梓「唯先輩、どこですか!!?」
梓「唯先輩!!」
梓「唯先輩!」バサッ
梓「夢…?」
梓「良かった…」
梓「唯先輩!」ギュッ
唯「ふぇ?」
梓「ご、ごめんなさい。起こしちゃいましたか?」
唯「ううん、大丈夫」
唯「あれ?あずにゃん泣いてるの?」
梓「えっ…?その…」
唯「大丈夫だよ。何があったか言ってみて」
梓「ゆ、唯先輩がいなくなる夢を見てしまって」
梓「それで私…私…」
唯「そっか…」
唯「えへへ~大丈夫だよ」
唯「私はここにいるからね」
梓「唯先輩…」
唯「……私もね。少し前に見ちゃったんだ」
唯「あずにゃんがいなくなっちゃった夢」
梓「えっ!?」
唯「ずっと走りながら探してた」
唯「あずにゃん、あずにゃんって呼んでたのにあずにゃんが出てこなくて…」
唯「寂しくて何か変になりそうだった」
唯「でもその時に声が聞こえたんだ」
唯「起きてください唯先輩って」
唯「それを聞いた瞬間パッと目が開いて」
唯「えへへ、目の前にあずにゃんがいたんだ」
唯「思わずあずにゃんに抱きついちゃった」
梓「(だからあの時…)」
唯「あずにゃん」
唯「どんなに悲しい事でも辛い事でも夢は夢だよ」
唯「現実じゃないよ」
梓「唯先輩…」
唯「それに私はあずにゃんの前から消えたりしないよ」
唯「…あずにゃんも私の前から消えたりしないよね?」
梓「あ、当たり前です!」
唯「なら絶対大丈夫だよ」ニコッ
梓「…そうですね。そうですよね」
唯「うん、うん」
唯「あずにゃん、私なんだかお腹すいちゃった」
梓「少し早いですけど朝ごはんにしましょうか」
唯「うん!あずにゃん特製のお味噌汁も作ってね?」
梓「はいはい」
終わり
- 2人が約束すれば離れる事はない! -- (あずにゃんラブ) 2013-12-29 02:03:03
最終更新:2011年11月15日 00:46