ヤドカリュー




効果モンスター
星4/水属性/水族/攻 900/守1700
このカードの表示形式が攻撃表示から表側守備表示に変わった時、
自分の手札からカードを任意の枚数デッキの一番下に戻す事ができる。


1スレ目 208 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2007/08/23(木) 19:16:24 ID:ByoqkooQO

9スレ目 141 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/07/16(水) 21:59:25.95 ID:EbpXxADD0

14スレ目 749名も無き決闘者 (FAX! 2736-2QVD)2018/07/26(木) 00:23:45.60ID:vqBeKh/60FOX

最近は「手札を複数デッキの一番下に戻す」という効果をよく目撃するはずだ。
そう、あの強豪カード《鎖龍蛇-スカルデット》もこのカードと類似した効果を持つのだ。

しかし、これを見て諸君はこう考えたであろう。
「じゃあヤドカリューじゃなくてスカルデット使えばよくね?」
これは大きな間違いである。
似たような効果を持つカードであれば、併用すればいいのだ。

ヤドカリューはレベル4であり、スカルデットの効果で特殊召喚出来るという点も見逃せない。
また、両者は共に《つまづき》と相性が良い。ヤドカリューの場合は効果発動のトリガーになり、スカルデットの場合はリンクモンスターであるため、効果を受けずに攻撃することが出来るからだ。

スカルデットはやや出し辛いモンスターであるものの《幻銃士》《カゲトカゲ》のコンボを使えば召喚は容易であり、カゲトカゲはヤドカリューとも相性抜群である。

さて、ここまでスカルデットとヤドカリューの相性について書いてきたが、そこまでしてデッキボトムを操作して何になるのか?という疑問が出るかもしれない。
しかし、よく考えてみてほしい。デッキボトムを操作した後に《天変地異》を発動、または破壊すれば、デッキトップ操作に化けるのだ。

そして最近、デッキトップに大量のカードを置く事で真価を発揮するカードが登場した。

《一撃必殺!居合いドロー/Slash Draw》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールドのカードの数だけ自分のデッキの上からカードを墓地へ送り、
その後自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
それが「一撃必殺!居合いドロー」だった場合、
それを墓地へ送り、フィールドのカードを全て破壊する。
その後、この効果で破壊され墓地へ送られたカードの数×2000ダメージを相手に与える。
違った場合、自分はこの効果でデッキから墓地へ送ったカードの数だけ、
自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す。

このカードでの勝利を狙うならば《カードアドバンス》《エッジインプ・シザー》等を併用するのが定石であるが、このコンボでは相手の場のカードが5枚以上だった場合に対応出来ない。

しかし、ヤドカリューと天変地異のコンボならば、デッキトップに置けるカード枚数に制限が無いため、相手の場のカード数がどれだけ多くても一撃必殺することが出来る。
この動きには大量のカードが必要になるが、幸い《つまづき》等の表示形式変更カードでの時間稼ぎや、天変地異を強力にサポートする《デーモンの宣告》等のドローによって補える。
これらのコンボカードも、スカルデットのドローと合わせれば手札に加えるのも容易だ。

以上の事から、ヤドカリューはスカルデットと相性抜群である相互互換カードである上に、居合いドローを強烈にサポートする壊れカードである事がおわかりいただけたであろう。
現代遊戯王の豊富なカードプールによって、ついにこのカードは硬い殻から出て、日の目を見ることが出来たと言える。
14スレ目 757名も無き決闘者 (FAX! MM32-1akj)2018/07/26(木) 09:20:13.55ID:11Dg33wXMFOX
  • なるほど居合いドローと天変地異か・・・感動した



最終更新:2019年10月16日 12:19