380 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/12/05(土) 09:37:05 ID:buuhBdvf
在学中は特に何も無いんだけど
数年振りの再会で意識しちゃったりとか
同窓会
五年振りに会った軽音部のみんなは立派な「大人」になってて
特に唯先輩(平沢さん、って呼んだほうがいいのかな)は髪を伸ばして
あの頃の子供っぽさはどこへ行ったのかと言いたくなるほど、綺麗になってて
あの時と比べても、背もほとんど伸びてないし、全然成長してない自分が恥ずかしくなるくらいに、、
三人が酔いつぶれて寝息を(一人はいびきを)立てていても
私たちの会話は終わらない
過ぎた時間を、取り戻すように
思い出を紐解いていく
そして、その時が来る
「私、あの頃
あずにゃんの事好きだったんだよぉ。うぅん、ほんとはあの頃だけじゃなくて・・・」
五年越しに始まる。私達のお話
【上記からの派生】
唯先輩にそんなことを言われて、私は不覚にもドキッとしてしまう。
いけない。こんな気持ちになっちゃ…
梓「な…なに言ってるんですか。悪ふざけが過ぎますよ」
唯「悪ふざけなんかじゃないよ?私は本気だよ」
梓「本気って…」
唯「その証拠に…えいっ」
梓「きゃっ…?」
私は唯先輩に押し倒されていた。覆い被さるように抱きつく先輩は、あの頃と変わらない微笑みを私に向けた。
唯「えへへ…♪あずにゃんいい匂いがするね。香水かな?」
梓「は、離れてください…!こんなことしちゃダメです!」
唯「なんでー?私、あずにゃんのこと好きって言ったでしょ?」
梓「そういうことを言ってるんじゃなくて…」
唯「ねぇ、あずにゃん?」
梓「…なんですか」
唯「あずにゃんて、彼氏いるの?」
梓「いるように見えますか?」
唯「あ、いないんだ。もてそうなのに」
梓「ほっといてくださいよ…そういう先輩はどうなんですか」
唯「いるわけないでしょ?私はあずにゃん一筋なんだから」
梓「…そういうこと臆面もなく言うの、どうかと思います」
唯「だから今、すごく幸せなんだよ。あずにゃんとこうしていられるの」
梓「あっ……」
唯先輩は体を動かすと、私の頭を抱えるように胸の中に抱き寄せて、足と足を絡ませた。
先輩の胸は、5年前より豊かになり、その腰も女性らしくなっていて…色っぽさを感じてしまう。
そっか、唯先輩はもう高校生じゃない。大人なんだ…
私は何も言わずに唯先輩の手を握った。
正直今は、何も言えないから…これが私の返事だ。
唯「えっと…オッケーってことで、いいのかな?」
梓「……」コク
唯「えへへ…ありがとう。うれしいよ」
梓「……そうですか」
唯「ごめんね、もうちょいちゃんとした告白すればよかったかな」梓「いえ…先輩らしくていいと思います」
唯「そ、そう?…ねぇ、梓?」
先輩は私を真っ直ぐに見据えて、私の名前を呼んだ。
その響きに、胸がむずむずして、嬉しくて、恥ずかしくて…すごく幸せな気持ちになる。
梓「はい?」
唯「
愛してるよ」
梓「……わ、私も…愛してます」唯「ありがとっ!へへっ♪」
梓「……」コク
おわり
- 二人の愛は永久に -- (あずにゃんラブ) 2013-01-21 02:17:52
最終更新:2009年12月07日 04:21