100万人の遊牧民族をまとめ上げたランスがハーンに就任
大軍がレーベに侵攻し、
小笠原祥子とその麾下の精鋭も籠城を余儀なくされる
防衛計画と防衛網を構築して在ったんで安泰の筈が、難民が雪崩れ込んできた
買い貯めていたマジック
アイテムやかき集めた魔法使い+航空竜騎兵の
ブレス攻撃
火薬や油、魔法、召喚生物、ゴーレム火攻め
手段を選ばず焦土作戦じみた手も使って、油断したランス軍に一気に反撃。39万人を討ち取る
勝利と引き換えに、レーベは大きく力を落とした
先祖代々、貯め込んできた財貨とマジックアイテム、魔力を失った
ランスの精鋭は無傷で騎馬民族も中核は残ったが、戦争は精鋭だけではできない。出来なくもないけど、盾に出来る雑兵を失い過ぎた
ランスであっても、回復には数年かかるだろう……が、ランスなので、他所を征服して、また兵力を吸収する恐れもある。
レーベは、国王軍と戦う切り札を喪失
ランスは、中原に侵出する力を喪失
ランスにビビった北大陸の連中がレーベ中心に大団結した。
各地から、飛竜や竜にリザードマンまで集合して、焦土戦術+増殖型アンデッドまで使用。
不死によって滅びた都市や、大魔法で魔界に繋がったマナの穴、滅亡した魔法都市
制御不能のドラゴンゾンビの群れ。各地を荒らし回る飛竜乗りやワイバーンライダー、竜騎士や騎馬民族
無数の冒険の種が生まれた
小笠原は博物館の竜の標本でドラゴンゾンビの群れを製造した
で、こいつらが腐敗病ブレスをまき散らして騎馬軍団に襲い掛かった。
ランス(個人)は平気で蹴散らしたんだが、軍団は疫病で壊滅。
これが今も北大陸の平原を数百、数千のオーダーでうろついている。
小笠原祥子の命令で探索した冒険者が竜の墓場を見つけ出して、呪詛をばら撒いた
生きては帰ってこなかったんで、墓場が何処にあるかは分からない。
殆どが下位の竜だが、中にはヤバい魔導を修めたドラゴンやら、支配者級ドラゴンのゾンビも
生者への憎悪と渇望に突き動かされながら、自我を持って彷徨い始めている
墓場が何処にあるかは分からない。呪詛も、どんなものかよく分かってない。
どうやったら解除できるかも分からない。
竜騎士たちも流石にレーベを襲わない。数百、数千のドラゴンゾンビ嗾けられたら、文字通りに絶滅する。
祥子さまは、狂気の大君主扱い。
小笠原祥子の名を聞いただけで、恐怖で口から臓腑を吐いて死ぬ奴がいる。
アルル・ナジャが高名な冒険者【炎の魔女】火々里綾火を雇って送り込んだ。
ドラゴンゾンビを狩りながら、竜の墓場の探索を行うだろう。
蘇生すら可能なアクア様がドラゴンゾンビを狩りまくり始めた
相性からして、天子以上のアンデッドの天敵
アンデッドである限り、相当の力の差があってもひっくり返される
アリアハン王国が最初に彼女の存在に気づく
薔薇の12騎士は、不眠不休で不死ドラゴンを狩っている。ランスも討伐に動いている
ドラゴンゾンビが疫病ばら撒きながら、町や村を襲う
増殖型不死やら、魔法陣で召喚した使い魔、実験で凶暴化させた魔獣。
濃厚になった瘴気や魔素で新たに生まれた不死や魔物。
大魔術で開いた魔界への穴からやってくる怪物。
マナの変動やらなんやらで、広大な北部全域にこの先、千年以上に渡って災厄を解き放った
既存の秩序や王国が幾つも崩壊して、騎馬民族やら竜騎士団やらが暴れ回る戦国時代に突入した
小型竜を駆る民族やらが数千、数万単位で襲い掛かり、総力を挙げてそれを迎え撃つ幾つかの大国。
人間や亜人の被害は億単位
最終更新:2025年07月16日 05:04