誤作動




カウンター罠 
500ライフポイントを払う。 
[[罠カード]]の発動を無効にし、そのカードを元に戻す。 


5スレ目 638 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。:2012/07/07(土) 21:48:40.12 ID:DEp1NijF0

9スレ目 19 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/06/04(水) 19:57:02.55 ID:bAPZ01Tp0

ゴブリンのその場しのぎに続き、「誤作動」の有用さについて考察したためここに記したい。

せっかく無効にした罠カードをそのまま"元に戻す"という効果から、再び発動されてしまうというカウンター罠。このカードについて考えるにあたり、類似カードであるこのカードについても同時に話そうと思う。

《レッド・リブート》
カウンター罠
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。

遊戯王wikiにおいても、「誤作動」は「レッドリブート」に比べデメリットも少ない代わりにメリットも少ないなどと書かれる散々な扱いであるが、言い換えれば相互互換という事である。
では、「誤作動」が使用されるデッキとはどのようなものか……?

「誤作動」の特徴である"元に戻す"……例えば、こちらがモンスターを召喚した際、相手が「激流葬」を発動したとする。それに対し「誤作動」を発動すると、「激流葬」は次に攻撃力1500以上のモンスターが召喚されるまで「セットされ続ける」のである。

通常のデッキであれば、再びモンスターを召喚する機会が多いためセットされ直した「激流葬」を破壊する必要があるが……【コスモロック】においてはその限りではない。

【コスモロック】を知らない諸兄のためにも説明すると、このデッキは相手の場に使えないカードを5枚縛り付け「宇宙の収縮」を使用する事で相手はあらゆるカードを場に出せなくなるという強固なロックデッキである。
その都合上、こちらは「宇宙の収縮」「勝ち筋となるカード」の他に3枚しか使えないのに対し、相手の場には5枚を縛り付けなければならないことになる。

《宇宙の収縮》
永続罠
それぞれのフィールド上に存在しているカードが5枚以下の場合に発動する事ができる。
お互いにフィールド上に出せるカードの合計枚数は5枚までになる。

《心鎮壷》
永続罠
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。このカードがフィールド上に存在する限り、選択された魔法・罠カードは発動できない。

《カースド・フィグ》
効果モンスター
星1/水属性/植物族/攻 200/守 200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。このカードが墓地に存在する限り、選択したカードを発動する事はできない。

このデッキにおいて、召喚されるモンスターは「カースド・フィグ」や「電光ー雪花ー」、あるいはとどめ役となるダイレクトアタッカー程度に絞られる。召喚の機会が少ないこのデッキにおいては、「誤作動」は場に残らずに相手の場のカードを腐らせる事が可能なのである。
とどめ役を「波動キャノン」などにすれば、攻撃誘発罠であっても腐らせる事ができるだろう。

同じ事が「レッド・リブート」にも言えるのではないか?と思う方もいるだろう。しかし、ここで「レッド・リブート」のデメリットが重くのしかかってくる。
相手は、デッキから好きな罠をセットする事ができるのだ。これで砂塵の大竜巻でも持って来られようものなら、折角「心鎮壷」などで封じているものを解放されてしまうかもしれない。

そこで……これら二枚のカードは、併用すべきカードなのだという事を伝えたいと思う。

例えば、「レッド・リブート」で相手の罠を腐らせたはいいが、砂塵の大竜巻をセットされてしまったとする。そこで、「心鎮壷」と「誤作動」の出番である。

「心鎮壷」を相手の場にセットされた二枚の罠を対象に発動した時、相手は間違いなく「砂塵の大竜巻」を発動するだろう。そこで「誤作動」を発動してやる事で、その砂塵の大竜巻は2度と発動する事はできなくなる。

この使用方法は「カースド・フィグ」の攻撃宣言時にも使用でき、カースドフィグの自爆特攻に対し「次元幽閉」を発動されたり、そのモンスター効果に対して「神の通告」を発動された場合であっても、
「誤作動」があればそれを無効にした上で「カースドフィグ」で封印することができるのだ。これで安心してダイレクトアタッカーを召喚できるだろう。

「誤作動」が【コスモロック】における封印の手助けとなる事が充分に証明された所で、最後に「レッド・リブート」に対する最大の優位点を記したいと思う。

それは、「誤作動」は自分の罠カードに対しても発動できるということである。

【コスモロック】でありがちなのが、相手を縛ろうとしてセットしたカードが腐り続け、結局ロックの邪魔となる事である。
しかし、「誤作動」であれば自分の「宇宙の収縮」に対して使う事で、「宇宙の収縮」をセットし直すだけで場を開ける事が可能なのである。

昔は「おジャマトリオ」などを使ってロックをしていた【コスモロック】だが、新マスタールール下においてはリンク素材にされるのがオチである。
そうした逆風の中で、奇しくも新マスタールールの下生まれた「レッド・リブート」と共に【コスモロック】の希望となるのが「誤作動」なのではないだろうか。
15スレ目 731名も無き決闘者 (ワッチョイW 0d36-NFos)2018/12/28(金) 14:26:06.96ID:p7qIQtou0
  • 心鎮壺やカースドフィグの保険としては最適だよねぇ
    あと細かいけど激流葬は攻撃力に制限無いから、奈落と書き間違えたか?
    • 途中まで奈落の予定で書いてたのに、カースドフィグの事に触れるならと範囲の広い激流葬に変えた結果の変え忘れ……
      実際激流葬はダストフォースで伏せにしておいたモンスターを流されるので超危険カードだったり



最終更新:2019年04月29日 11:38