私には大切な人がいる。
愛しの愛しの平沢唯さん――――――――――
改まって呼んでみると、ちょっと照れくさい。
私達の関係は、恋人というか・・・ベストパートナーと言うべきかな。
彼女は、私の事を毎日のように愛してくれる。
無抵抗なのを良い事に、毎日のようにスキンシップを迫ってくる。
でも、そんなちょっと激しめのスキンシップでも、彼女が私に触れてきてくれる事が凄く嬉しい。
私は、彼女と出逢えて本当に良かったと思っている。
だけど・・・私には悩みが一つある。
それは・・・彼女が二股をかけているんじゃないかという事・・・。
信じたくはないけど・・・私、見たんです。
他の女にも、私と同じようなスキンシップをしている所を・・・。
しかも、相手は嫌がる素振りを見せつつも、ちょっと喜んでいたり・・・。
文句の一つでも言ってやりたかったけれど、私はグッと堪えた。
だって・・・私は彼女を信じているから・・・。
彼女の中で、一番なのは私であると信じているから・・・。
それに・・・もしかしたら見間違いかもしれないし・・・。
パートナーの事で悩んでいるのは私だけではなかった。
「私は長い間・・・連れ添っている友達というかパートナーが居るんですけど、彼女から最近悩みを聞くんですよね」
「宜しければ、その悩みとやらを教えていただけますか?」
「平沢唯さんという方から、毎日のように激しいスキンシップを求められていると・・・」
「えっ・・・!?」
「何か、毎日のように愛してると言われたり、キスを迫られたりしているみたいなんです・・・」
「そ、そんな・・・」
「でも・・・そうは言ってるんですが、あまり悩んでいる様子も無く・・・むしろ、喜んでいるんですよ」
私は絶句してしまった。彼女は確実に浮気をしている・・・。
今まで、ずっと彼女を信じていたのに・・・。
彼女にとって、私は何なんだろう・・・。ずっと本命だと思ってたのに・・・遊びだったの・・・?
そんな告白をされたから、私は彼女の為に尽くしていこうと思ったのに・・・。
毎日、色々な服を着させられたり、添い寝までさせられた・・・だけど、それは彼女の愛情表現だと思ってたのに・・・。
でも・・・やっぱり私は彼女を諦める事はできない。
彼女をもう一度振り向かせる為に・・・彼女の愛を確かめるために・・・。
あなたがその気なら、私も手段は選ばない。強硬手段です。
「私達のお互いのパートナーは、どうやら愛し合ってしまっているようです・・・。私達もそういう関係になってみませんか」
「えっ・・・そ、そんないきなり・・・」
「良いじゃないですか・・・」
私は、浮気相手の彼女にそっと寄り添った。まだ深い関係ではないが、浮気一歩手前と言ったところかな。
でも、これで彼女が嫉妬でもしてくれれば、私はそれで良い――――――――――
「見てみて!ギー太がむったんに寄り添ったよ♪・・・私達みたいだね、
あずにゃん!」
「そうなんですか?って、そろそろ離れてくださいよ」
「あずにゃん、
愛してる~!むちゅちゅ~♪」
「わー!毎日毎日キスを要求してこないでください///」
「唯さん・・・」
END
- ギー太www -- (名無しさん) 2012-11-20 00:19:42
最終更新:2010年10月10日 17:38