No.9 天蓋星ダイソン・スフィア




エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/機械族/攻2800/守3000
レベル9モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードが攻撃されたバトルステップ時に1度だけ発動できる。
その攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、
自分の墓地のモンスター2体を選択し、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
また、このカードの攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールド上に存在する場合、
自分のメインフェイズ1にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。


11スレ目 951 : 名も無き決闘者@無断転載禁止2016/03/31(木) 23:04:12.38 ID:yfKi0coF0

2012年7月21日に発売されたABYSS RISINGに収録された一枚。
皆大好きトロン一家が長兄Vことクリストファー・アークライトの所有するナンバーズ。
層の薄いランク9においても大概の場合において「エンタープラズニル」か「V.F.D.」の方が強力であるため、
よほどの拘りがあるか熱烈なファンでもない限り採用される事はまず無い悲しきカード。
だがそれから7年経ったここへ来て新たなる光明が見えてきた。
そう、2019年8月3日発売のデッキビルドパック ミスティック・ファイターズに収録される『ジェネレイド』カテゴリーの存在である。

『ジェネレイド』はメインデッキのモンスターは全てレベル9で統一されており、
専用フィールド魔法で相手ターンにリクルートしながら展開・妨害していくのが基本コンセプトとなるカテゴリーだ。
ランク9のエクシーズモンスターも所属しており、そうなればダイソンも無理なく採用し出す事が出来る。
では採用して活躍させるにはどうするか。それは案外難しい事ではない。

王の憤激
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターを任意の数だけリリースし、
自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
リリースした数だけ自分の手札・フィールド・墓地から、
リリースしたモンスター以外の「ジェネレイド」モンスターを選び、
対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。

『ジェネレイド』カテゴリーのサポートカードであるこのカード、よく読めば分かるが、
リリースと素材に関しては『ジェネレイド』を指定しているが、対象となるXモンスターについては何の制限も無い。
つまりダイソンも問題なく効果の対象となり、X素材を増やす事が可能だ。
ダイソン自体のX召喚も『ジェネレイド』の展開や「星遺物の胎導」を使えばそう難しい事ではなく、
状況次第ではX素材を4~5つ増やす事も可能だろう。
そしてここまでX素材を増やす事に注力していれば諸兄らもあの存在を思い出すであろう。
そう、「CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア」へのランクアップである。

とても大雑把に言えばダイソンを素材にしていればX素材の数×1100のダメージを与えられるこのカード。
2体素材のダイソンに「王の憤激」で5枚食わせれば下敷きとなったダイソン自身も含めて8枚の素材となるため8800のダメージとなる。
それは難しくても4枚食わせて相手フィールドにモンスターが居ればカオス・ダイソンの効果で吸収し、やはり8枚素材となる。
相手の場がガラ空きならば1枚食わせるだけでカオス・ダイソンの3600と4400バーンで8000のダメージとなる。

また、今の遊戯王界隈では「死ななきゃ安い」という考えからライフポイントを軽視する傾向があり、コストなりなんなりでライフを消耗する事が多く、
大型のバーンダメージは意外と刺さりやすい。
相手にドローをさせる機会の多い『ジェネレイド』では「グリード」との相性も良く、素材8枚まで届かずとも削りきれる場面は多いだろう。
小賢しいソリティアなど行わず、少々のシナジーだけで力ずくで殴り殺すその様は、まさしく「宙の王 ダイソン・スフィア」と呼ぶに相応しい威容だろう。
16スレ目 862名も無き決闘者 (ワッチョイ 1e1f-KIok)2019/07/27(土) 08:13:59.23ID:69LZRIIu0
  • 大型バーンは気持ちが良いな!
  • 突然のバーンが稀によく刺さるのは決闘者なら知ってるもんな
    魔法の筒、お前やで
  • 相手への怒りから天の元に結集する王たちというシチュエーションと
    そこから繰り出される大型バーンとは熱いな



最終更新:2020年10月17日 10:55