DC01-JP001 《疾風の[[暗黒騎士ガイア]]》 (Parallel)
DC01-JP002 《荒野の女戦士》
DC01-JP003 《フォトン・スラッシャー》
DC01-JP004 《ブレイドナイト》
DC01-JP005 《切り込み隊長》
DC01-JP006 《マハー・ヴァイロ》
DC01-JP007 《魔導戦士 ブレイカー》 (Parallel)
DC01-JP008 《久遠の魔術師ミラ》
DC01-JP009 《王立魔法図書館》
DC01-JP010 《ホワイト・ホーンズ・ドラゴン》 (Parallel)
DC01-JP011 《ストロング・ウィンド・ドラゴン》
DC01-JP012 《バイス・ドラゴン》
DC01-JP013 《ドル・ドラ》
DC01-JP014 《人造人間-サイコ・ショッカー》 (Parallel)
DC01-JP015 《[[スケルエンジェル]]》
DC01-JP016 《名工 虎鉄》
DC01-JP017 《ダンディライオン》 (Parallel)
DC01-JP018 《最強の盾》
DC01-JP019 《バウンド・ワンド》
DC01-JP020 《ドラゴン・シールド》
DC01-JP021 《[[地砕き]]》 (Parallel)
DC01-JP022 《打ち出の小槌》
DC01-JP023 《魔導師の力》
DC01-JP024 《一族の結束》
DC01-JP025 《ライジング・エナジー》
DC01-JP026 《マジシャンズ・サークル》
DC01-JP027 《竜の逆鱗》
DC01-JP028 《魔法の筒》 (Parallel)
DC01-JP029 《時の機械-タイム・マシーン》
DC01-JP030 《仕込みマシンガン》
9スレ目 438 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/11/09(日) 00:50:46.50 ID:yJMcw5n60
そのラインナップからクズだと言われまくっているパック。
初心者向けといいながら役に立たないカードばかりで、何が初心者向けだ、という意見もよく見かける。
内容はというと、第1期から第8期まで、幅広い時期のカードが再録されている。
ところで、最近OCGは、「第9期のカードはこれまでのものと比べて力のレベルが違う」という意見をよく見かける。
実際大会上位に名を連ねているのは第9期出身のカードから成るデッキが大半であり、
それ以前のカードを主力としたデッキは悉く敗退している。
さて、このパックのカード(第1期から第8期までのカード)で強化なんてしても勝てない、というが
勝てないのはこのパックだけでなく、8期以前ではどのパックも同じではないだろうか。
過去に猛威を振るい、集めるにも手間や金が掛かった、あるいは現在でも掛かる、そんなデッキも最近のカードには蹂躙される。
昔からのプレイヤーにとってはさぞ辛い経験であろうが、このパックでデッキ改造をする事で、初心者も同様の気持を味わう事ができ、
古参プレイヤーと心情を共有できるのではないだろうか。
様々な時期のカードが収録されているという事で、簡易ながらカードの歴史を知る教材ともなるだろう。
そのための出費が、このパック(通常パックより枚数が少し多く、投げ売られている事も多い)だけで済むのなら安いものである。
どうせ初心者向けなら勝てるものを、第9期のカードを勧めろ、という意見もあるだろう。
しかし、初心者がいきなり強いカードを手にして古参プレイヤーが昔から使ってきたデッキを叩きのめしても、反感を買ってしまう事だろう。
また、カードの性能に振り回されプレイヤー実力が伴わない、といった事態も十分に起こりうるだろう。
このパックのカードは、今では強力ではないかもしれないがプレイを学ぶには多いに役立つ事だろう。
また、勝つ事が難しいという事は、逆にどうやれば勝てるか、を考える力を磨く事にも繋がる。、
古参プレイヤーもこのパックを買った初心者プレイヤーを(よくもまぁこんなパックを買って、と)憐れむ事はあれど、憎しみを向けるなどといった事はしないであろう。
勝つためのカードを、という要求に応えるには厳しいかもしれないが、
初心者向け、というには十分に価値のあるパックであるといえるだろう。
9スレ目 438 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2014/11/09(日) 00:50:46.50 ID:yJMcw5n60
そのラインナップからカスパックと言われるこのパック。
世間からカス扱いされているその収録カードを、1枚ずつ見ていく事としよう。
疾風の暗黒騎士ガイア
初代主人公・武藤遊戯が使った暗黒騎士ガイアのリメイクモンスター。
初登場はSD遊戯編の新規カードであり、ウルトラレアだった。BE02でもパックイラストを飾っておりウルトラレアである。
