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  ~ 私の好きな味 ~


 @みんなかえったあとのぶしつ!


唯「ねぇねぇあずにゃん
梓「何ですか?」
唯「明後日の日曜日ってヒマ?」
梓「えぇっと……まぁ、ヒマですね。特に予定も有りませんし」
唯「じゃぁ……ちょっとだけ……お願いが……あるんだけど……いいかなぁ?」
梓「お願い……ですか。まぁ、無理なことでなければ」
唯「ホント!?」
梓「えぇ。……で、何なんですか?」
唯「あのね、今度の曲で上手く弾けないところがあって……」
梓「あぁ、サビの終わりのところですね。良いですよ」
唯「あずにゃんありがと~。じゃぁ、お昼食べた後の……二時くらいでいい?」
梓「ハァ……まぁ、いいですけど」
唯「およ?なんであずにゃんため息つくの?」
梓「いえ、そこで『朝の十時!』とか言わないのが、唯先輩らしいなぁと思っただけです」
唯「えっと……もしかして呆れられた!?」
梓「もしかしないと思うんですけど……」
唯「あ、あのね、午前中はお部屋のお掃除とかして机とかもキレイにしてベッドメイクも完璧にしておく予定があるから無理なの!!」
梓「……最後のがイマイチよくわからないんですけど……」
唯「じ、じゃぁ明後日家で待ってるから!」

梓「あ……行っちゃった……。てゆーか……最後のベッドメイクって……ベッドメイクって……」


 @ひらさわけげんかん!!


唯「全部のお部屋掃除も終わったし、テーブルも机もキレイに拭いたし、ベッドもソファーもちゃんと調えた!あとは……そろそろかなぁ?」

 ピンポーン

唯「来たっ!はいはーい!!今開けますよー!!!」
梓「こ、こんにちは……」
唯「ん?どったのあずにゃん」
梓「あ、その、……唯先輩しかいない時にお邪魔するの、初めてなので……」
唯「なぁ~んだ。そんなの気にしなくてもいいよ~。さ、あがって~」
梓「えと、お邪魔、します……」


 @りびんぐ!!


唯「あずにゃん麦茶でいい~?」
梓「あ、はい」
唯「はいどーぞ」
梓「あ、ありがとうございます」
唯「……あずにゃんまだ緊張してるの?」
梓「え、ま、まぁ、すこし?」
唯「何故に疑問形!?」
梓「だって……二人きりなんて……」
唯「もぉ~、だからそんなの気にしなくてもいいってば~」
梓(そんな事言われたって……ベ、ベッドメイクとか言ってたし……い、一応何があってもいいようにしてきたけど……)
唯「うーん……あ、そうだ!」
梓「な、何ですか!?」
唯「ギターだよ!あずにゃん!」
梓「ギター……?あ゛!!」
唯「あずにゃんギター忘れてるじゃん……。さっきから何かおかしいと思ってたんだけど、今気づいたよ~」
梓「す、すみません……」
唯「あ、でも私のを交替で使えば大丈夫か。じゃぁちょっと待ってて、今持ってくるから」
梓「はい……お願いします……」


 れんしゅうちゅう@りびんぐ!!


梓「ここは……こんな感じに」

~♪

唯「ほほぅ」
梓「それで、次は……」

~♪

唯「なるほど……じゃぁ、やってみる」
梓「では……はい」
唯「ギー太おかえり~。では……」

~♪~♪

梓「凄いです!完璧ですよ!」
唯「えへへ~」
梓「流石です、唯先輩」
唯「あずにゃんの教え方が上手だからだよ~」
梓「でも……始めてから三十分も経ってないのにこれだけできるんですから、唯先輩のほうが凄いですよ」
唯「またまたぁ~、褒めたって何も出やしないよぉ~」
梓「クスッ……唯先輩、何でそんなおばちゃん口調なんですか?」
唯「エヘヘ、何となくだよぉ~。……あ、そうだ。あずにゃんちょっと待ってて」
梓「あ、はい」


 @ゆいのへや!!


唯「えぇ~っと」
 (たしか……ここらへんに……あっれ~)
 「おっかしいなぁ~」
 (たしかこの中に……あっ!)
 「あったぁぁぁぁーーーー!!!!」


 @りびんぐ!!


