梓「すっかり遅くなっちゃった」
梓「急いで帰らないと」
?「へい、そこの彼女」
梓「えっ」
?「私とアイス屋に行って良いことしない?」
梓「な、何やってるんですか?」
梓「唯先輩…」
?「わ、私は唯先輩じゃないよ、あずにゃん!」
梓「あずにゃん…」
?「あっ…」
梓「そんな変なサングラス外してくださいよ」パシッ
唯「ば、ばれちゃった」
梓「最初からバレバレですよ」
梓「それで何やってるんですか?」
唯「あずにゃんをナンパしに来ました」
梓「はぃ…?」
唯「今日は7月8日で7(ナン)8(パ)の日なんだよ」
梓「何ですかそれ…」
唯「という訳でアイス屋に行こう」
梓「何がという訳なのか分かりません」
唯「あずにゃん~つれない~」ダキッ
梓「いちいち抱きつかないでくださいよ」
梓「だいたい唯先輩はナンパの意味を知ってて使ってるんですか?」
唯「知ってるよ」
唯「気になる人に声をかけて誘そうんでしょ?」
唯「私の気になる人と言えばあずにゃんしかいないよ」スリスリ
梓「や、止めてください//(合ってるような間違ってるような…)」
唯「それじゃあアイス屋に行こう」
梓「何でアイス屋に行くんですか?」
唯「誘うと言ったらアイス屋しかないよ」
梓「アイス屋に誘うナンパの人なんて聞いた事がありませんよ」
唯「えー、じゃあ普通はどこに誘うの?」
梓「普通は食事に誘ったり…」
唯「食事に誘ったり?」
梓「ほ、ホテルに誘ったり//」
唯「ホテル?」
梓「はい…」
唯「じゃあ、あずにゃんホテルに行こう」
梓「な、何言ってるんですか!?」
唯「だってそれが普通何でしょ?」
梓「そうですけど…」
唯「それに前だって二人っきりで行った事があるから大丈夫だよ」
唯「行こう!」
梓「うっ…(この状態の唯先輩は止められない…)」
梓「分かりました」
梓「行きます」

梓「ところで唯先輩はいつからあそこにいたんですか?」
唯「うーん、あずにゃんと会う1時間ぐらい前かな」
梓「1時間もいたんですか…」
唯「えへへ、あずにゃんに上手く会えて良かったよ」
梓「…」
梓「唯先輩…ちょっと聞きたいんですが?」
唯「何?」
梓「待ってる間にナンパの日とか言って他の人に声をかけてないですよね?」
唯「ふぇ?」
梓「…」
唯「あずにゃん焼きもち?」
梓「なっ//」
梓「ち、違います//」
梓「知らない人に声をかけるのは良くないですからかけてたら止めるように言おうとしただけです」
唯「大丈夫だよ、あずにゃん」
唯「ナンパするのはあずにゃんだけだから」
梓「だから違います//!」

梓「さて無事に部屋が取れましたね」
唯「ダブルベッド!」
唯「これであずにゃんと一緒に寝るんだね」
梓「まあ、そうなりますね//」
唯「えへへ、じゃあ着替えちゃおう」ヌギヌギ
梓「ちょっと//」
唯「着替え完了~」
梓「(早い…)」
唯「あずにゃんも早くおいで」
梓「わ、分かりました」
梓「失礼します」
唯「あずにゃん~」ギュウ
梓「何ですか//」
唯「久しぶりのあずにゃん抱き枕だよ」

梓「そうですか…」
梓「…」
梓「…」
梓「大学楽しいですか?」
唯「うん、楽しいよ」
唯「前にも連絡したけど新しい友達も出来たから」
梓「そうですか…」
梓「…」
梓「また行っちゃうんですよね?」
唯「うん」
梓「…」
唯「あずにゃん?」
梓「…」
梓「ナンパが成功してホテルに来たら何をするか知ってますか?」
唯「…」
唯「何をするの?」
梓「知りたいですか?」
唯「教えて欲しいな、あずにゃん」
梓「良いんですか?」
唯「あずにゃんなら良いよ」
梓「それじゃあ…」


梓「zzz」
唯「私だけが寂しいと思ってたけどあずにゃんも寂しかったんだね」ナデナデ
唯「これから大変だと思うけど頑張ってね」
唯「あずにゃん部長
唯「またナンパしに来るから」
唯「お休み」
梓「(待ってますよ…)」
終わり


  • サングラスかけた唯w かっこ唯だろうなww でもバレバレwww -- (名無し) 2012-08-25 13:02:10
  • グラサン唯は夏フェスの唯で脳内補完した -- (名無しさん) 2013-08-01 19:39:12
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最終更新:2011年07月21日 20:26