紙を手に取る
一つだけ開いたドアから風が吹き込みまた紙がひらりひらりと飛んで行ってしまう
唯「あぁ、待ってよー」
やがて紙は椅子の背もたれに引っかかり止まる
唯「よいしょっと」
今度はしっかりとつかみ書かれた文字を見る

唯先輩と一緒になれますように 中野梓

え?っと疑問に思う
もう一度読み返しても目を擦ってもそこに書いてあるのは私の名前だった
誰かの悪戯なのか、でもここには誰も入ってきた形跡はないしそもそも字体があずにゃんである
今私には何ができるのか、つまり返事を出さないといけない
気付けば私は部室へ走っていた
またさっき来た道をかける
階段を上りドアを開ける
息がハァハァと切れていて心臓もバクバクと脈打つ
でも疲れたなんて思わない、だってそこには待望のあの人がいるのだから
梓「何してるんですか?」
あずにゃんが呆れた顔で問いかけている
今はどうにも言葉にできない
講堂へあずにゃんを引っ張っていく
手のひらから暖かいあずにゃんの体温

光のない講堂は暗くなっていている
梓「なんですか?練習しようと思ったのに」
唯「あずにゃん」
もう迷ったりしない、私はあずにゃんの気持ちを信じてみるよ
唯「あのねあずにゃん」
もう他の言葉なんていらない
唯「あずにゃんとお付き合いしたいです!」
意外と声が大きくなってしまい恥ずかしい
ゆっくりあずにゃんの顔を見る
意外と普通なようだ
梓「やっと気付いてくれましたか」
やれやれと言う感じでこちらを見てくる
梓「さっそく願い事、叶っちゃいましたね」
梓「お願いします、唯先輩」


  • な、なんかあっけない -- (あずにゃんラブ) 2014-01-03 00:01:48
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最終更新:2012年01月19日 00:08