唯「あずにゃんただいま~!待たせてごめんね~」
梓「あ、おかえりなさい。てゆーかさっきの雄叫びは何だったんですか?」
唯「えぇ~?そんなに大声だった?」
梓「はい。リビングに響きわたってましたよ」
唯「むぅ、まさかボイトレの成果がこんな場面で出るとは……」

梓「……ボイトレなんてしてましたっけ」
唯「……わたくし、ウソを申しておりました」

梓「ハァ……。で、何で叫んでいたんですか?」
唯「あ、そうそう!あのですねぇ、実はコレを探していたんですよ~」
梓「……チュッパチャプス……ですか?」
唯「うん。この前買ったのが珍しい味だったから、あずにゃんにもあげようと思って。はいどーぞ……じゃなかった」
梓「?」
唯「えっと、今日はあずにゃんのお陰でギターの苦手なパートを克服することができました」
梓「いえ、それほどでも……」
唯「なので、ご褒美にこのアメちゃんを差し上げます。……はい、どーぞ」
梓「……もしかして、さっき素直に渡さなかったのって……これを言いたかったが為……ですか?」
唯「そだよ~。だってさぁ、折角のお礼なんだからちゃんと言ってから渡したいよ」
梓「そ、そうですか……ありがとうございます」
唯「どーいたしましてー」
梓「……『パープルアルゼンチン』……確かに珍しいですね」
唯「でしょぉ~?ねぇ、開けてみて。もっと驚くから」
梓「はぁ……って唯先輩、何をしているんですか?」
唯「……見ての通り、ソファーにイスを近づけてるんだけど」
梓「それは見ればわかりますよ。……な、なんですかこの『食べたらヤバいぞ』的な紫色は……」
唯「でも味は美味しいよ~。……んしょ、こんな感じかな?」
梓「そ、そうですか……。で、何がこんな感じなんですか?」
唯「えっとねぇ……あずにゃん、ここに座って~」
梓「ここですか?……はい、座りましたよ」
唯「んで、私は……ごろぉ~ん♪」
梓「……ソファーに寝転がるほど疲れたんですか?」
唯「んー、それもあるけどぉ……んしょ、……あぅ……届かない……。あずにゃ~ん、もうちょっと近くに来てぇ~」
梓「近くにですか?……よいしょっと。ここでどうですか?」
唯「ん、オッケーだよぉ~」
梓「で、なんでソファーに寝転がって、何が届かないんですか?」
唯「それはねぇ~、……こうするのですぉっと」
梓「ニャッ!!い、いきなり髪の毛引っ張らないでください!!」
唯「あ、ゴメンゴメン、ちょっとバランス崩しちゃった」
梓「もぉ……何なんですか?一体……」
唯「では改めて……こうするのです!」
梓「……すみません、意味がよくわからないんですけど……。あ、アメちゃんいただきますね」
唯「なめてなめて~、おいしいよぉ~♪……クルクルクルゥー」
梓「モキュ……ほんとら、ゆいひぇんはい、こえおいひいれふえ」
唯「でしょぉ~?……クルクルクルリン」
梓「ンプァ……見た目はこんななのに……てゆーかさっきからなんで私の髪の毛いじってるんですか?」
唯「クルンクルン……なんでって……クルクルン……あずにゃんの髪の毛サラサラで気持ちいいから……アミアミ」
梓「……あぁ、成る程。つまり私と唯先輩の位置関係というのは……」
唯「その通り!私がリラックス状態であずにゃんの髪の毛をいじるためのコンディショニングです!フンスッ」

梓「……それを言うのなら、ポジショニングだと思うんですけど……てかそれくらい言っていただければ何時でも構いませんよ」
唯「ホント!?」
梓「えぇ、まぁ。触る位なら……ですけど。あ、それとこれは唯先輩だけの特別ですからね!」
唯「えへへ~、ありがと~♪……アミアミ」
梓「アムッ……モキュ……」
唯「んしょ……アミアミ」
梓(……楽しそうだなぁ)
唯「んでもって……アミアミ」
梓(……あれ?唯先輩の胸元……あれって!!)
唯「ほいでもってぇ……ゴムマキマキ」
梓(み、水色の……ブラ……てかサイズ合ってないんじゃない!?浮いてる!見えそう!!)
唯「こっちを……アミアミ」
梓(うぁ……手の位置かえたから……余計に……)
唯「およ?あずにゃんどうしたの?……アミアミ」
梓(もうちょっと……もうちょっとで……)
唯「おーい、あずにゃんやーい……アミアミゴムマキマキ」
梓(あぁ!おしい!!もうちょっとなのに!)
唯「……あずにゃん!!」
梓「ふぁ!ふぁぃ!!」
唯「もぉ、どうしたの?急に黙り込んじゃって返事もしないし……」
梓「あ!ふいあふぇ……ンプッ……すみませんでした……」
唯「考え事?」
梓「あ、まぁ、そんな感じです……っていつの間か片方に三つ編みが二本も!?」
唯「いつの間にって……さっきからずっと編んでたよぉ」
梓「き、気付きませんでした……」
唯「……一体何を考えてたの?」
梓「何をって……あ、その、えっと、た、大したこと、じゃ、ありません、はい、ホントに」