第9期のSECEでサポートカードが登場し、今後も目が離せない1枚。
荒野の女戦士
戦士族のリクルーター。SD戦士の伝説の新規カードとして初登場した。
パックに収録された事がなく、これがパック初収録となる。
フォトン・スラッシャー
ZEXALの天城カイトの使用カードとしてもお馴染みの、使いやすい特殊召喚効果と高い攻撃力を持った「フォトン」モンスター。
第9期仕様で「○○族/特殊召喚/効果」という表記のなされた特殊召喚モンスターカードの記念すべき第1号がこのパックのこのカードである。
ブレイドナイト
遊戯のライバル・
海馬瀬人の使った下級戦士族。
初出はVJの付録であり、現在は疾風の暗黒騎士ガイア同様BE02でパックイラストを飾っており、ウルトラレア。
切り込み隊長
使いやすい特殊召喚効果と攻撃制限効果を持ち、一時期は準制限カードになっていた事もある1枚。
BE02ではスーパーレアで収録されている。
マハー・ヴァイロ
スターターデッキ2014に入っているデーモンの斧を装備させる事で、攻撃力が3050にまで跳ね上がる。
シンプルな組み合わせでシンプルな力を得られる、初心者向けというこのパックのコンセプトに最も合致していると言えるモンスター。
魔導戦士 ブレイカー
アニメのネタでも有名な下級魔法使い族モンスター。
魔力カウンターを使って魔法・罠を除去できるという便利な効果を持っており、過去に2度も禁止カードに指定された事もある実力者。
久遠の魔術師ミラ
召喚する事で情報アドバンテージを得られる下級魔法使い族。攻撃力が高く、イラストの実用性も十分。
初収録のパックではノーマルレアであり入手し辛かった。
王立魔法図書館
溜めた魔力カウンターを取り除く事で、ドローできる効果を持つ。
図書館エクゾ等のお供に。
ホワイト・ホーンズ・ドラゴン
初出はVジャンプの付録カードであり、絶版の状態から再録された1枚。
あの青眼の白龍を「実戦では使えない観賞用のカード」と言い切れる程の強力なカード。
ストロング・ウィンド・ドラゴン
5D'sの主人公・遊星のライバル、ジャック・アトラスが使用した上級ドラゴン族。初出時はスーパーレアだった。
役立つメリット効果を3つも持っている。
下記のバイス・ドラゴンとは相性抜群。
バイス・ドラゴン
ジャックの使用カードとしても有名な、容易な特殊召喚効果を持ったレベル5のドラゴン族。
初出はプロモカードであり、入手し辛い時期が続いていた。
フォトン・スラッシャー等とはレベルや属性、種族の面で差別化し、リリースにシンクロ素材に、エクシーズ素材に役立てよう。
ドル・ドラ
かつてはテキストが違っており、ルールの都合上制限カードに指定されていた事もある1枚。
ルールの混乱を避けるためにも、このパックにて最新のテキストのものを入手しておきたい。
人造人間-サイコ・ショッカー
原作で城之内の主力としても活躍したモンスター。罠カードを完全に封じる効果を持っており、制限カードにまで指定されていた事も。
BE01でもウルトラレアであるなど、高レアリティでの収録が多かった。
第9期SECEにてサポートカードが登場している。
スケルエンジェル
ドローするリバース効果を持つモンスター。
構築済みデッキでの収録が多く、パックでの収録は初登場時以来であり、実に15年ぶりとなる。
名工 虎鉄
近年に登場した炎星と同じ属性・種族を持つ時代の先駆者。装備魔法をサーチするリバース効果を持つ。
便利な装備魔法サーチカードのアームズ・ホールが現在絶版なので、その代用として使い、足りないものを補う工夫を覚えよう。
ダンディライオン
VJ付録カードとして初登場した、便利なトークン生成効果を持つカードで、現在制限カード。
過去の再録時もノーマルレアであり入手難易度が高い1枚であったが、このパックのおかげで手に入れやすくなった。
このパックに付属のデッキカスタムガイドの05の裏面は、このカードの効果で生成される綿毛トークンとなっているので、使うのであれば是非入手しておこう。
最強の盾
アニメZEXALで主人公の九十九遊馬が使用した、戦士族専用の装備魔法。
攻撃と守備の両方に対応しており、攻守の合計の高いモンスターに装備させると強力なステータスを得られる。
バウンド・ワンド
遊馬が使った魔法使い用の装備魔法。
装備モンスターが相手に破壊されても蘇生させる事ができる。
ドラゴン・シールド
アニメZEXALのジンロンが使用した、ドラゴン使い必携の1枚。
ドラゴン族の戦闘・効果両方による破壊を防ぎ、戦闘によるダメージも防ぐ。相手にもダメージを与えられない点は気を付けたい。
このカードを使い、完全破壊耐性の強力さと、脆さを実感しよう。
相手フィールドの守備力が一番高いモンスターを破壊する、対象を取らない単体除去カード。
対象を取る効果への耐性を持つカードが増えている今、対象を取らない効果という点は評価できる。
