ソリテュード




通常モンスター
星3/地属性/獣戦士族/攻1050/守1000  
下半身がシカで、魂を吸うという大カマを持った獣戦士。 


3スレ目 653 : 名無しプレイヤー@手札いっぱい。 : 2010/04/09(金) 01:27:56 ID:sgTQ9Tir0

Vol.2で登場して以来一度も採録されず、また海外では未発売であるこのカード。名前すら聞いたこともない決闘者も少なくないことであろう。
一見地味なこのカードであるが、実はとんでもないスペックを秘めたカードなのである。

そもそもレベル3の獣戦士族通常モンスターは、何と二種類しか存在しない。選ばれし存在である。
また、もう一方の同条件モンスターである《マウンテン・ウォーリアー》と比較すると、完全に上位互換な存在であることがわかる。選ばれしものの中でも頂点に君臨しているのである。

ところで地属性獣戦士族の通常モンスターといえば、多くの決闘者はまず《ジェネティック・ワーウルフ》を思い浮かべるであろう。
あちらも多くのバニラサポートの恩恵を得られ、しかも攻撃力が2000と下級アタッカーとしては非常に優秀な数値を持つ。
だが守備力はどうであろうか?その数値差は一目瞭然、ソリテュードの方が1000も上回っているのである。
それだけではない。強力な獣戦士族サポートカードである《野性解放》を発動すれば、攻撃力ですらソリテュードの方が上回ってしまうのである。
さらにこのカードのレベルは3、つまり《魔の試着部屋》に対応しているのである。これはジェネティック・ワーウルフにはない利点と言えよう。
魔の試着部屋で二体揃えてしまえば、《銀嶺の巨神》などの強力なエクシーズモンスターを呼び出せ、また同じく地属性レベル3のチューナーモンスターである《チューン・ウォリアー》と並べれば、
《ナチュル・パルキオン》《XX-セイバー ガトムズ》といった強力なシンクロモンスターも呼び出せる。

次に攻撃力に注目してもらいたい。1050という微妙に半端な値である。しかしこの50というのが馬鹿にできない。
なんと、かつての環境で猛威を振るい規制された《甲虫装機 ダンセル》《神秘の代行者 アース》《魔界発現世行きデスガイド》といった強力なモンスターを一方的に戦闘破壊できるのである。
それだけにとどまらず、あまりに凶悪な効果故に禁止カードとなった《クリッター》や、強力すぎる能力を畏れられて昔から制限されている《封印されしエクゾディア》といったカードも、ソリテュードの鎌の前では赤子も同然なのである。
またこの微妙に半端な数値であるが、現環境の三強の一角である【ヴェルズ】と対峙した際、ダメージ計算が楽になるなどの利点もある。

昨今活躍した獣戦士族といえば【炎星】がいる。その中でもいわゆる【三軸炎星】は幾度となく結果を残してきた強力なデッキであろう。
感のいい決闘者はもうお気づきかもしれないが…そう、奇しくもソリテュードと同じレベル3の獣戦士族を中心としたデッキなのである。
このカードも例に漏れず各種炎舞のサポートを受けられ、また三軸炎星では必須カードである《炎星師-チョウテン》とシンクロすれば、
これまた三軸炎星必須の《炎星侯-ホウシン》《天狼王 ブルー・セイリオス》を出すことが出来る。
炎星にこのカードを忍ばせてみれば、意外な活躍が期待できるかもしれない。

ここで皆さんに、ソリテュードの強力な相方を紹介したいと思う。それがこちら。

《ライカン・スロープ》
儀式・効果モンスター
星6/地属性/獣戦士族/攻2400/守1800
「合成魔術」により降臨。 
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
自分の墓地に存在する通常モンスターの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。

属性、種族ともに共通しており、さらに通常モンスターに関する効果を持っている。まさに相方にはうってつけの存在である。
準制限に緩和されたのも記憶に新しい《高等儀式術》を使ってソリテュードを二体墓地に送れば、簡単に儀式召喚可能。
これでダイレクトアタックを決めるだけでも、バーンダメージを含めて2800と、初期ライフの三分の一以上を削ることが出来る。
さらにこのとき《一族の結束》を交えれば3600ダメージ
さらに《ガイアパワー》を発動すれば4100ダメージ
さらに《野性解放》を使えば5900ダメージ
ところでまだこの時点では召喚権が残っているのである。ここぞとばかりにソリテュードを召喚しよう。
一族の結束とガイアパワーの効果を受けたソリテュードの攻撃力は2350…もうお気づきであろう。
この二体のダイレクトアタックにより相手が受けるダメージは8250。
何と後攻ワンキルが可能なのである。しかも使用モンスターはソリテュードとライカン・スロープのみである。


ここまでソリテュードの秘められた潜在能力の数々を紹介してきたが、これだけではない。
微妙に間違えやすい名前アド。相手が「ソリチュード」などと言って来たらすかさずジャッジを呼ぼう。
パッと見悪魔族にも見える外見アド。暗黒界の門などで除外しても気づかれないかもしれない。
低めの知名度による視線誘導アド。相手がフレーバーテキストを確認している隙にリストバンドからカードを取り出そう。

ところで「ソリテュード」の意味は「孤独」という意味である。
最初に記したようにレベル3獣戦士バニラはほぼ孤独な存在である。
また、《リミット・リバース》や《ドラゴラド》等の効果範囲からわざと微妙に外れ、孤独感を体現している。

今までストレージの奥底で孤独に出番を待ちわびていたソリテュード。
しかしこのような利点が明かされた今、孤独とは無縁の存在になる日も近いのかもしれない。
その性能を危険視されて禁止カードとなり、孤独な存在へとなる可能性が無いとは断言できないが…
6スレ目 874:名無しプレイヤー@手札いっぱい。投稿日:2013/05/08 17:11:08  ID:1i3/0wXy0
  • なんだろう、凄く強い気がしてきた。
  • 初カキコで何の変哲もない通常モンスターを選択する辺り、ソリテュードに特別な思い入れでも有るのかな・・・?
    オオカミとシルバーフォングとホワイトタイガーを入れた【ラビットライカン高等狼】を作った事が有るけど、獣戦士統一で結束を使おうとは考えなかったわ
    今じゃ炎星でサポート豊富だし、崩しちゃったのを再考してみるかな
  • 確かに炎星で獣戦士サポートは増えたけど、獣or獣戦士族しか差が無くて他の要素(ステータス・イラストetc)が全て同じバニラだったらどっちが優秀なんだろうな
    パッと思いつくサポートが獣・獣戦士・鳥獣全体サポートばっかりだったから疑問に思ったけど…



最終更新:2018年07月13日 17:57