唯「ならいいんだけど……。あ、そうだ。ねぇあずにゃん、アメちゃん私にもちょうだ~い♪」
梓「そう言われても……これしかありませんよ。てゆーかこれ唯先輩が持ってきたんじゃないですか。部屋にあるんじゃないんですか?」
唯「そうなんだけど……なんか、今すぐ舐めたいなぁ~って」
梓「はぁ、そうですか……。じゃぁ、これでよければどうぞ」
唯「ありがとー♪いっただっきまーす……アムッ」
梓(ハッ!!わ、私がずっと舐めていたアメちゃんが唯先輩の口の中に!?)
唯「モキュモキュ……おいひぃ~♪」
梓(あぁ……唯先輩が私の唾液付きのアメちゃんをおいしいって言ってる……)
唯「モキュモキュ……ンプァ……はぁ~、おいしかったぁ~。あずにゃんありがと~。はいどーぞ」
梓「あ、ど、どういたしまして!」
唯「では、私は三本目に挑戦します!フンスッ」
梓「三本目ですか……まぁ、いいですけど……アムッ」
唯「あみあみ~♪」
梓(はふぅ……口の中で……唯先輩の唾液と……私の唾液が……絡まり合う……)
唯「むぅ……三本目ともなると少々手強いですなぁ~」
梓(……そういえば……最近してないなぁ)
唯「あずにゃ~ん、ちょっとだけ下向いてもらえる?」
梓(下!?そ、そんなことしたら……ってもしかして誘ってる!?)
唯「あずにゃ~ん?」
梓(……ふっふっふ、その手には乗りませんよぉ~。今回は唯先輩がおねだりしてくる番です!!)
唯「ねぇ、あずにゃんどうしたの?もしかしてまた考え事中?」
梓「あ、すみません。考え事というか……その……」
唯「?」
梓「……今日は水色なんですね」
唯「……水……色……?えぇ~っと……あぁっ!!!も、もぉ……あずにゃんのエッチ……」
梓「エ、エッチって……そんな服着て寝転がってたら見えるのは当然じゃないですか」
唯「そ、そっか……全然気がつかなかったよ」
梓「……はい!?今……なんと?」
唯「だから……あずにゃんにブラ見せつけてるなんて……思わなかったのぉ」
梓(な、なんですとぉ!?)
唯「あ、そっか。それであずにゃん私が呼んでも返事しなかったんだ……私のブラに集中しすぎて」
梓「そ、そんな事は!」

唯「……あるでしょ?」
梓「……はい」

唯「んもぉ……まだお天道さんが明るいってのにこの子ったら……」
梓「ちょ、ちょっと待ってください!エッチがしたいだなんて、私一言も言って無いじゃないですか!!」
唯「……ホントに?」
梓「……はい!」
唯「ふぅ~ん……あ、そうだ。また舐めたくなっちゃったからぁ、アメちゃんちょうだ~い♪」
梓「なっ!!」
唯「ね~え~、いいでしょぉ~」
梓「そ、そんな……」
唯「……隙ありっ!!」
梓「あぁっ!!」
唯「えへへ~。……あずにゃんが舐めてたアメちゃん……いま……私が舐めてあげるからね……」
梓「な、なんでそんな口調!?」
唯「ペロッ……おいしぃ……お口の中に……いれちゃお……」
梓「ず、ずるいです……よぉ……」
唯「アムッ……ふぁ……お口の中が……ハァ……あずにゃんの……味で……いっぱい……だよぉ……ハァ……」
梓「……」
唯「チュパ……クチュ……ンプァ……ハァ……はい……あずにゃん……」
梓「ハァ……ハァ……」
唯「フフッ……あずにゃん……あーんして……」
梓「ハァ……ハァ……あーん……アムッ」
唯「私の味……する……?」
梓「チュプ……チュム……ムチュ……」
唯「……ねぇ、あずにゃん……」
梓「ンムゥ……プァ……ペロッ……」
唯「こっちの……味も……好きなんじゃなぁい……?」
梓「!!!」
唯「ちがうの……かなぁ……?」
梓(そんな!ブラが丸見え……だけじゃない!その中まで……!?)

唯「ねぇ……あ・ず・にゃん」
梓(味わいたい……今すぐに……唯先輩の……全てを……味わいたい!!!!!)

唯「んふっ……どうしたのぉ?」
梓「ハァ……ハァ……ゆ……ゆい、せんぱい……」
唯「なぁ~にぃ……?」
梓「も、もう……ハァ……ガマンの……ンクッ……限界です!!」

唯「じゃぁ……どうする……の……?」

梓「決まってるじゃないですか……全てを!!!!いただきますっっっっっ!!!!」


唯「クスッ……たんと味わいなさい……私の可愛いオオカミちゃん……♪」




おわれ


  • 続き待ってますよ -- (名無しさん) 2012-01-08 23:36:49
  • さすが唯先輩。策士です -- (名無しさん) 2012-04-24 01:23:52
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最終更新:2012年06月27日 05:43