ディープ・スペース・クルーザー・ナイン




効果モンスター 
星9/光属性/機械族/攻 900/守 900 
このカードは手札からこのカード以外の機械族モンスター1体を墓地へ送り、 
手札から特殊召喚できる。 


ランク9がエクシーズ召喚できるので、それなりの価値がありそうなものだが、実際の所非常に効率が悪い。
なにせ普通にディスアドを負っているうえに、もう一方を自分で並べなければならない。
地獄の暴走召喚なんぞ使うなら、それこそレベル5を並べるほうがずっと有意義である。

しかしながら、それはあくまでこのカードが登場したEGACY OF THE VALIANTでの評価に過ぎない。
光属性・機械族という事で、サイバー・リペア・プラントで容易にサーチ可能。
おまけにこのカードの効果があれば、あちらの発動条件であるサイバー・ドラゴンの墓地送りも容易である。
一見非効率的な動きに見えるが、サイバー・ドラゴン・コアの後処理に機械複製術をフルに積み、
同時にサイバー・ヴァリーをも積んでいる場合、特殊召喚したこのカードとサイバー・ヴァリーとでドローが狙える。
この段階ではアドバンテージは-1になるのだが、機械複製術と組み合わせれば、4:4交換が成立する。
そうでなくとも、手札コストがサイバー・ドラゴン・コアであったならば、
フィールドのモンスターがなくなる事で、墓地でのリクルート効果が使用可能となり挿し引き0である。

除外したこのカードやサイバー・ヴァリーは、サイバー・ネットワークでも容易に帰還できるという点にも触れておかねばなるまい。
可能な限りに帰還できるのだから、1、2枚のディスアドバンテージなど大した傷にはならない。
このカードを複数除外していれば、当然ダイソン・スフィアのエクシーズ召喚も可能。

だが、このカードの真価はこれだけでは終わらない。
サイバー・ドラゴンを墓地へ送った状態で、オーバーロード・フュージョンを用いれば、キメラテック・オーバー・ドラゴンが融合召喚できる。
キメラテック・オーバー・ドラゴンは、融合召喚時にフィールドのカードを一掃する効果を持つ。
そう、サイバー・ネットワークがあれば、バトルを放棄する代わり除外+墓地の光機械を可能な限り特殊召喚するカードに化けるのである。
そしてキメラテック・オーバー・ドラゴンのレベルは9、即ちこのカードとのエクシーズ召喚が可能なのだが、
上述の通り複数のこのカードを用意しておけば、ハートアースですら容易に展開できる。
攻撃不可のデメリットなどどこ吹く風、エクシーズ素材がなくなるまでに除外数を増やす事も難しくない。
ダイソン・スフィア止まりでも、光機械という事で、除去されようが次の帰還に備えられる。


意図されたデザイナーズデッキではない、何者にも縛られない自由な心と、過去未来をリスペクトする心。
それらをあわせもつこの【サイバー・スペース】を使いこなし、貴方もわたⅤのような高貴なデュエリストを目指してみては。
7スレ目 926:名無しプレイヤー@手札いっぱい。 2013/12/15(日) 04:10:28.90 ID:VqifevW40
  • クルーザーはネットワークと合わせてハートアースドラゴン出せるから強いよな
  • >>エガシー オブ ザ ヴァリアント
    江頭のパックかな?



最終更新:2019年12月01日 12:50