梓「唯先輩何してるんですか?」
唯「お月様を見てるんだよ」
唯「今日はね。スーパームーン何だってスーパームーン」
唯「いつもよりお月様が明るく大きく見えるんだよ」
梓「へぇー、唯先輩良く知ってましたね」
唯「えへへ、さっきTVでやってたんだ」
梓「…そんな事だと思いました」
唯「まあまああずにゃん」
唯「立ってるのも何だからこっちに座りんしゃい」
梓「あ、はい…」
唯「………」
唯「どうしたの?あずにゃん」
梓「あ、いえ…」
梓「隣、お邪魔しますね」
唯「うん」
梓「…静かですね」
唯「そうだね」
唯「こんなに静か何て珍しいかも」
梓「……」
唯「ん?」
梓「月が…月が綺麗ですね」
唯「うん…綺麗だね」
梓「月ってこんなに綺麗何ですよね」
梓「身近に見ていながらなかなか気付いていませんでした」
唯「私もだよ」
梓「できる事ならいつまでも見ていたいです」
梓「ずっとずっと身近で」
梓「できる事なら……」
梓「あ、いえ何でもありません」
唯「あずにゃん」
梓「はい…」
唯「お月様は無理でも私ならあずにゃんの身近にいてあげられるよ」
梓「えっ」
唯「月はね。自分で光を発せられないんだって」
唯「こんなに綺麗に輝いて見れるのは太陽の光を受けてるからなんだよ」
唯「私がギターとか上手くなったのはあずにゃんという太陽に照らされたからなんだよ」
唯「ずっと身近にいるから唯という月を照らして欲しいなー」
梓「…………プッ」
唯「あずにゃん!?」
梓「何ですかそれ…」
唯「あず…にゃん?」
梓「…ずっとですよ」
梓「ずっとずっと身近にいてくれますか?」
唯「…もちろんだよ!!」
梓「約束ですからね」
唯「その変わり…」
梓「唯先輩という月をずっと照らしてあげます」
唯「うん!」
梓「…なので明日からギターの練習を厳しくしていきます」
唯「えっ」
梓「当然です。唯先輩はもっと練習して輝いて貰わないと困りますから」
梓「私の光をどんどん照らされてください」
唯「そ、そんな~」
梓「…ふふっ」
終わり
- いいね -- (あずにゃんラブ) 2014-01-08 02:50:24
- 途中、カッコ唯だったな -- (名無しさん) 2014-04-24 22:16:57
最終更新:2012年06月13日 22:34