永続魔法
手札からレベル7以上のモンスター1体をデッキに加えてシャッフルした後、
カードを1枚ドローする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
上級を多用するデッキに付き物の事故を防止するために作られたと思われる手札交換カード。
しかし、効果を発動する為に上級を引かなければいけないので軽量化を使うために上級を多く投入しデッキを重くしなければならなくなる。
結果として本末転倒になってしまうため「《軽量化》を入れてデッキを軽量化するくらいなら、《軽量化》を抜いてデッキを軽量化しよう」という迷言を生み出される羽目になってしまった。
現在では上級をデッキに多数投入したヘビー級デッキでも実用的な物があるためそうとも言えなくなってきたが、レベル7~9にはこれより使いやすいドローソースが登場してしまった。
やはり、このカードをデッキから抜いてデッキを軽量化するぐらいしか役割は無いのだろうか?
デッキに戻すことに意味があるカードと言えばやはり【Sin】だろう。
フィールドに2体以上出せない為、過剰に引きすぎると邪魔になるしコストとなるモンスターを引いてしまうと困るのでなにかと噛み合いが良い。
ドローソースが現状存在しないレベル10主体のデッキと言えば【時械神】もある。
こちらも同様に引きすぎてもあまり意味がなく、戻しても巫女でデッキに触れるためこちらも相性が良い。
現在ではデッキは凄く選ぶがそこそこ使えるようになったと言えるだろう。
しかしこのカードが真の力を発揮していたのはOCGではない。
10年前に発売されていたDSのゲーム「遊戯王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008」である。
バグによりレベル7以上のモンスターをデッキに戻す処理をスキップすることが出来てしまう。
つまり軽量化の効果は以下の様になる。
《軽量化/Lighten the Load》
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに自分の手札にレベル7以上のモンスターが存在する時に発動できる。
手札からレベル7以上のモンスターを戻すことができる。
カードを1枚ドローする。
なんとノーコストの毎ターン使えるドローソースと化している。
カードごとに1ターンに1度なので3枚揃えれば毎ターン3枚ドローと言う驚異的なアドバンテージを叩き出す。
休息する剣闘獣、ディザーム、パリィも同様のバグが存在する為、全てノーコストとなっている。
特に休息する剣闘獣は1度に3枚ドローが可能になる。
これを利用したデッキが【剣闘獣ターボ】である。
ギミックは簡単で最上級剣闘獣1枚を含む剣闘獣を手札に2枚握った状態を作り軽量化と休息する剣闘獣のドローの暴力で押し切る。
手札に握る剣闘獣は引いても腐らない
ウェスパシアスがオススメだが、デッキに戻すという選択も取れるため
アウグストルでもいい。
休息する剣闘獣は
エクイテでも回収できるので毎ターン3ドローする権利を得る事が可能。
ディザーム、パリィもノーコストで撃てるためガンガンドローされまくった挙句、こちらの行動は無効化カウンターで何も通らないとやってられない状況が出来上がるだろう。
残念な事にWCS2008のゲーム自体ではエクイテと最上級剣闘獣が存在しないため上記のデッキはゲームでは再現できない。
WCS2008のゲームのルールで対戦する場合は是非ドローの暴力で押し切る剣闘獣を使って欲しい。
17スレ目 848名も無き決闘者 (ワッチョイ c626-f14Z)2019/12/15(日) 23:52:27.06ID:GnXMWShz0
- 流石遊戯王のゲームはバグだらけだな
- 滅びの爆裂疾風弾がほぼサンダーボルトだったゲームとかありましたね
- 正直この複雑なルールを何とか成立させているだけでも頑張ってると思う
- 確かに
タイミングを逃すとか対象とるとらないとか
確かに難しいよ
最終更新:2021年12月04日 13:10