有賀の復讐

  • 発端
怪しい男が炭治郎の名を呟きながら寺を窺っていた。佐原が目撃
炭治郎は佐原に銭を与えて調べてもらう

  • 聞き込み
長谷川から怪しい男が浪人ではなく地元人だろうと話を聞く
平戸から少し遠い町で、買った女郎を酷く痛めつけ、悲鳴を聞いて駆けつけた男衆が犠牲になる
女郎屋の男衆二人と用心棒。それに後を追った地元のヤクザに剣術先生二人。合計で8人が斬られた
ちょいと気になったんで安宿やら、道場やらを回ってみたんだが、平戸のどこにも泊まってねえ。
其れらしいやつを見たっていうやつは何人かいたがね。
するとやつは、この平戸に顔見知りがいるか、家を持ってるのか。とにかく、よそ者じゃねえってことになる
二十の半ばから三十手前。地元の出なら、地元の剣術使いが詳しいかも

  • 正体
不気味な男が佐原の前に現れる。渋凛とマチが居合わせたために、佐原は無事
不気味な男は直後に脇山に襲撃されて4ヶ月行動不明。炭治郎とは別に、殺したい本命がいることを匂わせる

数ヶ月後、ハクオロと共に不気味な男に直接会う。男は随分と前に追放された有賀キル子の兄だった
有賀は炭治郎に互いに手出し無用の約定を結ばせてから、炭治郎と戦う前に木手流のコロ助と勉三に果たし合いを申し込むと宣言
有賀の仕込みで、偶然を装ってその場に乱入した瓦版書きの山岡が、妹の敵討ちだ、逃げは許されないと煽る
立腹したハクオロが自分に解決を任せろ、と炭治郎に了解を取り、姿を消す

  • 決着
決闘の日、有賀の仕込みで集められ、扇動された民衆は、木手流の2人は数で囲んで女を殺した卑怯者だと野次る
動揺する2人。そこにハクオロが駆けつけ、有賀に殺された人間の縁者の女性を連れてくる
その縁者の助太刀として、薫と大河も現れる(彼女を門人にした事にして、門弟の助っ人・女の仇として助太刀の大義名分にする)

ハクオロの策。狡猾な有賀に時間を与えないよう、不意打ちして決闘に持ち込み、
逃げられない場でそのまま大河と薫が助太刀に名乗りを上げる

女性は有賀と対決して斬られるが、落ち着きを取り戻して有賀の剣を見きったコロ助と勉三が、有賀を討つ
有賀は苦しんで死亡。女性は親身になって世話してくれたハクオロの腕の中で息絶える

  • 備考
有賀は殺人狂で、木手流の2人を殺したら、炭治郎との決闘から逃げる可能性もあった。逃げて失う名誉もない
炭治郎に互いに手を出さないと約束させたことで、炭治郎の友人や秋山道場の人間は木手流に加勢できなくなった
また山岡を引き入れ、有賀が闇討ちや変死したら、木手流の仕業と書き立てて名誉を貶めると脅す

山岡は自分の本位の人間
情報を自分に都合良く加工して、民衆を無責任に煽り、都合が悪くなれば逆に有賀を貶める記事を節操なく書く

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最終更新:2019年09月12日 21:27