近年は収録機会の少ないカードだったので、このパックで是非とも押さえておきたい。
打ち出の小槌
手札の任意のカードをデッキに戻し、その分だけデッキからドローし直すカード。
初登場はDP万丈目編のスーパーレアであり、絶版からの再録。
手札交換は一見すると便利なように感じられるが、実際にはどうであるのか、使ってみて確かめよう。
魔導師の力
自分フィールドの魔法・
罠カードの数だけ装備モンスターの攻守を上げる装備魔法。
手軽に高打点を叩き出せる便利さから制限カードに指定されていた時期もあり、BE01でもウルトラレアで収録されている。
マスタールール3の導入に伴うペンデュラムゾーンの追加のおかげで最大上昇値が上がり、最大3500ポイントの強化が可能となった。
一族の結束
種族統一デッキのお供。
スターターデッキ2014及びこのパックは戦士族、魔法使い族、ドラゴン族が中心となっているので、3種族のうち1つの種族に絞ったデッキを組んでみよう。
近年はテーマデッキが主流であり、種族が統一されたテーマもあるものの、強力なカードはテーマを指定したものが大半であるため、
テーマサポートより汎用性のある種族サポートの恩恵を体験できる良い機会となるだろう。
ライジング・エナジー
フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで1500アップさせる通常罠。
数値固定の汎用強化カードとしては最大級の強化値を誇るが、手札コストがあるのがネック。
マジシャンズ・サークル
「闘いの儀」で武藤遊戯が使用した、デッキから魔法使い族を呼び出す罠カード。初出はゲームソフト「NIGHTMARE TROUBADOUR」の付録カードだった。
人気の
ブラック・マジシャン・ガールのファンデッキを組む場合にもそのリクルート手段として役立つ。
相手のデッキに魔法使い族がいない場合、デッキを確認できる点も見逃せない。
竜の逆鱗
ドラゴン族に貫通効果を与える永続罠。
ストロング・ウィンド・ドラゴンのような貫通効果を、ドラゴン族全体に適用させられる。
魔法の筒
PREMIUM PACK 4で初登場し、全国発売前に制限カードに指定され、長らくその地位にあったカード。BE02ではシークレットレア収録。
相手の攻撃を無効にし、その攻撃モンスターの攻撃力分のダメージを与える。
不意に使ってやると、相手のペースを大きく乱す事ができるだろう。
スターターとこのパックを組み合わせるだけでは力不足な事も多いが、その中にあって貴重なダメージソースになりうる1枚。
時の機械-タイム・マシーン
攻略本の付属カードとして初登場し、その初期ならではの曖昧なテキストのまま長らく再録されない時期が続いていたカード。
戦闘破壊されたモンスター”1体”を蘇生させる効果を持ち、戦闘を介したコンボ等にも利用できる。
前述の通り初期のテキストが曖昧なので、是非このパックで最新テキスト版を入手しておこう。
仕込みマシンガン
相手の手札・フィールドのカード1枚につき200のダメージを与える通常罠。
1枚当たりのダメージは少な目だが、フィールドと手札の両方を参照するのは強力。
アドバンテージを稼ぎやすいデッキに対しては強力な一撃となるだろう。
以上の30枚が「カスカード」である。
確かに現在の環境で勝つ事ができるものは少ないかもしれない。
しかし、初心者にとって教材となりうるものや、新テキストとなった事で資料的価値のあるカードも存在している事を忘れてはならない。
初心者にとって勝利も重要な事ではあるが、それ以前に、カードの使い方や、過去に存在していたカードについて学ぶ事もまた重要である。
現在の一線級のデッキでは味わえないカードの運用法等も経験できる事だろう。
他のパックでは高レアリティで入手しづらいカードや、昔では入手しづらかったカードも収録されているのも利点である。
現在の上級者の中にも、かつてこのパックに収録されていたカードにお世話になった者も多い事だろう。
にも関わらず、既存プレイヤーの目線で価値を否定され続け、初心者にとってさえもこれらのカードが敬遠されるようになるのは悲しい事である。
実際のデュエルを見てみると、必ずしも勝つためのカードばかりではなく、このカードをどう活かすのか、と思うような珍しいカードが使われているのを見かける事がある。
そのような発想は、このパックの収録カードにような勝利から一歩遠ざかったカードから生まれ出るものかもしれない。
このパックのカードを使った(既存のプレイヤーは過去に使っていた)経験は、
決して無駄にはならず、今もデュエルに面白みを与え、より面白いものとしてくれる事だろう。
9スレ目 850 :名無しプレイヤー@手札いっぱい。@転載は禁止:2015/01/18(日) 12:55:58.42 ID:GAQBFyq50
最終更新:2018年08月21日 22:40