永続罠
相手のエンドフェイズ毎に、手札・デッキから「死のメッセージ」カード1枚を「E」「A」「T」「H」の順番で魔法&[[罠カード]]ゾーンに出す。
自分フィールド上の「ウィジャ盤」または「死のメッセージ」カードがフィールド上から離れた時、自分フィールド上のこれらのカードを全て墓地へ送る。
全ての「死のメッセージ」カードが自分フィールド上に揃った時、自分はデュエルに勝利する。
数ある特殊勝利カードの中でも、特に成立が厳しいとされるカード。
集めるのに難く、妨害は容易いこのカードであえて特殊勝利を狙う者は少ないだろう。
総じて、有名な割に使われないカードの一つと言える。
しかし、実はこのカードは特殊勝利という本来の力の他にも禁断の力を秘めている。
さらにある特殊な状況では唯一無二の存在となる。
さてこのカード(群)にはユニークな特徴がある。
日本版は「D」「E」「A」「T」「H」だが、海外版は「F」「I」「N」「A」「L」なのだ。
もうピンと来た方もいるだろうか。
そう、ウィジャ盤の裁定によって禁じられた他言語混合に、文字通り禁じられた力が隠れているのである。
これらを場に出してしまうとその場でジャッジキルされてしまう。手札でカードを揃えていこう。
揃える文字は「D」「A」「N」「N」「A」。「DANNA」、つまり「ダンナ」である。
ダンナ。この文字列を揃えることによって、嫁デッキを使うプレイヤーはその嫁のダンナとなることができるのである。
5枚の手札を見れば、いつでも自分は嫁のダンナであるという自信がみなぎる。
この精神的効用は、単なる嫁デッキとは比べるべくもないほど大きなものであり、
その力は手札5枚が常に腐っているというデメリットをも補って余りあるだろう。
ハンデス≒ジャッジキルとなってしまうため、ハンデスには細心の注意が必要となる。
ウィジャ盤の禁断の力が真に発揮される特殊な状況、それは、"嫁ミラー"である。
同じ嫁を愛する者が自分だけでなく反対側にもいるという戸惑い、嫁を倒す悲しみ、倒される悲しみと、
嫁デッキを使う者にとって勝っても負けても苦い思いをしなければならない状況が嫁ミラーである。
しかしここで手札にウィジャ盤があったらどうだろうか。
フィールドに嫁を展開し、手札に先ほどの「D」「A」「N」「N」「A」が揃ったら、高らかに宣言しよう。「サレ」!
そして手札の「DANNA」を白日の下にさらすのである。思う存分見せつけることができる。
同じ嫁を使いしのぎを削っていた2人のうち、自分だけがダンナなのである。
この優越感は単に嫁デッキを持つだけでは得られない、ウィジャ盤にしかない唯一無二の効果ではないだろうか。
さらにルール上、この方法は逆ジャッジキルとなり相手の巻き返しを許さない。
嫁とともに悠々とその場を後にするあなたに、相手は計り知れない敗北感を味わうことだろう。
蛇足であるが、ここまで読んでみて遊戯王に嫁などない、
ガチでやってる俺からすれば関係ねーや、と思った方もいるだろう。
ウィジャ盤はそんなプレイヤーの心も代弁してくれる。
嫁デッキで自分の世界に浸っている相手に、
手札で「H」「E」「N」「T」「A」「I」と揃えて叩きつけ、「貴様など、ただのHENTAIである」と断じてしまおう。
鬼畜の所業と恐れられることは必至である。
8スレ目 768 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載禁止:2014/04/15(火) 22:59:49.77 ID:RRE31xpE0
- 「N」「E」「E」「T」を相手に叩きつけることによりマインドクラッシュすることが出来るな
- 海外と日本語合わせて30枚入れられるのか
- ホモが使えば「A」「N」「A」「L」で誘い文句に
関連カード
最終更新:2018年07月19日 18:08