刻印の調停者




効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1200
(1):相手がカード名を1つ宣言して発動する効果を発動した時、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
カード名を1つ宣言する。
相手が宣言したカード名はこの効果で宣言したカード名になる。
(2):1ターンに1度、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 
次のターンのエンドフェイズにそのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。


現在唯一の「カード名を宣言して発動する効果」メタの能力を持つカード。
下級モンスターとして及第点の打点に加え、タイムラグこそあるものの普通に使っても2枚のカードを破壊(≒2アドを獲得)できる効果を持つそれなりに有能なカードだ。

多少の力不足は感じるとはいえこんなカードをわざわざ強引に評価?と思うかも知れないが、実は今回評価するのは別のカードだ
とあるカードとの組み合わせにより、元からそれなりのこのカードは真の力を発揮する。そのカードとは……

《クイズ/Question》
通常魔法
発動中、相手は墓地のカードを確認する事ができない。
相手プレイヤーは「クイズ」発動プレイヤーの
墓地の一番下にあるモンスター名を当てる。
当てた場合、そのカードをゲームから除外する。
ハズレの場合、そのカードは持ち主のフィールド上に特殊召喚される。

そう、《クイズ》だ
このカードの基礎的な紹介は省略して、このカードの隠された効果をこのカードのWikiより引用して紹介しよう。

『この特殊な制約により、相手が《D.D.クロウ》等をチェーンする場合、「墓地のカードを(対象にはせず)宣言する」という類を見ない処理を行う。』

なんと、「墓地のカードを対象に取る効果」「墓地のカード名を宣言して発動する効果」に置き換えるという《ヌメロン・ネットワーク》《Sin Territory》も真っ青の書き換え効果を持っているのだ。

この隠された効果により、クイズ発動中、《刻印の調停者》の効果のメタ範囲が「墓地のカードを対象に取る効果」にまで広がるのだ。

《刻印の調停者》の空前絶後の「カード名を宣言して発動する効果」メタ能力だが、意外と該当する効果を持っているカードは少なく、一万種近くあるOCGの中でも自身を含めたった17枚しか存在していない。

一方、「墓地のカードを対象に取る効果」は驚異の1135枚。およそ67倍である。
OCG全体の1割を超える大きな割合で、現代遊戯王おける墓地利用の普遍さを改めて実感させられる。

つまり、《クイズ》は《刻印の調停者》の力を1135/17=67倍に押し上げるのだ!
元々1枚で2アドを獲得できる力を67倍にするということは、たった2枚の消費で134アドを獲得できることに他ならない。

マスタールール2以降、最大でもメインエクストラ合わせて75枚しかカード使用できない遊戯王で134アドを獲得するのは勝ちと同義だ。

このように、《クイズ》は地味強い程度の《刻印の調停者》を最強クラスに押し上げる究極のサポートカードなのである。
16スレ目 327名も無き決闘者 (オッペケ Sr8b-uOmU)2019/05/09(木) 19:37:39.22ID:+iS27tJQr
  • タイムリーに刻印でめっちゃメタれる抹殺の指名者来てて吹いた
    • 指名者の活躍次第では日の目を見ることになりそう
  • クズスレ特有のガバガバアド計算すき

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最終更新:2020年01月24日 13:36