ファラオのしもべ




通常モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 900/守 0 
かつてファラオに仕えたといわれている者たちの亡霊。 
揺らぐ事のない忠誠心を持っている。 


ステータスは完全に《マーダーサーカス・ゾンビ》の下位互換カードである。
同じLv2でありながらあちらは通常Lv2モンスター2位という高い攻撃力を有している。
こちらは守備0なので《悪夢再び》に対応している・・・と言いたいところだがあっちも対応しているので差別化できない。
属性、種族、守備が同じで攻撃力だけ負けている、これほどわかりやすい下位互換はほかにあまりないだろう。
しかもこちらの方が後発、つまり登場当初から下位互換の宿命を背負っていたのである。
そんなこのカードを活かす方法は至って単純、《マーダーサーカス・ゾンビ》と同じデッキに3積みしてサポートを共有するだけだ。

オイオイ、それじゃこっちがあって《マーダーサーカス・ゾンビ》がない時に舌打ちされるだけじゃないかって?
そんなことはない、このカードがあるから《マーダーサーカス・ゾンビ》が活かせるのだ。
まずはこちらを見てほしい。

《おもちゃ箱/Box of Friends》
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 0/守 0
このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから攻撃力または守備力が0の、
カード名が異なる通常モンスター2体を表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはシンクロ素材にできず、
次の自分のエンドフェイズ時に破壊される。
「おもちゃ箱」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

このおもちゃ箱を採用するには一種類の通常モンスターではダメなのだ。
そう、「種族、属性、レベルが同じで攻守どちらかが0の2種類の通常モンスター」という極めて稀な条件を見事にクリアしている。
この条件を他にクリアしているのは「おジャマ」シリーズと《ドラゴン・ゾンビ》&《鎧武者ゾンビ》の組み合わせだけである。
そのなかでこの組み合わせがオジャマにない利点はNo.43、No.65という召喚条件の厳しい2体のXYZモンスターに対応する点、《悪夢再び》で回収が容易という点だ。
なんで手札に加えるんだ、通常モンスターなんだから墓地においておいた方が強いだろう、って?そんなことはない。
ここに《融合》が加わるとあら不思議、攻撃力3000の超強力モンスターへと変貌してしまう。
また、フィールドでもこの2種が並んでいるときに《ゾンビキャリア》を召喚すれば《アンデット・スカルデーモン》という強力なシンクロモンスターにつなぐことができる。

《マーダーサーカス・ゾンビ》と《ファラオのしもべ》、二つが組み合わさることでシンクロ、融合、エクシーズのあらゆる強力モンスターの布石になってしまう。
一人じゃ見えない、二人だから、見える地平があるのだ。
8スレ目 948 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載禁止:2014/05/18(日) 22:37:04.64 ID:BWABEd+Z0
  • >種族、属性、レベルが同じ  
    そんな厳しい縛りは無いんだがな・・・
    あとはトライワイト対応だから他にチューナーが居れば高レベルシンクロも視野に入るな
  • レベルが同じだからエクシーズできて
    どちらも闇だから悪夢再びできて
    どちらもアンデだからアンデ融合やシンクロ素材にできる…と
    普通におもしろそうだし組もうかな
  • 攻1000以下だからリミットリバース対応なのは
    一応マーダーサーカスと差別化出来る点じゃないか
  • リビデあるし、4枚目以降の蘇生罠なら共有できるエンジェルリフトがあるけどね
    • んじゃ、7枚目以降の蘇生カードだな



最終更新:2018年07月14日 18:11