗用のの留まる。


 海洋性の騎獣の調教が非常に難しく、大型の騎獣となると一歩間違えば災害級の動物や魔物などしかいない。現状、海洋性大型騎獣の運用は船舶で言うところの豪華客船のそれである。

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最終更新:2023年09月22日 13:40